ステンドグラスの窓が美しい教会
田平天主堂は平戸大橋から平戸島に入る前の県道221号線から南へ2㎞ほど下った所にある大規模な教会で、国の重要文化財に指定されています。
明治時代にド・ロ神父が買い取った土地に信者たちが移り住んだのが始まりで、信者数の増加によって建て替えられて現在の建物は1918年に完成しました。
隠れキリシタンなどの禁教期とは関係性が無い為、2017年現在の世界遺産暫定リスト「長崎の教会群とキリスト教関連遺産」には登録されていませんが、歴史上重要な教会群の1つとして知られています。
入口は教会の後方にあるので後ろからぐるっと回って田平天主堂の入り口まで歩きます。 入口は平戸島の方を向いていて、小高い丘からは平戸大橋や平戸島の姿を見渡せます。
田平天主堂。正面から
田平天主堂の設計・建築は長崎県内の教会の建築を多く手掛けていた鉄川与助氏によるもの。 僕にはレンガ造りの教会の中ではここが一番印象強く残っています。
教会内部は撮影禁止なのと、中で何か集会を行っていて入りにくかったので、現地にあった案内パネルの写真から。
ここはステンドグラスの装飾が美しいと評判で、窓のステンドグラス一枚一枚が絵画のような作品に仕上がっています。
外側から窓を見ると確かに絵のようにステンドグラスが装飾されています。 これは是非中で見ておきたかった。
松浦~平戸エリアではオススメな教会の1つです。
案内:長崎県平戸市田平町小手田免19
料金:見学無料
バイク駐輪場:入口付近にあり(無料、四輪と共用)
見学時間:9:00~17:00
定休日:なし(ミサや教会行事の際は見学不可)
※日曜9:00~10:30はミサの時間のため見学不可、ミサの時間は変更になる可能性があるので下記HPを参照。
備考:内部の見学を希望される場合は長崎の教会群インフォメーションセンターより事前連絡の申請をお願いしています。
その他、教会を訪れる際のマナー等は長崎の教会群インフォメーションセンター/教会見学時のマナーを参照してください。
所要時間:約30分
【訪問時期:2017年5月/最終更新:2019年7月】