【撮】　大沼国定公園　★★★★★　【七飯町】

道南屈指の自然景勝地！

　大沼国定公園は渡島半島のほぼ中央に位置する渡島駒ケ岳と、その麓にある大沼と小沼周辺を範囲とする国定公園のことで、道南地方でも有数の観光名所になっています。

　JR大沼公園駅から少し歩いたところに大沼公園の散策道や売店が立ち並んでいます。穏やかな大沼と特異な形をした駒ケ岳が絵になる景色は新日本三景にも選ばれています。

　駒ケ岳は標高1131mの成層火山。　かつての駒ケ岳は1700mを超え、富士山のように綺麗な円錐の形をした山でしたが、度重なる噴火により山は崩壊し、現在のような非常に変わった形の山になりました。
　特に1640年の噴火は非常に大規模で、駒ケ岳は大幅に崩壊。　それと同時に崩れた土砂が折戸川を塞ぎこんだことにより、大沼と小沼が形成されるようになりました。

　観光客が一番多く訪れる大沼公園広場からは、4つの散策路があり、好みの景色と所要時間に合わせて15分～50分のコースに別れています。

　大沼公園には大小126もの島が点在していて、それらをぐるりと見渡す島巡りコースなど、色々な視点で見る大沼公園を楽しむことが出来ます。

　散策路から時折みえる駒ヶ岳がとても印象的です。

　他にも売店や体験施設も周辺にあり、貸しボートもあったりと道南屈指の観光地となっていますが、それだけに雄大な駒ヶ岳と大沼公園の魅力さがあると思います。

　そんな観光客の集まる大沼公園広場から道道338号線を4kmほど東へ向かうと、木道が敷かれた小さな湿原地帯があります。　木道の向かい側にある小さなテーマパークのような施設が目印です。ここまで来る人はほとんどいないので静か。

木道の先から駒ケ岳ここから見る駒ケ岳も中々美しいので、立ち寄ってみる価値あり。

★Googleマップで【大沼公園の木道】を見る★

　ちなみに、大沼公園広場付近の売店で売っている｢大沼だんご｣が有名です。大沼だんご 370円(当時)　こしあんとみたらしがぎっしり。濃い味好きな人にはオススメ。

　時間があれば大沼公園を一周する道道338号線を走ってみるのも楽しいです。