「東洋のナイアガラ」とも言われる横に長い滝
原尻の滝は幅120m高さ20mと非常に横に長い特徴的な滝で、「日本の滝百選」にも選ばれています。
見た目の美しさから「東洋のナイアガラ」とも呼ばれています。 あれ、群馬のどこぞの滝もそんな異名で知られてたような・・・?
まぁさすがに本場ナイアガラと比べるとアレですが、横幅広く流れ落ちる様子は他の滝とは一線を画していて、新鮮味があります。
また国道502号線から程近いところにある上、道の駅も併設されていてかなりアクセス良好な場所にあります。
そしてこの滝が変わっている点はもう一つ、滝上部の川の上を沈下橋で渡れるということです。
片方はのどかな川の流れ(と、謎の鳥居)、もう片方は断崖絶壁を落ちる原尻の滝というワイルドな沈下橋をバイクで渡ることができます。 もし落ちてしまったら・・・と考えるとちょっと怖いですが一度通ってみると面白いです。
しかしながら沈下橋の交通量もそこそこ多く、転落事故も実際に何件も起きているので無茶は禁物。 少しでも車が通る可能性があるなら、速やかに通過しましょう。
そして滝の上部は特に柵なども無いのでギリギリまで立ち入ることが出来ます。 無茶しない範囲で(笑)
滝の上を道が通っていたりと、ここまでバイクと共に間近に見られる滝って言うのはここくらいじゃないでしょうか?
さらに、道の駅の近くから小さな吊り橋があります。 ここから原尻の滝の全景が見渡せそうです。
その名も滝見橋。木製のいかにもな吊り橋で、ギシギシと揺れてちょっと怖い。
滝見橋から見る原尻の滝。 確かにここから滝の全景を一目で見渡せますが少し遠めでインパクトが足りないかな・・・?
なので時間があれば滝壷まで下りてみるほうがインパクトありますね。 もちろん吊り橋からの眺めも良好でしたが、下から見上げる滝もやはり臨場感があります。
豊後大野市には原尻の滝から少し走ったところに原尻の滝にそっくりな滝「沈堕の滝」もあります。 観光地として知名度が高くて沈下橋が面白い原尻の滝と廃墟と一緒に見られる不思議な組み合わせの沈堕の滝、どちらもオススメなので時間があればどちらも行って見ましょう。