少し高い位置から見る東京駅の景色はまた格別
前回紹介した新宿駅周辺の無料展望台シリーズのように、都内にはいたるところに無料で利用できる展望台や見晴らしのいい屋上庭園がありますが、今回は東京駅周辺の無料展望台や展望スポットを紹介していきます。
訪れた時間的に夜景がメインの景色となり、ライトアップされた東京駅舎や高層ビル群のネオンがとても美しい撮影スポットがたくさんあるので、参考になればと思います。
【丸ビル 5階展望デッキ】 東京駅をほぼ正面から鑑賞できる定番スポット
まずは東京駅丸の内の中ではレジェント的な高層ビルである「丸ビル」から行きます。
東京駅丸の内中央口から出ると、御幸通りを挟んで2棟の丸ビルがありますが、皇居方面に向かって左側のビルが「丸ビル」、右側が「新丸ビル」です。
「新丸ビル」にも無料の展望スポットがありますが、まずは左側の「丸ビル」の方から紹介。
丸ビルは周辺の高層ビル同様に低層階が商業施設で上層階がオフィスやレストランとなっていまして、その低層階の商業施設5階には「東京駅丸の内駅舎が一望できる展望テラス」が設けられています。
5階フロアマップには赤丸の「テラス」と表示された所ですね。
丸ビル5階展望テラス。 後で紹介する屋外展望スポットと比べるとやや小ぢんまりとした展望スペースですが、5階ではこのテラスの部分だけ唯一屋外なので開放感があります。
ちなみにテラスにはテーブルや椅子が多めにありますが、こちらは隣のレストラン利用者専用となっているので注意。
丸ビル5階展望デッキから見る東京駅舎。
今回紹介する中では一番、東京駅舎をほぼ正面から鑑賞できる展望台でして、目の前にドーンと構える東京駅舎の姿。
そして東京駅の背後には洗練された高層ビル群がそびえたち、古今混在の景色に圧巻されます。
個人的にはココからの景色が一番「現代の東京駅を象徴する」ベストスポットじゃないかなーと思います。
料金:無料
・デッキ内の椅子やテーブル等は隣のレストラン利用者専用
営業時間:11:00~23:00
・日祝…11:00~22:00
定休日:無休だが気象等によって閉鎖の場合あり
HP:丸ビル/フロアガイド5階
【丸ビル 35階展望フロア】東京駅周辺では最高地点からの無料展望スポット
さて、この丸ビルにはもう一つの無料展望エリアがあるのでエレベーターホールにて35階まで移動します。
丸ビルの35・36階はレストランフロアとなっていますが、一部が展望フロアとなって誰でも景色を鑑賞できるよう解放されています。
丸ビル35階展望フロア。 36階までの吹き抜け構造となっており、開放感は高め。
ベンチもあり、小休憩しながら景色を見ることができます。
肝心の景色は南側のみの景色となっていまして、残念ながら東京駅方面は見られません。
が、丸の内側の高層ビル群の景色や皇居外苑の景色など見ごたえはなかなかあります。
何より東京駅周辺で無料で鑑賞できる展望スポットとしては最高層となるので、この高さから丸の内周辺の街を見下ろすのはあまり無い経験かと。
ちょっと遠くには東京タワーやベイブリッジまで見えまして、他にも国会議事堂や、日中の澄んだ日には富士山まで見えるそうです。
ただ、フロア内は明るくカメラの映り込みが激しいのでキレイな撮影には少し工夫が欲しいかもです。
【新丸ビル7階 丸の内ハウス ガーデンテラス】3方向ぐるりと続くテラス席から東京駅~皇居方面を一望!
それでは「丸ビル」から御幸通りを挟んでお隣にある「新丸ビル」の方にも向かいます。
「新丸ビル」も低層階は商業施設となっていて、7階は「丸の内ハウス」というレストラン街となっています。
レストラン街ですが、1店舗1店舗が割とオープンな造りとなっていて、普通に店内で食事をするのも良し、フロア共通のオープン席からオーダーしたりテイクアウトを持ち込んで複数の店舗の料理を楽しむのも良しと、フードコートのような使い方もできるフロアとなっています。
そんなオープン席の大半が「ガーデンテラス」という屋外のテラス席となっており、誰でも自由に立ち入ることができます。
上のフロアマップを見ての通り、四角い「新丸ビル」の4方向中3方向に渡ってテラス席が続いているので、東京駅方面から丸ビル方面・皇居方面にわたって非常に広い範囲の景色を楽しむことができます。
そんなテラス席の至る所にイスやテーブル席がたくさん設置されているので、座る所には困ることが無さそう。 ですが、実質フードコートなので「丸の内ハウス」内の店舗で何か購入した上で席を利用しましょう。
新丸ビル7階テラスから見る東京駅の景色。 正面より北側から少し斜めに東京駅舎を眺めることができ、八重洲側の高層ビルやKITTE丸の内擁するJPタワーなど高層ビル群のネオンが輝かしいです。
南側は先ほど紹介した丸ビルがドーンと構えており、丸の内のオフィス街が一望できます。
そして西側は皇居方面となっており、夜だとネオン輝く東京都心の中で異様に真っ暗な皇居のデカさがハッキリとわかります。
そんな皇居越しに見る東京タワーや麻布・六本木方面の高層ビルが漆黒の海の上に浮かぶ摩天楼のようでした。
展望スポットとしては今回紹介する中では一番展望範囲が広く、(飲食店を利用すれば)席数も非常に多いので軽食を兼ねて景色を楽しみたい人にはオススメです。
料金:無料
・席の利用は7階「丸の内ハウス」内の飲食を購入(外部からの飲食持ち込み禁止)
営業時間:11:00~23:00
・日・祝…11:00~22:00
HP:新丸ビル/フロアガイド7階
【KITTE丸の内6階 屋上庭園 KITTEガーデン】テレビCMなどでも定番のスポット
そして東京駅丸の内側で最後に紹介するのがこちら、丸の内南口のすぐ目の前にあるJPタワー「KITTE丸の内」です。
低層階は旧東京中央郵便局の建物を活用した「KITTE丸の内」という商業施設となっており、その最上階の6階には「KITTEガーデン」という屋上庭園があります。
屋上庭園「KITTEガーデン」はビル東側に突き出た、三角形の形をした庭園でして、展望エリアも広く、ベンチも多めなので小休憩ながら東京駅の景色を見ることができます。
KITTEガーデンから見る東京駅舎。 東京駅のほぼ南端から横向きに見るような姿で鑑賞でき、全長335mに及ぶ東京駅丸の内駅舎の奥行きを感じられる展望スポットとなっています。
また、丸の内側の展望台としては数少ない、東京駅ホームに行き来する電車が見られるのもKITTEガーデンの特徴かと思います。
そして丸ビル・新丸ビルをはじめ丸の内側のオフィスビル群の姿も一望でき、密集した高層ビル群という丸の内独特な光景をまじまじと見ることができます。
最近ではテレビCMなどメディアでもよく取り上げられる場所なので、比較的にぎやかな撮影スポットとなりますが、結構広めの屋上庭園なので人気な割にゆったりと鑑賞できるかと思います。
料金:無料
営業時間:11:00~23:00
・土日祝…11:00~22:00
定休日:なし(天候によって閉鎖する場合あり)
HP:KITTE丸の内/その他施設
【東京ミッドタウン八重洲 5階 八重洲テラス】程よい高さから東京駅八重洲口を一望
さてここからは東京駅八重洲口側の展望スポットでして、東京駅八重洲口のすぐ向かいにある超高層ビルの「東京ミッドタウン八重洲」に向かいます。
こちらも低層階の5階までは商業施設となっており、商業施設の最上階となる5階には「八重洲ガーデン」という屋外テラスが整備されています。
東京ミッドタウン八重洲5階「八重洲テラス」。 横に長い庭園でして、至る所にベンチがあるので小休憩目的で行くのもいいかも。
割としっかりと庭園ぽく植物が生い茂っていまして、超都心のビルの中でちょっとした森林散策のように歩くことができます。
八重洲テラスから見る東京駅。 東京駅八重洲口を真正面から見ることができ、丸の内駅舎とは対照に先進的な八重洲口駅舎もまたカッコイイですね。
また、八重洲口側のホームは新幹線ホームとなっているので新幹線の往来を見ることもできます。
東京駅を挟んで丸の内側のオフィスビル群も一望でき、これほど超高層ビルが密集している姿も丸の内くらいじゃないかなぁと思います。
ちなみに東京駅八重洲口すぐ真上にも「グランルーフガーデン」【地図】というちょっとした庭園テラスがあり、そちらの方がアクセスは良好で椅子やベンチ等も豊富ですが、少々低い位置なのと眺望が「八重洲テラス」のほうが良さそうなのでこちらをおススメしました。
また東京駅による機会があれば「グランルーフガーデン」も立ち寄ってみたいと思います。
【大丸東京店 12階 免税カウンター内展望所】マニアックすぎる?免税カウンター内にひっそりと展望スポットが
最後は東京駅八重洲口直結の百貨店「大丸東京店」の12階に向かうとします。
12階はレストランフロアとなっていて、ほぼ全方位レストランの入居スペースとなっていますが、現地フロアマップの一番上の端っこに「免税カウンター」があり、そこがひそかに展望スポットとして知られているそうです。
大丸東京店12階免税カウンター内展望所。
うん、確かに免税カウンターとなっていて外国人観光客らしき人が出入りしていますが、窓際にちょっとしたイスとテーブルカウンター席が設けられています。
ここからは東京駅越しに丸の内方面の高層ビル群や皇居、その奥のビル群まで眺望でき、思った以上に見晴らしのいい景色となります。
ただ、室内がやや明るく、写真を撮る場合は反射しやすいので対策が必要です。
特に丸の内側の高層ビルを代表する丸ビル・新丸ビルのツインタワーが東京駅の玄関口の門柱のようにそびえたつ姿がとてもカッコ良かったです。
眼下が東京駅ホームでして、ホーム屋根でほとんど電車は見えなかったですが、ここからのアングルで東京駅ホームを見下ろす光景もなかなか見ないのでは。
ただまぁやはりメインは免税カウンターなので、多少休憩スペースはあるものの場違い感はちょっとあります。
免税カウンター自体、フロアのかなり奥まった位置にあり見つけにくさもあるので、あえて景色を見に行くだけでここまで行く人は少数派じゃないかなぁと思います。
ちなみに12階の男子トイレは開放感抜群なので、ここまで来た男どもは是非用を足しに行って見てください(笑)
以上となりますが、ちょっと歩きますが高島屋日本橋店屋上庭園【地図】など他にも見晴らしの良さそうな展望スポットはありそうなので、また機会があれば追加していきます。


