不思議な樹木マニアは必見。 ちょっとした寄り道スポット
サキシマスオウノキは日本では奄美大島より南の亜熱帯や熱帯地域に分布されている植物で、上の写真の通り根の部分が板のように薄く広がった形で成長するのが特徴です。 このような根を板根と言うそうです。
マングローブ林の熱帯雨林の周辺によく分布する植物で、石垣島や西表島を始め沖縄本島でも数ヶ所の地点で見ることが出来ますが、東村のサキシマスオウノキは沖縄本島最大で、なかなか見事な板根の木を見ることが出来ます。
駐車場からわずか10mほどの短い遊歩道ですが、そのエリアに小規模なサキシマスオウノキもいました。 小さいながらもしっかりとした板根を観察することが出来ます。
そしてこちらが東村のサキシマスオウノキ。 波打った屏風のような板根の姿がとても美しいです。 どうしたらこのような植物の進化を遂げるのか、かなりそそられる木ですね。
ちなみに遊歩道にはちょろちょろと流れる滝もあって、かなり神聖な雰囲気もあります。
見所としてはこれくらいですが、県道70号線からちょっと外れたくらいの位置にあって、さほど立ち止まりスポットの無い県道70号線を延々走っているよりかはこういったところで休憩&寄り道がてら立ち止まって見てみるといいかもしれません。
◆ 東村のサキシマスオウノキ ◆
案内:沖縄県国頭郡東村字川田
・県道70号線に小さな案内板がありますが、要下記Googleマップで確認
・県道70号線に小さな案内板がありますが、要下記Googleマップで確認
料金:見学無料
バイク駐輪場:10台分ほどの駐車場が整備。無料/四輪と共用
見学時間:自由(夜間照明等たぶん無し)
所要時間:約10分
HP:東村/観光ガイド
【訪問時期:2019年10月/最終更新:2019年11月】