【走】 国道388号線 一部区間 ★☆ 【熊本県湯前町~宮崎県椎葉村】

九州・沖縄
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九州を代表する酷道エリア

 青線は国道388号~林道分岐点緑線は大河内桑木原林道、黒線は林道分岐点~国道388号です。 僕はこのうち青線緑線のみ走行しました。 国道388号線の酷道区間は黒線の大河内峠付近が最も難所だそうですが、そこには行っておらず・・・

 国道388号線は熊本県湯前町から宮崎県延岡市まで(国道10号と重複して佐伯市まで)を結ぶ九州中南部を横断する国道の一つですが、熊本・宮崎県境を中心に一車線の山道が続く「酷道」として有名な道路です。

 当時、人吉から高千穂峡に向かいたかったので国道219号と併せてこのルートで進むのが地図で見る限り最短ルートかなと思って走ってみました。
 まぁバイクだしそれなりの酷道なのは覚悟の上で行ったのでいいですが、大型バイクや四輪だとかなりしんどいルートなので自信のない人は回り道してでもほかのルートをオススメします。 R219-R388分岐から少し進んだ先にある水上村に「奥球磨ループ橋」があります。
 このちょっと前に走った国道221号の2つのループ橋よりも規模が小さくてシンプルだったからか、かなりあっさりと通過してしまいましたが、九州では少し珍しいループ橋の一つです。

 ここから2kmほど進むと今度は市房ダムのほとりに吊り橋が掛かっているのが見えたので立ち寄ってみました。 汗の原親水公園というとこらしく、かなり長くて立派な吊り橋と公園が整備されていました。

吊り橋からの眺め ホントに素朴な田舎らしい風景で、手前の沈下橋がちょっと気になる・・・けど、そこまで行くのもしんどそうのでパス。
 国道388号は水上村やその先湯山の町を過ぎる辺りまでのしばらくは2車線道路です。

★Google マップで【汗の原親水公園】の地図を見る★

人里を過ぎて少し山を登ったところから急に1車線のうっそうとした山道へ突入します 道の両サイドに落ち葉が目立つ1車線狭路。 ここから酷道区間の始まりです。
 狭路な上、ウネウネ道で所々落石や落ち葉もあるのでかなり運転に神経を使います。 あと、時々地元車両とすれ違う程度に交通量もあるので対向車には要注意。

 しばらくこんな酷道を進んで国道265号との分岐(こちらもかなりの酷道)を過ぎて、さらに7kmほど進んだところで林道との分岐の案内があります。 道なりに進めば引き続き国道388号の酷道を伝って延岡方面へ行きますが、斜め左の大河内桑木原林道(上のマップ画像の緑線)は、椎葉村や高千穂方面への近道として地元車両がよく使う林道です。

これが林道の道中 あれ、国道よりも林道の方が道路がしっかりしていて走りやすいぞ・・・ 道幅は約1.5車線なので幅広って訳ではないですが、酷道区間を走った後だとかなり快適に感じました。

 この先、林道から国道265号に合流して高千穂方面まで走っていきました。 国道265号は林道分岐から北側は2車線なので心配なし。 林道分岐から南側は1車線の酷道区間ですが。

 景色もあまり望めず、見渡しても山・山・山ばかりなので、前半のループ橋と吊り橋以外に特に見所もないかな?
 この辺の国道は概ね酷道ばかりのエリアなのでうかつに近づくと後悔するかも? しかし、酷道マニアにとっては歓喜の超オススメルートでもあります(笑)

◆ 国道388号線 ◆
案内:国道219号湯前駅付近から国道388号線へ、林道分岐には案内板あり。
料金:通行無料
バイク駐輪場:道中、寄り道できそうな施設は少しだけあるものの、全体的にお店や休憩スペースはほぼ皆無
該当距離:約135km(R388全線)、約13km(大河内桑木原林道全線)
通行規制等:特になし(道幅狭いので対向車に注意)
【訪問時期:2013年9月/最終更新:2019年8月】
★Googleマップで【国道388号(椎葉村への林道分岐点)】を見る★

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