ぜひバイクを降りて旧洞門へ。
青の洞門は耶馬渓の一部区間にある手彫りのトンネルで、1764年(明和元年)に開通した日本最古の有料道路とも言われているほか、菊池寛の小説「恩讐の彼方に」にて青の洞門をモデルにした事もあって周辺では耶馬渓と並んで知名度の高い観光地になっています。
洞門の入り口には洞門を掘り続けた禅海和尚の銅像があります。 禅海は旅の途中に訪れたこの地で難所ゆえ命を落とす人達を見て絶壁を掘ってトンネルを通すことを決意。 托鉢を行い資金を稼いで石工達と共にノミと鎚だけで彫り続けました。
30年余りの歳月をかけてすべて開通させ、人は4文馬は8文の通行料を徴収したと言われています。
全長342mのうち144mものトンネル部分をすべてノミと鎚だけで彫りぬいたというなんとも気の遠くなる作業を重ねて作られています。 現在の青の洞門は1907年の大改修によって車両が通行できるようになったもので、素彫りの割にはしっかりとしているトンネル。 ただ、素掘りのトンネルってだけだと全国各地に点在しているので、さほど珍しさを感じるほどではありません。
なのでバイクで通り過ぎるだけだと「え?これだけ?」って思えるかもしれません。
ただ通過するだけだとそっけないので、ここはいったんバイクを駐車場に停めて洞門に向かいましょう。 すると歩行者専用の旧洞門を歩くことが出来ます。
こちらが本来の青の洞門です。
禅海和尚が手掘りで掘り進めた部分を一部残しつつ、改修が加えられています。
RPGのダンジョンのようなわくわくするトンネル。 所々にノミで掘り進めた形跡も伺えます。
旧洞門区間は車道部分と比べると極わずかですが、当時の様子を感じながら歩くことが出来ます。
2015年訪問時はは青の対岸から青の洞門全体を見渡してきました。 て言うか対岸にこんな展望スポットがあったのね。。。
対岸の国道212号線沿いにレストハウス洞門と言う大きめのドライブインに立ち寄って見学します。※地図※
ちなみにレストハウス洞門のすぐ近くに歩行者用の橋があるのでそのまま青の洞門のトンネルに行くことも可能です。
岩肌の下にぽっかりと空いている穴が青の洞門(車道区間)。 思った以上に断崖絶壁なのがここに来て伝わりました。
ちなみに青の洞門へ行く途中に、中津から揚げで有名なむら上食堂に立ち寄りました。外観はほんっとに素朴な建物。 これぞ食堂って感じです。 中に入るとおじいちゃんが一人で切り盛りしているようで、骨付きか骨なしを何人前(もしくは定食にするか)を注文します。
からあげ 450円(当時) 骨付きと骨なしが選べますが、これは骨なし。
こちらは骨付き。
どちらも醤油風味の味付けがしっかりとされていてごはんと一緒に食べてちょうどいいくらいです。 肉汁は思ってたよりは少なくて油っぽくなく結構さっぱりとしています。
から揚げのみの持ち帰りの店が基本っぽいですが、椅子とテーブルもあるしから揚げ定食800円なんてのもあるので、そのまま食事するのもいいでしょう。
案内:国道212号、500号から分岐、どちらにも案内板あり。
※青の洞門のトンネル区間は狭いので信号で片側交互通行となっています。
料金:無料
バイク駐輪場:青の洞門南側に無料駐車場あり、四輪と共用
見学時間:自由
所要時間:約30分
【訪問時期:2011年11月/2015年11月/最終更新:2019年6月】