0円でも意外と楽しめる施設がいっぱい!
ちょっとした休みの日になんとなーく富士山らへんまで走ってきたんですが、ふと富士急ハイランドが何年か前から入場料を無料にしたことを思い出しました。
乗り物に限らず施設内を散策してお土産とか飲食を楽しむ人向けという狙いかなと思いますが、これは意外とツーリングスポットとなるのでは?って思い、行ってみることにしました。
駐車場はバイク無料なのでマジでタダで散策できる!
※富士急ハイランド/駐車場のご利用についてより抜粋
まぁいくら入場料無料と言っても巨大テーマパークなんだし駐車場代くらいかかるよなーって思って調べたところ、なんとバイクはシーズン問わず駐車場無料ということでした。
乗用車・大型車でも通常期90分無料なのは良心的かもですが、一番ポピュラーであろう車で富士Qに行って遊ぶには1500円以上の駐車代が掛かってしまうので、ドライブがてらなんとなーく立ち寄る感覚だとちょっとハードルが高いかと思います。
その点バイクは駐車無料なのでマジでツーリングがてら富士急ハイランドにフラッと散策できてしまうのって結構魅力的だと思いますよ?
そんな訳で早速富士急ハイランドへやってきました。
写真は撮ってないですが駐車場出入口は車のナンバープレートを読み取るタイプのゲート式で、バイクは一番左側のゲートのバー横をすり抜けて進むよう表示されています。
ゲートを越えてすぐに第3駐車場がありますが、バイクは富士急ハイランド入口直近の第1駐車場にあるのでそのまま数百m走って第1駐車場へ。
かなりだだっ広い駐車場ですが、バイク駐車エリアは進行方向奥の大型バス駐車エリアを越えてグルっと外周を回った先にあります。
しっかり駐輪スペースがありますし、駐輪場から富士急ハイランド入場口までかなり近いのもありがたい。 あとトイレも近いのも地味に助かる(笑)
ですが閑散期とはいえバイクでの来客はワタクシ1人というなんともさみしい状況でした。 たまたまタイミングが悪かったのかもだが、無料で散策できるというのになぜだ・・・
入園ゲートの前にお土産ショップと「リサとガスパールタウン」がある!
それはそうと早速富士急ハイランドへ入っていきます。
富士急ハイランドの入園ゲートが意外と敷地内を進んだ方にあるらしく、まずはこちらのお土産屋「SHOP FUJIYAMA」の中を突き進んでいくルートとなっています。
店内は結構広く、富士Q関連のグッズやお菓子はもちろん、山梨県銘菓やご当地グッズや地物ワインやお酒など高速のSA並の品ぞろえでした。
ちなみに事前にネットで調べてみると2階にゲームコーナーがあるらしいとの情報もありましたが、現在は無くなってガチャガチャコーナーに切り替わっていました。
ガチャガチャ好きには一見の価値ありですが、富士Q限定のガチャガチャがあったわけでは無かったです。
そんなお土産ショップを進んでまた外に出ると、これも意外や意外「リサとガスパールタウン」というテーマパークに着きました。
こういう系に疎いワタクシですが、さすがにこのキャラクター達はどこかで見たことあるくらいに知ってまして、まさか富士Qとは別にこんなテーマパークがあったとは。
お土産屋から入場ゲートまでの約200mの道中に「リサとガスパール」の世界観を再現したと思われる街並みが続いていて写真映えします。
フランスをイメージした噴水庭園やメリーゴーランドもあって、小規模ながらもこれはこれでちょっと楽しめそうです。
レストランや軽食の店舗が入っている他、「リサとガスパール」のミュージアムショップもあって、お土産を買うこともできます。 むしろ富士Q土産じゃなくて「リサとガスパール」のお土産を買った方が喜ぶ人もいるかも?
なお、このミュージアムショップの2階はちょっとした展示室になっているので、興味ある人は必見かもです。
無料入園のみでもチケットは必要。いざ富士Qへ
「リサとガスパールタウン」を抜けていくとようやくチケット窓口と入園ゲートへ差し掛かります。
今回はあくまで無料入園でいかに楽しめるかという事なので、当然乗り物チケットとかフリーパスとか買う気は無かったんですが、どうやら無料入園でもチケットの購入…というか発券は必要なのでチケット窓口へ並びます。
で、フリーパスならシーズンによって変動して6000~7800円とのことですが、入園券は0円と窓口の料金表にもしっかり表示されています。 もちろん今回は「入園券のみで」と伝えて無事チケットを購入(入手)できました。
最初は無料入園券のみなんて怪しまれるかなーとかちょっと思いましたが、すんなり入手できましたし、自分の手前に並んでたお客さんも何人か無料入園を頼んでいた(っぽい会話が聞こえた)ので意外といるのかもしれません。
あとは入園ゲートでちょっとした手荷物チェックとチケットのQRコードをかざして顔認証をすれば無事富士Q内に入ることができます。
富士急ハイランドの醍醐味?絶叫系アトラクションがいたるところに!
そんな訳でようやく富士急ハイランド内に入れました。
で、今さらですがそもそも富士急ハイランドとは東日本では東京ディズニーリゾートに次ぐレベルの規模・知名度を誇る巨大遊園地でして、特に絶叫系のアトラクションに特化した遊園地として知られています。
ワタクシも大学生時代に1度だけ仲間内のグループで来たことがありまして、絶叫系を乗り回した…は言い過ぎですが自分が乗れそうだなーってのだけ乗ったんですが、やはり僕のイメージとしても「富士Q=絶叫系」以外の何物でもなく、絶叫系大好きな若者向けで逆に絶叫系嫌いやファミリーには全く無縁な遊園地って印象が根強かったです。
そんな富士急ハイランドの絶叫系メインと言われている「FUJIYAMA」をはじめ…
絶叫コースターを走りながら座席も回転するというイミフな「ええじゃないか」など、人を何だと思ってんだと言いたくなるようなアトラクションがいっぱいあって、そこらここらから絶叫が聞こえてきます。
バイク乗り的には、最近オープンしたバイク型絶叫コースター「ZOKKON」が気になる所でして、どうやら本当にバイクのハンドルのようなバーに捕まりながら駆け抜けたりバックしたりするそうな。
まぁ今回は無料入園で楽しむって目的なので乗らずじまいですが、こんな感じで実物大のコースターが置いてあったんで乗り心地だけでも楽しんどきました(笑)
走ってる姿も見えましたが、数ある富士Qの絶叫系の中では比較的マイルドな感じだったのでこれならワタクシでも乗れるかもと思いました。
他にもウォーターコースターの「クールジャッパーン」はマジで予想以上に水しぶきが襲い掛かってくるので一見の価値あり。
個人的にはただジェットコースターとか突き進む系なら割と平気なので「FUJIYAMA」とか「ド・ドドンパ」とかならイケるかも。 逆にグルグル回る系は大の苦手でして、コーヒーカップでもアウトというヘタレなので「ええじゃないか」などは絶対無理だと思いました。
そして富士Qの醍醐味とも言えるアトラクションの1つであるお化け屋敷「戦慄迷宮」。
まぁ当然今回は外観のみですが、そもそもフリーパスを持っていても別料金(4000円/1組4名まで)と、ソロならなおさらハードルがお高いアトラクションでございます。
園内は飲食店が充実。 モスやピザーラなどチェーン店もあり
さて、さすがに何も金を落とさず帰るのもアレなんでどこかでメシを食うとします。
園内には割とそこら中に飲食ができる施設がありまして、上記写真のセントラルパーク内「フードスタジアム」と園内奥の第2入園口らへんにある「ガーデンキッチン」の2か所のフードコートの他、園内の所々に軽食店が点在しています。
まずは「フードスタジアム」を見てみたんですが、どうも聞きなじみのあるチェーン店の富士Qアレンジメニューがメインぽく、どれもチェーン店の割に少々お高めとなっていました。
まぁチェーン店なので味にハズレは無いかもですが、わざわざ割高なメニューを頼むことも無いかなーって思い次の店へ。
軽食店というか屋台風の飲食店はホントそこら中に点在しているので、お金さえあれば食べ歩きしつつ散策もできますね。
続いての大型レストラン「ガーデンキッチン」にも行きました。 こちらは外観の通り、イタリアンなメニューがメインとなっています。
んー、どれも基本1000円超えで量の割に少々割高感があるような。 ベーグルやサンドイッチは良さげに見えましたが一旦保留にしまして…
結局モスバーガーにしました。 っていうか園内にはモスの他にもスタバやピザーラなどあったり、先ほどのフードコートと言い、他の遊園地と比べてチェーン店が充実しているかもですね。
そんな富士Q内のモスバーガーも富士Qオリジナルのハンバーガーを出しているので、せっかくなので今回はこちらから頼むことにしました。
高飛車バーガー 単品800円。 パティ2枚にオニオンフライにトマトなどなどが乗った分厚いバーガーでして、チリソース使用らしいですがそれほど辛さは感じず。
思えばモス自体10数年ぶりなので覚えてないですが、こんなにバーガーのサイズ小さかったっけ?って思いつつ、中の具材はメニュー写真通りボリュームたっぷりだったので遊園地価格を考慮すれば十分にアリじゃないかと。
園内には「トーマスランド」や「ナルト」「ゲゲゲの鬼太郎」などキッズ要素も
さて、園内を散策しているとこれも予想外な施設「トーマスランド」がありました。
いや、今まで「富士急ハイランド=絶叫系オンリー」なイメージだったんですけど、意外とファミリー層にも手を入れてたんですね。
敷地としてはさほど広くは無いものの乗り物系が特に充実していて、お子様向けのメリーゴーランドやトーマス列車やミニコースターなどなど、先ほどの絶叫系コースターばかり見ていた層にとっては癒しの空間かもしれません。
さらに別の場所には「NARUTO-ナルト-」のテーマエリアもありました。
トーマスランドよりもかなり小規模なエリアでアトラクション系は無いものの、主要キャラクターが園内に居たり、ミニゲームやラーメン屋などが入っていました。
ナルトは読んだことないですが、エリア内の世界観とかオブジェの力の入れ具合は本気だったかなと。 子供向けかもですが、意外と外人ウケが良さげな風に見えました。
他にも「ええじゃないか」へ向かう通りにゲゲゲの鬼太郎がテーマの小道「ゲゲゲの妖怪横丁」なるものも。
まぁこちらは軽食店や売店がちょろっとあるくらいだったので、入口くらいしかゲゲゲ要素は無かった印象。
無料入園だけでもキャラクターものや飲食店、富士Q独特な世界観を楽しめる!
意外にも絶叫系ばかりでなく、「トーマス」や「リサとガスパール」をメインとしたテーマパークが併設されていたり、「ナルト」や「ゲゲゲの鬼太郎」が居るエリアなどファミリー層でも十分に楽しめる遊園地だったというのが意外過ぎるポイントだったかなと思います。
無料入園で入園後も各アトラクション1回分のチケットも販売されているので、気になってたアトラクションに1度だけ乗ってみたい…という使い方もできます。 が、やはりやや割高なので絶叫系に2・3回乗るようならフリーパスを買った方が良いかも。
また、ちょっとセコいかもですが午前中は無料入園で楽しんで、14時から使える「アフタヌーンパス(4100~5900円)」でアトラクションに乗りまくるという方法もアリなのかもしれません。
無料入園の範囲でも有名なキャラクターのテーマパークもあるし、飲食もかなり充実しているのでそれだけでもそこらの遊園地よりも楽しめる要素が豊富だと思いました。
コースターや絶叫系の巨大アトラクションだらけで乗らずに見ているだけでもちょっとおもしろいくらいでして、割とマジでツーリングの目的地としてもいいくらい楽しめる遊園地でした。
料金:入園のみ無料/フリーパス6000~7800円など
バイク駐輪場:無料/二輪スペースあり(30台程度)
・第1駐車場内、大型バス駐車帯を越えて外周を進んだ先にあり【地図】
営業時間:9:00頃~17:00頃(時期によって変わるのでHP確認)
定休日:年中無休
・アトラクションの休止情報もHPで確認できます
HP:富士急ハイランド
【訪問時期:2023年7月・11月/最終更新:2024年1月】
★Googleマップで【富士急ハイランド(駐車場ゲート)】を見る★