日本三大稲荷、本殿の骨組みが見事!
祐徳稲荷神社は佐賀県を代表する寺社の一つで、その参拝者数は年間300万人にも上ります。これは太宰府天満宮に次いで九州で2番目の参拝者数を誇るとか。
ここ祐徳稲荷と京都・伏見稲荷と茨城・笠間稲荷で日本三大稲荷と言われています(愛知・豊川稲荷や岡山・最上稲荷など諸説あり)
煌びやかな楼門。 別名鎮西日光と言われているだけあってか細やかな極彩色が施されていて、本当に日光の寺社のような煌びやかさがあります。
そんな楼門よりもさらにインパクトがあるのが写真右側の本殿の建て構え。 まるで清水寺を思わせるかのような巨大な骨組みに思わず圧倒されました。 実は何の事前情報も無くふらっと立ち寄ったので、まさかこんな奇抜な神社とは思わず本当に驚かされました。
本殿への階段の前に佇むのは神楽殿。本殿に行けない人や一般の祈祷などはここで参拝するそうです。
昭和初期に完成された本殿は昭和24年に火災で焼失したが昭和32年に再建されたもの。 本殿までの階段は大体200段前後だったと思います。
では早速上ります。 せっかくここまで来たなら上ってみたいところ。
5分ほどで本殿に到着。 意外とまぁそこまでしんどくは無いけど疲れるものは疲れる(笑) 本殿も楼門と同じく鳥居を連想させる朱色に極彩色豊かな施しに目が行きます。
本殿から見下ろす神楽殿。 ここからは祐徳稲荷神社境内のほとんどが見渡せて気持ちいい景色が広がっています。
ここからさらに本格的な登山道を登っていくと奥の院まで続きますがさすがにそこまでの気力と時間が無かったのでパス。 時間と体力に余裕があれば行ってみていいかもしれません。
どうやらタイで放送された大ヒットドラマのロケ地がオール佐賀県らしく、その中でも祐徳稲荷神社がロケ地めぐりのメインスポットとして、ここ数年前からタイをはじめ外国人旅行者に人気のスポットなんだとか。
九州に点在する寺社仏閣の中でもかなり異彩を放つ神社です。 本殿の見事な建築美を見るためだけでもここへ訪れる価値大です。
住所:佐賀県鹿島市古枝
料金:参拝無料
バイク駐輪場:祐徳稲荷神社から500m圏内に大規模駐車場がいくつもあります。いずれも無料・四輪と共用(民間の有料駐車場除く)
参拝時間:自由
所要時間:約60分
HP:祐徳稲荷神社
【訪問時期:2013年9月/最終更新:2019年6月】
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・地図は祐徳稲荷神社最寄りの第一駐車場を指定しています