堂々たる楼門など、長い歴史を感じる肥後国一宮
2017年5月再訪:熊本地震の影響により阿蘇神社の楼門と拝殿が倒壊して、現在再建工事中です 倒壊した楼門を解体している作業中の様子。 倒壊した楼門や拝殿を中心に工事シートで覆われていて中の様子を見ることが出来ません(2017年5月撮影時)
同じく解体作業中の拝殿の様子
工事シートの隙間からかろうじて中の様子が少し見えました。
現地写真パネルより。 手前が倒壊した楼門、奥が倒壊した拝殿
現地写真パネルより。 倒壊直後の楼門の様子
境内の大半のエリアで復旧工事が進められていますが、参拝は通常通り行えます。 復旧工事は2023年を目途に楼門と拝殿の再建を完了する予定です。
肥後国一宮である阿蘇神社は孝霊天皇9年(紀元前282年)に創建され、健磐龍命(たけいわたつのみこと)を初めとした十二神を祀る、全国500社以上ある阿蘇神社の総本社です。 また、神社に向けて続く「表参道」では無く、神社の前を通過するように続く「横参道」という珍しい町の造りになっています。
阿蘇神社の顔とも言える楼門は高さ18m。 神社では珍しい仏閣の様式で建てられた二層楼山門式で、日本三大楼門の一つとして数えられています。
神社の境内はとりわけ広いわけでは無い分、この楼門のでかさは一際目を惹きます。 この楼門と境内にある一の神殿,二の神殿,三の神殿,神幸門,還御門の6棟は国の重要文化財に指定されています。
楼門を潜るとすぐ目の前にあるのが拝殿です。 さすがに長い歴史があるだけか、観光客が多くてもどこか厳かな雰囲気を感じられます。
境内にはケヤキや杉の木などの大木が立っていてそれらにも圧倒されますが、そんな中にある高砂の松は縁結びの松として有名で、男性は左回りに二回・女性は右回りに二回周ってお祈りすると縁が結ばれるとのこと。
あと、阿蘇神社で御朱印も頂きました。初穂料300円(当時)
自然景観スポットの印象が強い阿蘇の中でも、この阿蘇神社は非常に有名な歴史スポット。 阿蘇ツーリングの合間に立ち寄ってみましょう。
住所:熊本県阿蘇市一の宮町宮地3083
料金:参拝無料
バイク駐輪場:神社前に第一,神社北側に第二駐車場あり(無料,四輪と共用)
参拝時間:6:00~18:00閉門,御礼所は9:00~17:00閉所
所要時間:約30分
HP:阿蘇神社
【訪問時期:2013年9月/最終更新:2019年8月】