※閉店※「ホテルWBF函館 海神の湯」 に泊まってみました【函館市】

北海道【道南】
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朝食と温泉のレベル高い!コスパ最強のホテル

2024年2月更新:「ホテルWBF函館 海神の湯」は2023年8月に営業終了しました。 今後は星野リゾートのホテルブランド「OMO」として2024年夏頃オープン予定です。

 今になってはワタクシも、そうそう気軽に一人で北海道ツーリングなぞ出来ない身になってしまったんですが、それでもと数年に1度はレンタカーで北海道を走る旅行をしています。
 そんな訳で泊まる宿もライダーハウスとか格安宿に泊まる機会がめっきり減って、最低でもビジホ以上のホテルに泊まることが多めに。
 せっかくなので、今回の函館旅行で宿泊した「ホテルWBF函館 海神の湯(わたつみのゆ)が非常に良かったので紹介したいと思います。

ホテルWBFとは?

 ホテルWBFグループ北海道・大阪をメインに15施設を展開(2021年4月時点)しているホテルなんですが、2020年4月に民事再生法を申請。 以降、経営立て直しの一環としてホテルの閉鎖や会員サービスの廃止などしている現状です。
 WBFホテル系列はホテルのポジションで言えばおそらく観光ホテル寄りのビジネスホテルと言った位置づけでしょうか。
 ビジホとしてはサービスが過剰すぎるというか観光客向けのサービスが多めで、お部屋などの基本設備はちょっと良いビジネスホテル並みだと思います。

 なので観光先でお手頃価格で泊まりたいけど、夕食とか豪華な設備とかは宿に求めてないなーって観光客にはぴったりなホテルだと思います。

 で、函館エリアにホテルWBF系列は3施設あるんですが、今回宿泊したのは函館駅から徒歩5分のホテルWBF函館 海神の湯です。

お部屋はごく普通の広さ。スタイリッシュでキレイ!

 お部屋はまぁ普通のビジネスホテルレベルなんですが、2019年10月オープンとまだまだ新しいホテルなだけあって清潔感は抜群!

 スタイリッシュなお部屋でシャワーブースが全面ガラス張りと斬新なんですが、WBF函館海神の湯はその名の通り天然温泉の大浴場があるので、お部屋にはシャワーブースくらいで十分かと。

 部屋の向きによるかもですが、お部屋からはJR函館駅のホームが見えました。 遠くは函館港や函館山まで見えて眺めは良好。

 

1階に天然温泉の大浴場「海神の湯」

 さすがにお風呂の写真は撮れなかったので、公式HP上の画面で恐縮ですが、内湯・露天風呂に源泉かけ流しの天然温泉を使用しています。 源泉はナトリウム塩化物強塩泉で茶褐色のお湯です。 函館で茶褐色の温泉と言えば谷地頭温泉があり、ちょっと似ている泉質かと思います。
 個人的には露天風呂に壺湯があるのがナイスなんですが、2つしかないのでシーズン時は中々入れないかも?

 また、ドライサウナと塩サウナの2種類あるのはビジホとしては豪華な造りですね。 ドライサウナは結構熱めの本格的なサウナで良かったです。

 なお、風呂上り用にアイスキャンディーが無料サービスでした(15:00~25:00のみ)。 わざわざ買うほどでもないなーって思えるものが貰えるって良いですよね。

WBFホテル函館の一番の魅力は朝食!

 新型コロナ対策の一環なのか、朝食はチェックイン時に6時~9時までの30分刻みで入場時間を選択するシステムになっています。 チェックイン時の先着順なので人気の時間帯は早々に埋まってしまう可能性があります。
 また、函館朝市内の指定店舗(3店舗くらい?)の海鮮丼サービス券なるものも選べましたが、せっかくなのでホテルの朝食バイキングを選びました。

 朝食開場はシティホテルにしては狭いものの、ビジホとしてはかなり広めのお部屋。 「ロ」状のバイキングコースをぐるっと一周して好みの料理をチョイスしていきます。

 新型コロナに配慮してか、一部の商品はあらかじめ小分けに提供されています。 なので自分好みの量に設定しづらいですが、そもそもコロナ禍でバイキング式を取りやめたホテルも多くある中で、対策をしつつバイキングスタイルを提供する姿勢は評価していいかと。

 そして、WBF函館の朝食メインの1つがこの刺身バイキングといくら食べ放題です。 一部は北海道産ではないものの、どの海鮮類もしっかり美味しくて大満足。

 イクラは小鉢に盛り放題でもちろんおかわりOK。 イクラ自体も100円回転寿司レベルな訳ではなく、大粒でしっかりプチプチとした食感のイクラでした。

 他にもジンギスカンやいかめしなどのご当地メニューや・・・

 デザート類もこんなに。 全メニューの種類数で言えば大型観光ホテルにも負けないくらいの数がありました。

 そんなわけで相変わらず汚い盛り付けですが、海鮮メインでチョイスしてみました。

 自分でミニ海鮮丼を作るのも可能。 イクラやブリも美味しかったんですが、北海道産ではないもののマグロの刺身が一番おいしかったかな?

 そしてもう一つの魅力が炙り焼きライブキッチンです。 こちらではホタテ・つぶ貝・イカポッポ・サンマなどの魚介類を注文制で焼き上げてテーブルまで運んでくれます。

 北海道ツーリングで食べたホタテ焼き並みに大粒で美味しくてビックリ。 追加注文して結局3枚分は食べてました(笑)

 イカポッポもサンマも美味しかったですねー。 これももっと注文すればよかったかな。

 そんな訳でとてもビジホ?レベルとは思えない大満足な朝食が味わえたので、もはや前日の夜から腹を空かせて待機した方がいいレベルでした。

 そもそも、函館は函館朝市や朝食の美味しいホテルで日本一になったラビスタ函館ベイの存在が強いのか、負けじと朝食に力を入れているホテルが多い傾向にあります。
 なので低価格な割に朝食サービスが充実している所が多いので、函館のホテルに泊まるなら朝食に力を入れている大きめのビジホあたりが狙い目かと思います。

 そんな中ホテルWBF函館 海神の湯は朝食付きでシーズン時でも2名1室1万弱程度で泊まれるのでコスパ最強ホテルじゃないかなと思います。
 今後の経営が不安なWBFホテルグループですが、他のWBFホテルにも数回泊まった個人的には好きなホテルなので何とか頑張ってほしいなーって願ってます。

◆ ホテルWBF函館 海神の湯(わたつみのゆ)※閉店※ ◆
住所:北海道函館市若松町24番1
料金:おおよそ朝食付き1室2名で5000円前後~10000円前後
駐車場:ホテル駐車場利用1泊700円(予約不可先着順/入出庫可だが枠の確保は不可)
・徒歩約1分先にパカラ函館駅前第1駐車場【地図】あり。24時間最大700円(24時間営業/入出庫不可)
・バイク駐輪場は要問合せ
チェックイン/アウト:15:00/11:00
主なサービス:有料ラウンジ・湯上りアイスキャンディー(無料)・ウェルカムコーヒー(無料)・コインランドリー(洗濯乾燥500円)・電子レンジ&製氷機など
HPホテルWBF函館 海神の湯
【訪問時期:2020年10月/最終更新:2024年2月】

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