【撮】 稲佐山山頂展望台 ★★★★★ 【長崎市】

九州・沖縄
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複雑な地形が作り出す日本三大夜景!

 長崎市街の西側にある稲佐山は標高333mのやや小さな山ですが、ここから見る夜景は函館山、神戸摩耶山に並んで日本三大夜景として有名です。 また、香港・ナポリに並んで世界新三大夜景にも選ばれたそうですが、それはちょっと言いすぎだろう・・・香港ナポリの夜景見たこと無いけど。

 さて、この稲佐山山頂展望台ですが、嬉しい(?)ことに日本三大夜景の中で唯一バイクで展望台まで行けます。 ただし、駐車場は有料だったり土日は通行禁止だったりしますが。 詳しくは一番下の案内で説明します。

 僕は稲佐山には2回行ったことがあって、1回目は時間とルートの都合で昼間に行きました。稲佐山山頂展望台。 隣の螺旋階段に加え、建物内も巨大な螺旋階段の様になってる吹き抜け空間でした。

 展望台屋上から眺める長崎市街浦上方面。 
入り組んだ地形に山間部が多い長崎県は、わずかな平面や斜面に支柱を支えて無理くり住宅を建てたりしていますが、そんな長崎の宅地開発事情がどことなくわかるような景色です。

少し南を向いて長崎市街長崎港方面
 坂が多くて特異な地形をしている長崎市街が一望できますが、この日は晴天なのにどうも空気が霞んでてあまりスッキリとした景色が見られませんでした。 黄砂の影響かな?
 しかし、昼間に行っても十分見ごたえのある絶景でした。これが夜景になるとどうなるのか・・・

 って訳で、また九州ツーリングで長崎市街に立ち寄ったので今度は夜景を見ることにしました夜の稲佐山山頂展望台。 後述しますが、土日などシーズン日の夜は通行制限があるので二輪含む一般車両は山頂展望台まで行くことが出来ません。

 展望台内部の様子。 結構広々としていて、雨とかで夜景が見られなかったときのせめての施しか、夜景のパネルが置いてありました。 あと、2階に展望レストランもあります。

それでは再び屋上の展望台へ行きます長崎市街・長崎港方面

 長崎市街・浦上方面 昼間見た長崎市街とはまた違った景色!

 夜景の規模で言うと函館や神戸の夜景よりは若干劣りますが、斜面に建てられた住宅地の明かりやいびつに入り組んだ長崎港の独特な地形が、長崎の夜景を立体的に照らしているような感じがします。 
 それと山に挟まれて狭い平地に市街地を形成しているので、細長い市街地の夜景なのも特徴的で見ていて面白い。 こんなに特徴的な夜景は見たことが無くて、本当に長崎ならではの夜景だと思います。

 バイクがあれば他2つの夜景よりも容易にアクセスできるので、長崎で夜を迎えたら是非駆け登ってみてください。 思わず声が出てしまうくらい絶景の夜景が見られます。

バイク(車)で稲佐山に行く場合

 下記通行規制時間帯を除いて、山頂展望台までバイクで行くことが出来ます。 展望台前に若干の二輪スペースあり。

駐車料金:時間制料金です。 山頂展望台の手前約2km地点にゲートがあり、そこで駐車券を貰います。 料金は二輪・四輪共通で30分100円(但し最初の20分無料)。 ゲートから山頂展望台まで約3分弱走るので、料金が気になる人はそれも考慮しておきましょう。

 ただし、駐車台数が約40台程度と、知名度の割に非常にキャパが少ないので、平日でも夜景の時間帯には満車待ちの状態になるかもしれません。
 どうも満車で通れなそうだった場合、下記でも紹介する中腹駐車場にバイクを停めて徒歩かスロープカー※2020年1月開通予定/料金:往復600円(予定) のみとなります。 土日祝などに運行される無料のシャトルバスも平日は運行されません

◆通行規制/休日限定のシャトルバスについて

規制時間:規制日の17:30~21:30

 土日や連休などの行楽シーズン日の夜に限り有料道路入口ゲートから山頂展望台まで二輪含む一般車両は通ることが出来ません。 その場合、有料道路入口ゲート近くにある無料の中腹大駐車場※Googleマップで確認※にて車両を止め、規制日限定の無料巡回バススロープカー※2020年1月開通予定または徒歩約15分の登山で山頂まで向かうことになります。

 無料巡回バスは中腹駐車場と山頂駐車場を10~20分程度の間隔で運行していますが、シーズン日や時間帯によっては長い行列が出来て、かなり待たされます。 
 15分の登山の方が早く着くかもしれませんが、300段以上の急な階段を登ることになるのでそれなりの覚悟が必要。 強いて言うなら帰りのバスが混んでたら階段を下りて戻るのもアリ?

 なので、逆に考えると無料の中腹駐車場とシャトルバスを利用すれば土日のシーズン時なら無料で夜景を見ることも出来ます。 まぁ人が多くて待ち時間もしんどいですが。
規制日に関しては、稲佐山公園WEBを参照

 また、中腹駐車場の開放時間は9:00~22:00施錠となります。 あまり帰りが遅いと駐車場から出られなくなるので注意。

※中腹駐車場内でイノシシを見かけたのでバイクにイタズラされないよう対策を。

◆ロープウェイで行く場合・・・

 長崎ロープウェイ 淵神社駅※Googleマップで確認※からロープウェイに乗ってわずか5分で山頂に行けます。
 ただ、淵神社駅の駐車場がかなり狭く、二輪専用の駐輪場も無いためバスやタクシーでの利用がメインだと思います。 ロープウェイの料金もそれなりなので、バイクがあったらとりあえず山頂を目指して登ったほうが無難かな?と思います。

運行時間:9:00~22:00、15~20分間隔で運行

料金:往復1230円(片道720円)

HP:長崎ロープウェイ
↑ 印刷して値引きできるクーポンもあり

◆ 稲佐山山頂展望台 ◆

案内:道は複雑ですが、長崎駅前の国道202号線からも「稲佐山」と表示されているので案内板にしたがって走れば迷わないハズ・・・。 道中2車線ですが交通量多く、急坂なので注意。

料金:展望台入場無料
※駐車料金やロープウェイ、2020年1月開通予定のスロープカーの料金は上記参照

営業時間:展望施設内8:00~20:00
※展望台屋上や山頂駐車場は24時間見学可能

所要時間:約40~60分

HP:稲佐山公園WEB
参考HP:長崎観光連盟ながさき旅ネット/稲佐山

【訪問時期:2011年11月/2013年9月/最終更新:2019年7月】

★Googleマップで【稲佐山山頂展望台】を見る★

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