【撮】　眼鏡岩　★★★★　【佐世保市】

住宅地の片隅にある巨大な奇岩

　眼鏡岩は佐世保市街からちょっと北に進んだところにあるなんとも奇妙な大岩で、かなり奇抜な光景にも関わらず住宅地の片隅にあるためか、あまり観光地化されていません。　眼鏡岩の周辺はいくつかのお寺があってそれと併せて公園として整備されています。

　歩行者用の入口から。　国道から住宅地の道路を進んだところでこの階段があって行き止まりになります。　本来眼鏡岩の北側に駐車場があるのですが、南側からのこのルートには駐車場がないので注意。

階段を登って公園に入ると･･･　デデン！！と、予想以上に巨大な穴を開けた岩が立ち構えていました。　ちなみに写真に写ってる人はワタクシ。
　長さ20m･高さ10m･奥行きが6m。　穴は直径8mと5mにも及びます。
　人と比べてみてもわかるとおり、もはや岩壁のような巨大な岩に眼鏡の用に丸い穴が2つ開いています。

　穴の中を通るように階段が続いています。　周辺にはいくつもの祠があって何か祀られているようでした。

裏側から。
　この眼鏡岩はかつてこの場所が海だった時代に波の侵食を受けて自然に出来た穴だそうです。　これほど巨大な穴を人の手でなくとも出来るものなのか･･･
　また、その昔佐世保に大きな鬼が居て、ここで昼寝をしているときに伸びをしたところ、両足でこの岩に穴を開けてしまったと言う逸話があります。

　なんにせよ、ほとんど人の居ない公園にこんな奇妙な巨岩があるとは･･･　これこそまさしく穴場と言うべきスポットです。　･･･いや、シャレじゃなくて。