東海・北陸地方からも、関西からもアクセス良い敦賀港発着フェリー
夜の敦賀港。 敦賀港出発は0:30発(2019年時点。当時は1:00発)と深夜発の船なので、関西や東海ライダーも仕事上がりに直行すれば間に合いそうなダイヤなのが嬉しいです。
逆に時間に余裕のあるライダーは敦賀市内かどこかで時間を潰す必要がありますが、敦賀市街の夜は結構早いのであまり時間を潰す所が無いかも?
ちなみに敦賀港に売店はあるものの21:30までしか営業していません。 付近にコンビニやスーパーは無いので敦賀市街エリアに居る内の買い出しか、敦賀港最寄りのローソン敦賀赤崎店 ※地図※に寄っておきましょう。 市内のスーパーやショッピングセンターも20:00~21:00に閉まるところがほとんど。
敦賀港フェリーターミナルは長距離フェリーターミナルとしてもかなり大きくてスタイリッシュなガラス張りの建物。 バイクはフェリーターミナルに入って左側のバイク乗船専用の駐車帯に案内されました。
予約の場合、1階の受付にてチケットを発見してもらいます。(え、当時俺学生だったんか…)
3階(だったかな?)に広々とした待合所があります。 建物は大きいですが、お店も閉まっていたのでこれと言った見所も無いかも。
乗船受付終了は出航60分前まで(G.W・夏休み・年末年始等は90分前まで)となります。 そして、バイクは乗用車よりも早いタイミングで乗船アナウンスが流れるので、60分~90分以上前に到着することをオススメします。
また、新日本海フェリーの場合、バイク乗船後はサイドバッグやシートバッグ類、ロープ固定やワンタッチ等で外せる荷物はすべて外さなければならないので、待ち時間の間にその下準備をしたり、船内持込み用の荷物をまとめてたりした方が乗船後スムーズです。
金具等でガッチリと固定されていて工具が必要なものまでは外さなくてOKだと思います。 また、外した荷物で船内にもっていかないバッグやケース類は専用の網棚に置くことが出来ます。
船内に入るとさっそくエントランスが。 さすがに長距離フェリーなだけあって、充実しています。
主な設備としては、売店、レストラン、軽食コーナー、大浴場、サウナ、スポーツルーム、ゲームコーナー、ビデオシアターなど。 ビデオシアターは航海中2回上映されます。
利用した部屋はツーリスト和室、いわゆる2等部屋です。 毛布散らかってて汚い写真ですが・・・ 雑魚寝部屋としては可も不可もなく、ライダーハウスOKな人にはこれで十分です。
出航してちょっと落ち着いた時にはもう2時前頃。 サッと風呂に入ってビールでも飲んでひとまず就寝。
~翌日~
朝食はバイキング形式で1000円でした。 まぁ1000円なりのごく普通なクオリティのバイキングでしたが、飲み放題ドリンク類の中に牛乳もあるのがちょっと嬉しいポイントでした。
昼食や夕食もバイキング形式で、昼食1000円、夕食1500円だったと思います。 が、2019年現在はバイキング形式を終了しているようですね。
あとはまぁ船内を軽く探索したり、ツーリングマップや北海道ツーリングブックとかでざっくり計画立てたり、お風呂に入ったり、お昼寝したり、ゲームコーナーで時間つぶしたり・・・。 ただ、携帯の電波はほとんど届かなかったのが残念な所。 今はWi-Fiとかあるのかな?
ゲームコーナーは一昔前の懐かしのビデオゲームなどがあってちょっとテンションあがりました(笑) 2012年の新造船以降もゲームコーナーは充実しているんでしょうか?
船旅ではおなじみの屋外デッキですが、新日本海フェリーは高速船の為、船体後方の一部分しか屋外に出ることが出来ませんでした。 そのため、他の長距離フェリーのデッキよりも解放感が欠けるかも。
・・・と、そんなこんな時間を潰していたら下船のお時間になりました。 なんだかんだフェリーの旅って乗船と下船の瞬間が一番ワクワクしますね。 特に新日本海フェリーは他社フェリーよりも長ーいスロープを上り下りするのでワクワク感アップ! ・・・と同時に立ちゴケするライダーもまれにいるそうなので要注意。
(画像:ウィキペディアより)
苫小牧東港は苫小牧市街地にある苫小牧港(西港)よりも約20㎞離れているので、苫小牧東港から乗船する場合は着き間違えると乗船時間に間に合わなくなるかも!
苫小牧東港周辺は民家すらほとんど見かけないくらい何もない場所です。 買い出しするなら苫小牧市街地、もしくは鵡川IC近くの鵡川中心部で済ませましょう。
苫小牧東港到着は20:30。 到着早々宿の心配をしなければいけません。 苫小牧東港下船後でも受け入れてくれるライダーハウスとして、千歳市のちとせライダーハウスや、支笏湖のモーラップ樽前荘は予約時にフェリー下船後の宿泊の旨を伝えていれば対応可能とのこと。
以前は日高富川IC付近のライダーハウス「味処 西陣」も受け入れOKでしたが、おそらく閉鎖しました。
また、苫小牧市内の自遊空間苫小牧店 ※地図※もオススメです。 ナイトパック利用後の朝イチにマルトマ食堂で朝ごはんを食べるのにも適しています。
案内:敦賀港・・・国道8号線バイパスより青看板「敦賀新港」方面へICを出る。 国道8号線下道も「新港口」交差点を青看板「敦賀新港」方面へ
苫小牧東港・・・国道235号日高自動車道厚真IC下車後「東港(周文)フェリーターミナル」方面へ。 国道235号下道にも新日本海フェリーの案内板あり
◆料金(2019年5月時点/ツーリストA・Sのみ表示)
ツーリストA | ツーリストS | |
期間A | 9970円 | 16340円 |
期間B | 11200円 | 17680円 |
期間C | 16750円 | 21900円 |
※旅客料金に加え、別途二輪料金が必要
自転車 | 125㏄以下 | 750㏄未満 | 750㏄以上 | |
期間A | 2880円 | 6690円 | 9670円 | 12240円 |
期間B | 2980円 | 7510円 | 10800円 | 13890円 |
期間C | 3090円 | 8950円 | 13580円 | 17690円 |
運行便数:毎日1往復
運行ダイヤ:敦賀港 0:30発⇒苫小牧東港 20:30着
苫小牧東港 23:30発⇒敦賀港 翌20:30着
※敦賀港は0時を超えて出発するので、予約の際は日付の間違いに注意してください。
運行時間:約20時間
HP:新日本海フェリー
【訪問時期:2008年~2011年に計3回/最終更新:2019年5月】