【撮】 一本柱鳥居(山王神社) ★★ 【長崎市】

九州・沖縄
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原爆の威力を今も静かに語る一本柱鳥居

 山王神社(さんのうじんじゃ)は長崎原爆の爆心地より約900m南東にあったために被爆し、社殿や4つあった鳥居などの殆どが崩壊・損傷しました。

 その中でも今も当事のまま残されている被爆遺産があります。 その一つが山王神社二の鳥居、通称一本柱鳥居です。

 通りから住宅地へ続く急な階段の途中にひっそりと佇んでいます。 周辺も普通の住宅地で、ここまで観光に来る人はほとんど居ません。

 山王神社までの参道には一の鳥居から四の鳥居までの4つの鳥居がありましたが、長崎原爆により三の鳥居と四の鳥居が跡形も無く崩壊。 二の鳥居が縦半分が吹き飛ばされ、今の写真の用な姿になりました。
 また、一の鳥居はほぼ無傷だったために二の鳥居と同じく被爆遺構としてそのまま残されていましたが、1962年にトラックとの事故のために崩落してしまい、現在はありません。

 一の鳥居と二の鳥居が全壊を免れたのは鳥居の向きが爆風に対して並行であったために衝撃がうまく逃れたのではないかと推測されています。

 一本柱鳥居のすぐ奥には崩落した残り半分の鳥居が集められて残されています。

 今も残されている二の鳥居の崩壊した半分。 原爆の破壊力のものすごさを住宅地の中で今もひっそりと後世に伝えています。

さらに階段のある細道を登って行くと右手に山王神社が見えてきます。 山王神社の入口には2本の大きな楠があります。 こちらの楠も一本柱鳥居同様の被爆遺構の一つです。
 この楠も長崎原爆によって被爆して枯木同然の無残な姿になりましたが、その後脅威の生命力によって現在の姿まで回復しました。 この2本の楠も山王神社の大クスとして市の天然記念物に指定されています。

 幹周りが非常に太いのに対して高さがそれほどでもないのも爆風で幹上部が失われたから。
住宅地の中で堂々と成長を遂げる大クスの枝の複雑さには大クスの姿は巨木好きとしても一見の価値あり。

 ただ、周辺は何も無い住宅地でバイクを停めるところが無いのと、案内板があるものの少々わかりにくいのも難点。 長崎市電の停留所や平和公園などからも離れているので全部回るとなるとかなり歩きます。
 ほとんどの観光客は平和公園や浦上天主堂までは行くものの、ここまで中々来ないので穴場でもあります。

◆ 一本柱鳥居・山王神社 ◆

案内:国道206号の200m東にある「山王通り」沿い、「十八銀行大学病院前支店」の交差点が目印

料金:見学、参拝無料

バイク駐輪場:無し。 長崎市内の幹線道路はちらほらバイクの路駐は見かけるが・・・自己責任で。
※最寄りの駐輪場としては、JR浦上駅前の駐輪場※地図※【無料/24時間営業/全排気量/常時満車気味/一本柱鳥居まで徒歩約7分】やみらい長崎ココウォーク駐輪場※地図※【3時間まで無料・8時間300円・24時間600円・以降24時間毎300円/24時間営業/全排気量/一本柱鳥居まで徒歩約10分】など

拝観時間:自由
所要時間:5分~30分 (一本柱鳥居だけなら階段登ってすぐ)

HP:山王神社

【訪問時期:2013年9月/最終更新:2019年7月】

★Googleマップで【一本柱鳥居(山王神社)】を見る★

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