名古屋駅直結の展望スペースや再開発が進んでる栄の夜景スポットまで
高さ200m超えの高層ビルが摩天楼のようにそびえ立つ名古屋駅。
そして名古屋テレビ塔でおなじみながらも、近年再開発が進んで高層ビルが建ち始めている栄周辺には、有料で観賞できる展望台がいくつか点在しています。
例えば名古屋一高いビルで高さ約247mのミッドランドスクエア最上階・屋上展望台は平日1000円より、高さ180mの名古屋テレビ塔展望台は1300円と、まぁまぁな価格設定となっております。
ですが、わざわざお金を出すほどでもないけど、ちょっと高いところから名古屋の景色を見てみたい…って人のために、名古屋駅と栄周辺の無料で見学できる展望スポットを探してきましたので紹介していきます。
ちなみに、他にも東京周辺をメインに無料展望台シリーズを紹介しているので、良ければ参考にしてください。
【JRセントラルタワーズ15階 スカイストリート】12階~15階から名古屋駅前の景色を一望
まずは名古屋の玄関口、そして名古屋を代表する高層ビルである名古屋駅ビル「JRセントラルタワーズ」内の展望スポットから紹介。
高さ約245m(オフィス棟)にもなるJRセントラルタワーズにはかつて、最上階に有料の展望室があってワタクシも若かりし頃行ったことがありましたが、どうやら2005年頃に閉鎖されてしまったんですね。 20年以上経って今、ようやく知りました(笑)
で、現在はちょっとした展望スポットとして15階のスカイストリートがあり、そのほか中層階として12階レストラン街・13階タワーズプラザなどにちょっとした展望スペースが設けられています。
一般的なアクセスとしてはJR名古屋駅構内の有名な待ち合わせスポット、金時計のすぐ近くにあるエスカレータを登り右に進むと、12~15階直結のエレベーターホールがあるので、そちらに乗って15階まで行きます。
セントラルタワーズ15階スカイストリート。
この階は隣接するゲートタワーのスカイストリートと接続する形で、ガラス張りの展望スペースが広がっています。
景色としては名古屋駅前道路となる桜通りを真正面に、名古屋駅の摩天楼を象徴するミッドランドスクエアや大名古屋ビルヂングなどの高層ビルが間近に見え、高層ビル街の名古屋駅を象徴する景色を観賞できます。
そんな高層ビルの奥の方からは栄の新スポット「ランドマーク栄」の姿も。
ただ、あくまでゲートタワーとの連絡通路と言う要素が強いからか、館内はとても明るく、写真を撮るとなると館内の映り込みが激しいので、夜景写真を撮りたいという方には不向きかと思います。
手すりから窓までやや距離があるのも夜景写真が撮りにくい要素かも。
ただ単純に景色を見たいだけなら気にしないので、ちょっとした展望スポットとしては非常に良いかと思います。
・JR名古屋駅セントラルタワーズ2階直通エレベーターより15階へ
料金:無料
営業時間:不明
・15階はホテルフロントやオフィスロビーも兼ねてるのでスペース自体は24時間開放?
HP:JRセントラルタワーズ/スカイストリート
★Googleマップで【JRセントラルタワーズ】を見る★
【JRゲートタワー15階 スカイストリート】展望スポットは少ないが屋外庭園もあり
続いてはJRセントラルタワーズ15階のスカイストリートを経由して、そのまま隣の高層ビルに接続しているJRゲートタワー15階スカイストリートを紹介していきます。
JRゲートタワーは2017年に開業した高さ約220mの高層ビルで、1999年開業の名古屋駅ビル「JRセントラルタワーズ」よりもだいぶ後発ではあるものの、低層階のほとんどの階で連絡通路でつながっている為、実質的な3本目のセントラルタワーズと言う位置づけでしょうか。
JRゲートタワー15階にもセントラルタワーズ15階と引き継ぐ形で、JRゲートタワースカイストリートが続いており、時折窓から名古屋駅前の景色を眺めることができます。
窓の方向的に名古屋駅前を南側と言うか横から眺める形で景色を一望でき、ミッドランドスクエアや名鉄百貨店が並ぶ名駅通りや、独特な形をしている名古屋スパイラルタワーなどが見えます。
ただ、やはり館内が明るいので夜景を撮るとなると映り込みが激しいので、昼間の訪問かただ景色を見て楽しむには向いてるかなと思います。
また、セントラルタワーズのスカイストリートのような全面ガラス張りの空間ではないので、鑑賞できるポイントは少なかったです。
また、そのままゲートタワー内を進んでいくとホテル入口前に屋上庭園がありますが、あいにく遅すぎたのか閉まっていました。
屋上庭園もなかなか広くて見ごたえがありそうでしたが…、展望台としての見晴らしはどうだったのか気になるところ。
ちなみにゲートタワー15階には、元・日本一高いところにあるスターバックスがあり、屋外テラス席もあるので、名古屋の景色を見ながら嗜むのもいいかもしれません。(現在日本一は東京ソラマチ30階のスタバ)
【大名古屋ビルヂング 5階 スカイガーデン】名古屋駅を正面に眺める屋上庭園
続いては名古屋駅の向かいにそびえる、高さ約174mの大名古屋ビルヂングに向かいます。
大名古屋ビルヂングは2015年に建て替えられて現在の高層ビルになりましたが、個人的には初代大名古屋ビルヂングの屋上にあったコカコーラの巨大球体広告が昭和の全盛期っぽくて好きでした(笑)
で、大名古屋ビルヂングの低層階は商業施設となっており、5階にはスカイガーデンと言う屋上庭園となっているので、さっそく向かったところ…
なんと、たまたま臨時休業でして立ち入ることができませんでした…
仕方が無いので、2022年頃に訪れた際の大名古屋ビルヂング5階スカイガーデンの写真でも乗せておきます。
この時は7月でしたが、毎年夏にはひまわりスカイガーデンというイベントを開催しており、屋上庭園一面がヒマワリで埋め尽くされていました。
で、景色はと言うと、真正面に名古屋駅セントラルタワーズがデカデカと見えるというポジションでございます。
セントラルタワーズを最もカッコよく撮るためのポジションと言っても差し支えないくらい名古屋駅が目立ちまして、周辺の高層ビル群も一望できる広々とした屋上庭園でした。
ただ、どちらかと言うと景色を見下ろすよりも、庭園を楽しむ方に重点を置いてる施設だったので、見晴らしの良さを期待していると、ちょっと思ったのと違う印象を受けるかもしれません。
【オアシス21 水の宇宙船】展望よりも近未来的な展望台自体を楽しむスペース?
ここからは名古屋を代表する繁華街、栄駅周辺エリアの無料展望台を紹介していきます。
栄と一言にいえど、都市型公園もあれば百貨店や大型の最新ショップが立ち並ぶ大通りもあり、ディープな大人の街もあったりと、個性の強い街が綺麗に住み分けされているような地区でして、他の都市で栄のような濃厚かつ整然とされた繁華街を見ることはあまり無いかなぁと。
強いて言えば札幌の大通~すすきののような?
で、そんな栄でも奇抜で巨大な構造物として有名なのがこちらの「オアシス21」です。
オアシス21は地下鉄栄駅と名鉄栄町駅のターミナルであり、栄を起点に各方面へ発車する栄バスターミナルであり、地下は地下街に直結している商業施設があり、巨大な地下広場はイベントスペースとして様々な催しが行われ、地上は緑広がる都市型公園であるなど、いろんな側面を持ち合わせた巨大構造物となっています。
そんな巨大構造物の屋上も「水の宇宙船」という展望回廊広場となっており、開業当時からカップルや外国人観光客に人気なフォトスポットとなっております。
ただ、屋上までのアクセスが貧弱で、写真に写ってるエレベーター1基、もしくはエレベーター向かいの階段のみとなり、エレベーターも小さめなこともあって基本的に満員なので、階段を使うのがメインかと思います。
そんなこんなでオアシス21屋上広場「水の宇宙船」にやってきました。
全面ガラス張りの床に、中央は広い範囲に水が流れていて、確かに近未来的な宇宙船の上に立っているような景色でして、オアシス21を手前に眺める名古屋テレビ塔はベストスポットかと思います。
これほど大規模かつ斬新な構造物を、200万都市の大繁華街ど真ん中に設置しているというのがもう規格外でして、他の都市ではなかなか真似できない施設なのではないでしょうか。
で、肝心の展望はと言うと、さほど高さは無いので見晴らしが良いとは言えませんが、栄駅周辺の街並みや人々の行き交う姿をちょっと高い位置から観察する、といった感じでしょうか。
2026年6月開業の、高さ約211mのランドマーク栄が非常に目立ちます。
少し奥にはサンシャイン栄の観覧車や伏見方面のビル群までは見渡すことができます。
ちょっと残念ポイントは、屋上広場全周に渡って高さ1.5mくらいのスモークガラスに覆われていて、背が低い人は景色が見えにくい仕様になっています。
そもそもがこの屋上広場はオアシス21と名古屋テレビ塔を眺める事がメインであって、周辺の景色を見下ろすような展望台としての役割は薄いのかなぁと感じました。
また、屋上広場内は休憩設備はほぼ皆無で、座り心地悪そうなベンチがちょっとあるくらいでした。
とはいえ、観光客も地元人にも人気な夜景スポットなので、観光として来てみる価値はじゅうぶんにあります。
・屋上までのアクセスはエレベーター1基と階段のみ、ピーク時はエレベーターは行列なので階段推奨
料金:無料
見学時間(水の宇宙船):10:00~21:00
HP:オアシス21/オアシス21について
【愛知県芸術文化センター 11階展望回廊】穴場?オアシス21を眼下に眺める
そんなオアシス21と遊歩道で接続されているのが愛知県芸術文化センターでして、愛知県美術館や愛知県芸術劇場などが入っている施設なのですが、こちらの11階には誰でも見学できる無料の展望回廊が解放されています。
施設内のエレベーターで11階に向かいたいのですが、どうやらエレベーターは11階に止まらない仕様だったのでとりあえず10階で降ります。
10階で降りると11階を繋ぐためだけの階段があったので、おそらくこれが正規のアクセス方法かな?
愛知芸術文化センター11階展望回廊。 全面ガラス張りの通路がL字の2面に渡って続いています。
展望回廊と言うよりはただの廊下のような殺風景な感じでして、まぁせっかくだから開放しているだけ、というスタンスでしょうか。
で、景色はと言うと眼下にオアシス21、すぐそばに名古屋テレビ塔とランドマーク栄と、栄を代表する巨大建築物は写真に収められる景色が見渡せます。
11階と言う程よい高さもあり、名古屋名物の1つでもあるだだっ広い大通りを行き交う車の姿を観察するのもちょっとした一興。
遠くにはひときわ目立つ名古屋駅の高層ビル群も見渡せます。
ただ、館内はかなり明るい為、夜景を撮る際は館内の映り込みが激しいので、何かしらの対策が必要です。
セントラルタワー・ゲートタワーのスカイストリートよりは窓が近いので、頑張ればある程度映り込みを防げるかと思います。
L字を曲がって南側の景色も見渡せますが、こちらは大通りを挟んだオフィスビル群が視界一面を覆っていて、栄・名駅方面ほど見栄えは良くは無いかな?
そして平日20時頃とは言え見学者は終始ワタクシ1人という閑散ぶりだったので、ある意味穴場なのかもしれません。
単に知られてない、見つけにくいってだけかもですが。
・エレベーターは11階に止まらないので、10階で降りてちょっと進んだ先にある階段からアクセス
見学時間:9:00~22:00
休館日:第1・第3月曜日(祝日の場合は開館、翌火曜休館)・年末年始
HP:愛知芸術文化センター/施設案内
【中日ビル 7階 屋上広場】これは穴場!臨場感あふれる屋上展望台から栄の街並みを一望
最後に紹介するのは、栄のど真ん中に鎮座する中日ビル7階にある屋上広場でございます。
ワタクシも学生時代名古屋に住んでいたので、中日ビルは栄らへんで飲み会があった時の定番の待ち合わせスポットとして知っていましたが、いつの間にかこんなキレイな高層ビルに建て替えられたんですねー。
商業施設などが入居する低層階の7階には、だれでも利用できる屋上広場があるので、エレベーターやエスカレーターを駆使して7階へ。
中日ビル7階屋上広場。
これはちょっと予想外にしっかり整備された展望台でして、芝生エリアもある広場では利用客が思い思いにくつろいで夜景を観賞していました。
何より広場から外側へ向かうと急な階段状のベンチとなっていて、広場から外側の手すりまで高低差があることで、展望台の高さ以上に臨場感ある景色を楽しむことができます。
まるでこれから栄の街に飛び込もうとしているかのような錯覚さえ覚えます。
景色はと言うと、新名所のザ・ランドマーク栄を真正面から眺められる位置でして、そのサイドに古くから栄に鎮座する名古屋テレビ塔と名古屋三越の姿があり、栄の新旧スポットを一目で観賞できる景色となっています。
あいにくオアシス21はビルに隠れて見えませんが、名古屋テレビ塔はバッチリ見えまして、何より屋外なので写真撮影にも非常に向いています。
ランドマーク栄と名古屋三越の間からは名古屋駅の高層ビル群も確認でき、程よい高さからは人や車の行き交う姿もじっくりと観察することができます。
なお、ランドマーク栄の商業施設、HAERA(ハエラ)にも屋上テラスがあるそうですが、あいにく開業前に訪問したのでハエラの方は行けず終いでした・・・。
また行くことがあればぜひ行ってみたいですね。
三越よりも南側は久屋大通公園と、それに沿って続くラシック・松坂屋名古屋本店・パルコ名古屋店と名古屋を代表する百貨店やファッションビル群を一望できます。
ちなみに名古屋三越と松坂屋名古屋本店には百貨店あるあるの屋上広場がありますが、そちらも時間の都合で行けず終い。
ただ、三越はビアガーデンがメインで、松坂屋名古屋本店は今では希少な屋上遊園地が有名なので、景色を楽しむって意味ではちょっとコンセプトが違うのかなぁと思いますが。
そんな訳で思ったよりはお客さんがいましたが、活気ある栄の景色をゆったりと鑑賞するならベストな展望広場でして、穴場の無料絶景スポットになるんじゃないかなと思います。

