【撮】　納沙布岬/北方館　★★★★★　【根室市】

日本最東端から歯舞群島を望む

　納沙布岬は根室市街から20㎞ほど走ったところにある根室半島先端、北方領土を除くと日本最東端の岬になります。
位置は東経145°49′、北緯43°22′。　日本領土最西端の与那国島との時差は約1時間にもなります。

　北方四島の一つである歯舞群島と納沙布岬はわずか3.5㎞ほどしか離れてなく、天気のいい日には歯舞群島一部を見ることができます。

納沙布灯台方面

納沙布岬灯台ここからの日の出がものすごく綺麗です。

　気象条件がよければ、見たこと無いくらい大きな太陽が昇ってくるそうです。
　日本最東端からの日の出だから日本で一番早く日の出を拝める場所！　　と、思いきや、緯度の関係で日本一ではないとの事です。

　ちなみに納沙布灯台のすぐがけ下、画像中央下の岩のような部分は、座礁して放置されたままのロシア船で、今もその残骸が残っています。

　納沙布岬の同じ敷地内に、北方領土についての資料館北方館(ほっぽうかん)があります。　この北方館で、「北方領土視察証明書」がもらえます。更にタイミングがいいと現地では有名?な｢返せ!北方領土!｣のフラッグがもらえます。フラッグに関してはライダー限定だったかな？よく覚えてませんが・・・

｢四島のかけはし｣と｢祈りの火｣　晴れていれば北方四島の歯舞群島や国後島が間近に見ることが出来ます。

　それだけに、納沙布岬には北方領土返還を訴えかける石碑や案内表示が多く、北方館の内容もかなり強い口調で領土問題について解説されています。

　そういった北方領土について詳しく説明されている上に、納沙布岬の景色は宗谷岬以上に最果て感があるのでぜひ時間をかけて散策してもらいたい場所です。　周辺は霧が多くて景色が見えないときもありますが、見えたときの風景は感動もの。