森の中に静かに佇む
霧島神宮は建国神話の主人公である瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)を祀る神社で、創建6世紀と非常に長い歴史を持っています。
創建当時は高千穂峰と火常峰の間に社殿を構えたいたが、火山の麓であることから噴火の度に焼失と再建を繰り返し、約500年前に現在の場所に移されました。
また、日本で最初の新婚旅行と言われている、坂本龍馬の新婚旅行の行き先がここ霧島連峰だった事でも有名です。
今では鹿児島県を代表する神社の1つとして、九州の数ある寺社仏閣の中でも有名な神社の1つとして知られています。 車やバイクで行った場合、駐車場から表参道へ向かうとまずこの展望広場に出ます。
ここからはちょっと遠巻きながらも、噴煙を上げる桜島が見えます。 桜島(写真中央)から右側に所々見える小さな雲が爆発した際の噴煙。 この日も何回か爆発してるっぽくて相変わらず活発な桜島の様子を眺められます。
この展望広場から参道を進んで三の鳥居を潜って本殿へ向かいます。 ちなみに一の鳥居(大鳥居)は国道223号沿いに,二の鳥居は展望広場から少し南へ下ったところにあります。
三の鳥居を潜ったらしばらく杉の木に囲まれた参道の中を歩いていきます。 この杉の森の中から見える霧島神宮の建ち構えはとても荘厳な雰囲気が出ています。これが一番上の写真の霧島神宮の景色です。
駐車場から歩いて5分ほどで霧島神宮の勅使殿前に着きます。 勅使殿(ちょくしでん)。 この勅使殿の奥に拝殿と本殿がありますが、基本的に参拝はここ勅使殿で行います。
勅使殿の煌びやかな唐破風(からはふ)も必見。 ちょっと日光東照宮っぽい?色彩のある造りです。
この勅使殿の目の前には霧島神宮の御神木も立っています。 樹齢は約800年と南九州の杉の祖先とも言われています。
こちらで御朱印も貰いました。 初穂料は300円(当時)。
南九州の歴史と信仰を司ってきた非常に格式の高い神宮です。 寺社仏閣巡りをするなら絶対に外せない神社の一つです。
住所:鹿児島県霧島市霧島田口2608-5
・駐車場へは少し複雑な道筋ですが案内も出てるので要確認
料金:参拝無料
バイク駐輪場:無料/四輪と共用
拝観時間:参拝自由(祈願などは8:00~18:00)
HP:霧島神宮
所要時間:約40分
【訪問時期:2013年9月/最終更新:2019年9月】