日本では珍しいマングローブを観察
マングローブ(ヒルギ)は日本では沖縄県から鹿児島県奄美大島までに自然分布していて、沖縄本島で広範囲に分布しているのは南部の漫湖周辺と、この北部の慶佐次湾(げさしわん)周辺です。 慶佐次湾へ繋がる慶佐次川河口の国道331号沿いはヒルギ林が観察できたり、シーカヤックを体験できたりとちょっとしたレジャースポットになっています。
ヒルギ林は慶佐次川に沿うように広がっていて、幅200m,長さ1kmにも渡って分布しています。 そのヒルギ林を縫うように木道の遊歩道が整備されていて、ヒルギ林を間近に見ながら散策することが出来ます。
僕がここを訪れたときはちょうど干潮時だったので川の河口にはほとんど水が無く、海に浮かぶマングローブをイメージしてただけにちょっと拍子抜け。
その代わりしっかりと地面に張り付くマングローブの根が見れたのは干潮時で良かったかも。 生命の力強さが感じられます。
駐車場の近くにはちょっと小上がりの展望台があって、慶佐次川の奥のほうまでヒルギ林が見渡せます。 実はこの後に辺戸岬周辺を巡った後、同じルートで戻ったのでこのヒルギ林へもう一度立ち寄ったんです。
すると・・・ おお!潮が満ちてる! こんな姿のマングローブをイメージしてたんだよ!
満潮時にカヌーでヒルギ林の中を巡れるそうなので、そんな体験をしたい人は是非やってみるのもいいかも?
今まで東南アジアとかの南国の国でしか見られないと思ってたマングローブですが、まさか沖縄で見られるとは思ってなかったので感動しました。
これといった見所が少ない沖縄本島北東側では貴重な観賞スポットなので是非寄り道してください。
◆ 慶佐次湾(げさしわん)のヒルギ林 ◆