【撮】 笹流ダム ★★★☆ 【函館市】

北海道【道南】
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まるでコンクリートビルのような独特な外観のダム

 笹流ダムは函館市中心部より北のはずれにあるダムで、大正12年竣工の日本初のバットレスダムです。
 バットレスダムとは鉄筋コンクリートの柱を格子状に連ねて構築する構造で、コンクリートの骨組みのような中空になっているのが特徴。 現存するバットレスダムは全国でも6か所しか無い、非常に珍しい構造のダムの1つとして有名です。

 笹流ダムまでは国道278号函館新外環道路の赤川ICから約3分で行けるのでアクセスも良好。 ダムとは言え函館市街からそれほど離れてないのも特徴です。

 ちなみに訪問時は10月下旬だったこともあって、駐車場付近の広場は見事な紅葉でした。

 そんな紅葉の道を進んで歩いて5分ほどで笹流ダムに着きます。 現在の笹流ダムの外観は昭和59年に改修されたもので、他の地域のバットレスダムと比べても中空になっている割合が狭くて横長のコンクリートビルのような外観のダムになっています。

 笹流ダムの堤頂にも歩いて登ることができ、ダムに向かって左側から散策道が整備されています。

 笹流ダムの堤頂から。 高さは26mなのでそれほど苦も無く登ることができました。

 堤頂からは笹流ダム上流の笹流川貯水地の景色が。 のどかな湖の風景が見られます。
 なお、笹流ダムよりさらに北へ進むと亀田川水系の新中野ダムがあり、こちらは重力式コンクリートダムですが堤高約75mと笹流ダムより大規模で、函館を代表する巨大ダムとなっています。

 笹流ダム一帯はダム公園となっており、堤頂からはダム公園を一望。 観光地として有名な一方、市民の憩いのお散歩コースにもなっています。

 ダムとは思えない独特な見た目をしていることから、ダムマニアならずとも必見のダムで何気に見所が多い函館郊外のツーリング立ち寄りスポットです。

◆ 笹流ダム (ささながれだむ)
住所:函館市赤川町313
・国道278号函館新外環道路(自動車専用道)赤川ICよりバイクで約3分
料金:散策無料
バイク駐輪場:無料/四輪と共用。砂利路面注意
見学時間:9:00~17:00(10月~11月23日は8:00~16:30)
定休日:冬季閉鎖(11月24日~4月第3金曜)
所要時間:約60分
HP函館市/笹流ダム
【訪問時期:2020年10月/最終更新:2021年4月】
★Googleマップで【笹流ダム】を見る★

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