すべての十勝豚丼の基準となるお店
そもそも豚丼とは十勝地方の名物の一つであり、甘辛いタレに漬けこんだ豚肉を焼いた料理であって、BSE牛肉騒動以降散見される牛丼チェーン店にあった「牛丼風豚丼」とは、全く違うものになります。
そのため、“十勝風豚丼”、”すき焼き風豚丼”などとそれぞれ区別して呼ばれることもあります。
ここ最近は一部牛丼チェーン店では十勝風豚丼も出されてますが、あれで「十勝」を名乗られてもなぁ(´・ω・`)
さて、そんな十勝豚丼の元祖と言われているお店が「ぱんちょう」です。
堂々と「元祖」を名乗るぱんちょうは十勝豚丼店の中でもダントツの知名度で、行列必須の有名店です。
そんな有名店だからの宿命なのか、ライダーからも悪い評判をちらほら聞いたことがあります。
まぁ悪い評判って言っても「○○店の方がうまい」とか「行列並んで食うほどでもない」とかそんな程度ですけど、せっかくの有名店であり、元祖豚丼の店。
そうとくれば評判を聞いて敬遠するよりは、一度自分の口で真偽を確かめてみたいものですね。
9月の平日昼頃でしたが店の外に5人ほど並んでいる状態。 15分くらい待って4人がけのテーブル席に相席で案内されました。 店内は少々狭いのでゆっくりするお店って感じではないですね。
豚丼(松)と味噌汁を注文。
通常、“松竹梅”は松>竹>梅とランクが変わりますが、ぱんちょうは梅>竹>松と正反対です。
つまり一番サイズの小さい松で、一口弱の豚肉5枚程度。 松だと全体的な量は、男性としてはちょっと物足りないと感じるかな?
しかしながら、甘辛いタレがしっかりとしみこんだ豚肉は、炭火で焼いているのでやわらかくて美味しかったです。
結果的に、期待していた以上に美味しかったので大変満足。
ただ、やはり行列必須なのと、テーブル席のみなので相席になるため、ゆっくりできないのはちょっと難点ですね。 お昼時を外して行くと空いてるかも?
初めて帯広で豚丼を食べる人、まだぱんちょうに行ったことの無い人は1度は食べてみることをオススメします。
この店の味を基準として他のお店の豚丼と食べ比べてみると、違いがわかると思います。
住所:北海道帯広市西一条南11-19
・JR帯広駅北口ロータリー前
料金:松900円(2019年2月確認)他
バイク駐輪場:無し。
・帯広市帯広中央駐車場にバイクも停められるそうです(最初の30分無料,以後100円/30分)。2017年8月追記:老朽化の為閉鎖しました。
あとは帯広駅南に某大型商業施設があるが・・・
営業時間:11:00~19:00
定休日:月曜、第1,3週火曜日
参考HP:食べログ/ぱんちょう
【訪問時期:2010年9月/最終更新:2019年4月】