【撮】 九重“夢”大吊橋 ★★☆ 【九重町】

九州・沖縄
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元・日本一の吊り橋としてかなり観光地化されている

 九重“夢”大吊橋(ここのえ“ゆめ”おおつりばし)は県道40号線沿いにある巨大な歩行者用吊り橋で、九重町を代表する観光名所の一つになっています。
 標高777mの峡谷に高さ173m,長さ390mもの巨大な吊り橋が掛かっています。 この高さと長さは”当時”日本一の歩行者専用橋として人気を集め、九重町を代表する観光名所の一つとして知られていました。

 しかし、2015年に静岡県三島市に完成した歩行者用吊橋の箱根西麓・三島大吊橋(三島スカイウォーク)長さ400m)が誕生したことにより「長さ日本一」の座を明け渡したものの、「高さ日本一」の称号は2019年6月時点も九重”夢”大吊橋が保持しています。

 吊り橋の周囲はお土産屋やレストランがあって観光地としてかなり整備されています。 なお、橋を通行するには入場券(500円)を購入する必要があります。

 さすがにこれくらい大規模な吊り橋にもなるとコンクリの橋脚に金属製の橋でガッチリと造られているので安定感があって、それほど怖くありません。 ただ、歩行部分は排水溝によくある格子状の鉄板なので真下が見えるのはちょっとスリリングでした。
 かなり多くの人が訪れるので橋の揺れはグワングワンゆっくり揺れるような感じ。 エレベーターで上下してるかのような鈍い酔い方をしてしまうので長居は禁物?

 吊り橋からの景色は緑溢れる森林渓谷が一面と広がっています。 紅葉の時期はより一層華やかになるのだとか。

 そして吊り橋から震動の滝と言うかなり大きな滝を遠くに見ることが出来ます。 震動の滝は2種類あり、こちらは雌滝です。

雌滝の右側奥に見える同じくらいの規模の滝が雄滝

 滝を眺めつつゆっくりと歩いていたら端までたどり着きました。 ただ、端まで付いてもトイレと反対側出発用の受付所があるくらいで特に見所も無いのでこのまま引き返します。 往復で800m程とちょっと疲れる程度に長いので、それなりに覚悟を。

 交通手段として造られた橋でなく、あくまで町の集客目的に造られた観光施設なのでレジャー寄りな感覚が強いスポットです。 山奥にひっそりと佇む秘境・・・みたいなイメージで行くとガッカリするかもしれません。
 正直ここはせいぜい一度行っとけばいいかな?と思えるような場所でした。

 通行料500円もどうかと思いましたが、「現・長さ日本一」の三島スカイウォークがここよりも10m長いだけで1000円も取ることを考えると、ひょっとしたら九重”夢”大吊橋はまだ良心的な設定だったのかも(笑)

ちなみにここのご当地バーガー「九重夢バーガー」を食べました。 九重夢バーガー 550円(当時)。 パティは牛・豚・鹿・猪から選べますが、この時は無難そうな牛(モモガー)を選択。
 写真の通りかなりボリュームたっぷりのハンバーガーで食べ応えがあります。 ボリュームある故少々食べにくいけど、観光地B級グルメとしてはかなり満足できるものでした。

◆ 九重“夢”大吊橋 ◆

住所:大分県玖珠郡九重町田野1208
・県道40号沿い、県道40号ややまなみハイウェイからも案内板が出てるので見つけやすいと思います。

料金:通行料500円(往復/橋から出ない限り滞在OK)/九重夢バーガー各種600円~(2019年6月)

バイク駐輪場:無料,四輪と共用
・反対側にも駐車場あり(無料/四輪と共用)※地図※

営業時間:11月~6月は8:30~17:00/7月~10月は8:30~18:00
・入場券販売は閉鎖30分前まで
定休日:無休(ただし、悪天候等で閉鎖の場合あり)

所要時間:約60分

HP:九重“夢”大吊橋公式サイト

【訪問時期:2009年9月/最終更新:2019年6月】

★Googleマップで【九重“夢”大吊橋】を見る★

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