日本を代表する夜景はさすがの一言!
もはや説明いらずの函館山からの夜景は日本三大夜景(神戸の摩耶山・長崎の稲佐山)として知られる、日本を代表する夜景の1つです。
実際に見ると、ネットや観光雑誌の写真では表現しきれないほどのスケールと美しさに感動します。 せっかく函館に立ち寄るなら是非とも外せないスポットです。 そもそも函館山とは標高334mの山であり、砂洲によって陸地と繋がっている陸繋島でもあります。
その函館山から陸地に繋がるまでのくびれた部分に函館市街地が形成しているため、非常に特徴的な夜景となりました。
1900年頃から函館山の至るところに砲台や発電所などを建設し始め山全体が軍事要塞となったため、函館山自体が軍事機密となり一般人の入山や写真撮影、スケッチをとることや函館山に関する話題さえも厳しく制限されるようになりました。
終戦を迎え、要塞として機能が無くなった函館山は一般に開放されるようになり、現在のように整備されて自由に立ち入ることが出来るようになりました。
今でも登山道のいくつかの場所でレンガ造りの砲台跡が残されていて、そのうち一部は自由に見学することができます。
僕は昼間に行ったことはないので詳しいことはわかりませんが、軍事モノや廃墟好きならこういった点で訪れてみると楽しめると思います。
さて、そんな函館山山頂に行く方法ですが、まず知っておきたいのは函館山登山道へのバイクの通行は終日禁止されています。
四輪は17時~22時以外の時間帯ならば通行できますが、バイク&自転車は24時間365日通ることが出来ません。
てな訳で他の方法としては
- 函館山ロープウェイ
- 函館山登山バス
- 徒歩で登山
が主な方法になります。
① 函館山ロープウェイ
函館山ロープウェイにはバイク駐輪場があるので、乗り場までバイクで行くことは可能です。
路面電車を使う場合は、十字街で下車して徒歩約10分ですが見事な急坂を登って行かなければなりません。 ロープウェイ乗り場から。すでにちょっといい景色です。
ロープウェイの料金は片道780円,往復1280円。 やや高い気がしますが、運行本数が多いのが強み。
ゴンドラも125人乗りと超大型ですが、それでも繁忙期となると長蛇の列ができるのでちょっと覚悟しておいた方がいいかも。
詳しくは函館山ロープウェイ公式HPから確認してください。
◆Google マップで【函館山ロープウェイ駐車場】の地図を見る◆
② 函館山登山バス
料金は函館駅~十字街や登山口各停留所から函館山山頂まで片道400円。 ロープウェイよりも安く行くことができるので便利です。
また、函館バスの1日乗車券でも乗れるので、バイクを降りて丸1日バスで函館観光するなら安上がり。 せっかくなら路面電車に乗ってみたいところだが・・・
ちなみにガイドさんも同乗しているので道中丁寧に説明してくれたりと、手頃な料金のわりに満足できる方法だと思います。詳しくは函館バス公式HPから確認してください。
③ 徒歩で登山
道中に砲台跡もあるので、昼間に行くならそういったのが好きな人にはオススメのルートです。
ただ、夜景を見るためだけに暗くなってから登るのは少々しんどいと思われます
案内:国道279号線十字街付近から案内あり
料金:ロープウェイ往復1280円/函館山は入山無料
バイク駐輪場:ロープウェイ乗り場北側の業務用・身障者用駐車場【Googleマップで確認】にバイク・自転車用駐輪場あり、無料
※バスを利用の場合、函館駅~ベイエリア各停留所付近にバイク置き場はありません。 バスを利用の場合は宿泊先などにバイクを停めて、徒歩での散策に向いています。
営業時間(ロープウェイ):10:00~22:00(10/16~4/24は21:00まで)
※登山コースは24時間入山可能。四輪も22時~翌17時までは入山可能(17~22時に山頂駐車場内に居ることはできません)
所要時間:60~120分
HP:函館山ロープウェイ
参考HP:函館市公式観光情報はこぶら/函館山展望台
【訪問時期:2011年9月/最終更新2019年4月】