【他】 諏訪大社下社春宮&万治の石仏 ★★★☆  【下諏訪町】

関東甲信越
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幣拝殿が見事な春宮と異彩を放つ石仏

 諏訪大社 下社春宮(しもしゃはるみや)は、諏訪大社二社四宮の中では北端にある神社で、旧中山道沿いに建てられています。
 秋宮よりは観光客も少なくて静かな境内ですが、諏訪大社4社の地位は同格となります。

 春宮の参道となる道路の真ん中には下馬橋という小さな橋が残されています  現代の宅地開発がされた道路に堂々と残る下馬橋。 室町時代に建築された下社最古の建築物で、どんな身分の者でも馬を下りて橋を渡らなければならないそうです。

 さて、境内へ入ると中央には大きな注連縄が付いた神楽殿が目に入ります。 同日に立ち寄った秋宮の神楽殿はなぜか注連縄が外されていたけど、こちらはしっかり付いていました。 諏訪大社の下社は元々出雲に縁のある神社なので大きな注連縄が付けられているのが特徴。

 神楽殿のすぐ裏には立派な幣拝殿があります。 拝殿の後ろに幣殿、左右に片拝殿が続く諏訪大社独特の「諏訪作り」の様式で建てられていて、秋宮・本宮と同様に本殿は無く、代わりに宝殿が建てられています。

 社殿の四隅には諏訪神社を象徴する御柱も立っているのでこちらも必見。

 春宮の建物の配置や社殿の構造は秋宮と全く同じですが、春宮は秋宮とは違ってどこかすっきりとした境内で、観光客もやや少ないからかとても落ち着いた雰囲気を感じました。
 ここでは二社四宮それぞれの特徴を平均したような、標準的な諏訪大社の様相を味わえると思います。

 さて、この春宮のすぐ北東側には万治の石仏という、かなり変わった大仏様がいます。 諏訪大社春宮の境内から小道が続いていて川の小さな島にある浮島神社という、とても小さな社を通過して万治の石仏へ行きます。

 春宮から歩いて5分ほどで万治の石仏へ到着。 な・・・なんだこれは・・・
 この石仏は1660年に作られた(と石仏に彫ってあったらしい)もので、高さ2.6mの小さな大仏です。

 当時諏訪大社の大鳥居を作ろうとノミで彫っていたところ岩から血が流れ出し、驚いた石工がこの岩を大鳥居に使わずに改めて阿弥陀様を刻んで祀ったとされています。

 大きな一枚岩に適当に彫り刻まれたかのような大仏様。 なんと言うか、のぺっとしてぶてぶてしい姿だけどあの著名な芸術家、岡本太郎が大絶賛したそうです。 やっぱ芸術はよくわかんねぇな・・・

 石仏の周囲をぐるりと見て回ることができるんですが、後ろ側が大きくえぐられていて痛痛そうなのが・・・ もはや後ろ側から見るととても石仏には見えません・・・

 のっぺり顔で見つめている方向は諏訪大社下社春宮。 しばらく見てるとどこか趣があるような・・・いやそんなこと無いような・・・ とにかくシュールな石仏です。

 諏訪大社下社春宮へ行ったらこちらも忘れずに行っておきましょう。 インパクトはかなり大きいですよ。

◆ 諏訪大社春宮&万治の石仏 ◆
案内:国道20号から県道184号を北へ、分岐に大鳥居があるのでそこを通過
料金:諏訪大社・万治の石仏共に参拝無料
バイク駐輪場:春宮正面鳥居前付近に無料駐車場あり、二輪スペースも若干整備
・他の諏訪大社に比べると駐車場が少ないのでシーズン時は混雑気味
参拝時間:諏訪大社・万治の石仏共に参拝自由
・春宮の祈祷などは9:00~16:00
HP諏訪大社
下諏訪観光協会/万治の石仏
所要時間:諏訪大社約30分、石仏約20分
【訪問時期:2012年7月/最終更新:2021年6月】
★Googleマップで【諏訪大社 春宮(駐車場)】を見る★

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