教会や坂道の景色が美しい函館元町エリア
函館ロープウェイの乗り場がある元町エリアはテレビドラマなどでよく出てくる八幡坂や、多くの教会の建物や函館の歴史を感じる重要文化財などが立ち並ぶレトロな地区として観光雑誌でもよく取り上げられている所です。
八幡坂や元町エリアの教会のほとんどは函館ロープウェイ乗り場から徒歩圏内で見ることが出来ます。
僕は朝イチに30分くらいかけてぶらり歩いた程度ですが、見かけた教会群や有名な八幡坂を紹介します。 ロープウェイ乗り場のすぐ向かいにバイク&自転車専用の駐輪場【地図】が無料なのでここに停めて散策して(多分)大丈夫です。
元町エリアの教会の中でおそらく一番有名なのがこのカトリック元町教会【地図】です。
江戸時代末期のキリスト教宣教再開の先駆として、横浜の山手・長崎の大浦に次いで古い歴史を持つ教会です。 その後、3回の焼失を繰り返して現在の建物は大正13年に建てられたものです。 内部の見学もできます。
カトリック元町教会のすぐ近くにある教会が函館ハリストリス正教会【地図】。 1859年(安政6年)に初代ロシア領事館の付属聖堂として建てられたのが始まり。
1907年の大火で焼失したのち、現在の建物は大正5年に再建されたものカトリック元町教会とはまた風情の違う、やはりちょっとロシアっぽい?建築物です。 国の重要文化財に指定されていて、内部の見学もできます(寄付金200円)。
そのハリストリス正教会のお隣向かいにあるのが函館聖ヨハネ教会【地図】。 1874年(明治7年)に英国人のデニング司祭が函館で宣教活動をした際の拠点として機能していました。
こちらも幾度の大火の影響で焼失して、現在の建物は1979年に移転されて建てられたもの。 写真だと木々が邪魔して見えにくいですが、四方向から壁面の十字架が見られるのが特徴的な建物です。 5月~11月の期間のみ見学もできます。
ロープウェイ乗り場周辺の主な教会はこの3か所で、そこから少し足を伸ばすとテレビドラマなどでよく出る八幡坂(はちまんざか)【地図】があります。
急こう配の石畳の坂道で、スーッと一直線に港に繋がっているのが印象的です。 函館山の夜景やベイエリア、五稜郭と並んで函館を象徴する景色なのでここはぜひ写真を撮っておきたいところ。
※比較的交通量の多い車道なので観賞・撮影時には車両の通行には十分注意してください
2020年10月再訪時には夜の八幡坂も見てきました。 夜は夜で街灯が照らし出されているのでより一層ロマンチックな雰囲気が漂います。
ライトアップされた重厚なビルとベイエリア、奥にはこれまたライトアップされた摩周丸の姿が印象的。 函館山の夜景とはまた違った夜景の美しさがあります。
そして教会ではないものの、こちらも函館らしい建築物の1つ、旧函館区公会堂【地図】もぜひ見ておきたいところ。
1910年(明治43年)建築のブルーブルーとイエローの彩色が一際目立つ建物で、国の重要文化財に指定されています。
内部も300円で見学でき、バルコニーからみる函館の港の景色は絶景とのことですが、ワタクシは見ておらず。
なお、旧函館区公会堂は2018年10月より大規模修繕工事の為休館となります。 再開予定は2021年4月頃を予定しています。
ベイエリアと並んで異国情緒あふれる散歩スポットです。 観光向けですが、一度は散策してもいいと思います。
料金:施設によって異なる。 外観のみなら無料で散策可能
バイク駐輪場:無し。 函館ロープウェイにバイク置き場あり。
見学時間:施設によって異なる。 おおむね10:00~16:00前後
・夜間はライトアップされます
所要時間:約30分 (外観のみの散策で)
HP:函館市公式観光情報サイト/はこぶら
【訪問時期:2017年9月/情報更新日:2021年4月】
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