【レンタルバイクGOYA】沖縄のレンタルバイクでキムコ「GP125」に乗ってみました

九州・沖縄
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レンタルバイク「GOYA」で台湾メーカーのスクーターを借りる!

 今回の沖縄旅行ではろくに予定も立てずに向かったもんなので、ホテルもレンタルバイクも予約していませんでした。
 時期的にはコロナもようやく落ち着き始めた7月半ば頃でしたが、宿に関しては行き当たりばったりでも格安の宿が空いていて特に問題なし。

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 ですが、どうやら2022年7月時点の沖縄観光についてはレンタカーの数が足りなさ過ぎてレンタカーは常時満車状態なのが続いていました。
 コロナ中の観光客減少時に余ってしまったレンタカーを売却したことに加え、半導体不足による新車の供給不足が追い打ちをかけたことにより、観光需要が復活した今の時期、観光客増加に対応できるほどレンタカーのストックが無いようです。

 で、レンタルバイクがその追い打ちを受けてるのかどうか微妙なとこですが、いくつものレンタルバイク店を調べて空車情報を確認しても乗りたい排気量のバイクが満車状態という有様。
 いやー、沖縄着いてから何とかなるかと思ってたんですがこりゃ参っちゃったね。

 そんな中、125㏄クラスで24時間以内でいいなら1台余っているというレンタルバイク屋さんを見つけたので直行しました。 レンタカー&バイクGOYA 旭橋駅店です。
 バイク店「GOYA」は那覇市・宜野湾市に計3店舗構えるバイク店でして、そのうちレンタルバイクをメインにしている店舗が旭橋駅店。 ゆいレール旭橋駅から徒歩約3分と沖縄観光でバイクを借りるにもアクセス良好です。

 どうやらGOYA旭橋店は台湾のバイクメーカー、キムコ(KYMCO)の正規取扱店との事でレンタルバイクの一覧の中にもキムコのバイクが入っています。
 …入っていますが、キムコのバイクしか揃えてないわけではなく、国内4大メーカーのバイクも普通にあるので結構種類豊富なバイクが揃っています。

 50~125㏄クラスの価格帯は「標準クラス」と「Aクラス」の2段階に分かれていて、予約時に在庫が残っていたのが標準クラスの1台のみとの事。 AクラスになればPCXやZ125などちょい高価格帯の125㏄が乗れますが価格も標準クラスより少し高め。 標準クラスの125㏄は1車種しかなく、それがこちら、キムコGP125です。
 そもそもワタクシはキムコのバイク自体あんまり知らなかったんですが、調べてみると2018年より日本で販売している車種でして、キムコの125㏄スクーターの中では最もベーシックな廉価版となっているとの事。
 2023年現在は「GP125(GP125i)」は製造終了して、保安基準クリア版「GP125VCBS」が販売されています。

 新車販売価格帯は17万~23万円台(Goobike調べ)と国内メーカーの50~110㏄クラスのスクーターかそれ以上に安いので、レンタルバイクでも50㏄の原付と同価格帯の「標準クラス」のお値段となっています。 レンタル価格ですが、50~125㏄標準クラスのGP125は24時間3500円で借りれました。 ヘルメット(ジェット)は24時間1000円、1週間2000円。

 当日限り(18時閉店まで)だと3000円ですが、レンタル日の翌日早朝からちょびっとツーリングすることもできるので「24時間」という設定はありがたかったですねー。
 ちなみに24時間以降は+1日で3000円追加となり、1週間パックで10000円となります。 やはり沖縄は本土と比べてレンタルバイクの価格がメチャ安なので借りやすいですね。

GP125最大の特徴は小ささと軽さ、扱いやすさ

 そんな訳でキムコGP125に乗ってちょっとツーリングしてきましたが、今回一番気に入ったのはやはり見た目通りの小ささと軽さでしょうか。
 GP125の全長は1845㎜。 「通勤快速」として知られるスズキ「アドレスV125」シリーズが1750㎜程なので10㎝程度大きいかもしれないですが、125㏄クラスでこの小ささという意味では2代目通勤快速と言っても過言ではないかもしれません。

 アドレスV125シリーズが生産終了してしまい、後継のアドレス110・125シリーズもV125程車体が小さい訳ではない中、このサイズの125㏄スクーターが現行で作られているというのがメリットでしょうか。
 なるべく小さく、なるべく安く、なるべく新しい125㏄スクーターが欲しいとなれば候補になるかもしれません。

メットインは収納小さめ。ジェットも入らないかも

 逆にちょっと不満に思ったのが収納の小ささ。 まぁアドレスV125クラスの小さい車体なので過度な期待はしてないハズだったんですが、メットインのど真ん中に四角い大きなでっぱりがあって意外と物が入らないです。

 今回借りたシールド付きのジェッペルもギリ入らないくらいなので、もはやメットインとは何なのか考えたくもなっちゃいましたが、物が入らないというかメットインの形状がもったいない造りなんですよね。
 この大きな四角いでっぱりの下には何があるんでしょうか?バッテリー?

 その他、前面のポケットは標準くらいの収容力はあるしコンビニフックも装着。 リアは標準で小さなキャリアもついているので荷物を括りつけることも出来なくは無いかと思います。

加速は良好、最高速は遅め?タコメーターのレッドが気になってブン回せず

 そもそも今回、あんまメーター類を映しての走行シーンを撮ってないのでわかりにくいかもですが、一般道を走行する分にはこれといった不満は無かったかなと。

 ただ、パワーに関しては125㏄の割には若干パワー不足を感じたかもしれません。
 今、アドレス110に乗る機会がちょこちょこあるんですが、加速・巡航速度共にアドレス110とどっこいどっこいかなと思いました。 そう思う一因として、125㏄スクーターにしては少し珍しいのかな? GP125にはタコメーターも付いているんですが、大体75~80㎞/h以上出すとレッドゾーンに入ってしまうため、精神衛生的に(?)70㎞/h以上出すのを躊躇してしまいます。

 いやひょっとしたらタコメーターの付いていない125㏄クラスのスクーターでも80㎞/h以上出すとエンジン性能上よろしくないのかも知れず、タコメーターが付いていないから平気で3桁近い速度を出せてるのかもしれません。
 が、こちらは一目でレッドゾーン入りしてるってわかっちゃう分あんま最高速度というか巡航速度も速くは無いのかなという印象になってしまいました。

 とはいえ、125㏄ですし一般道で70㎞/hも出せれば必要十分なのでホントに街乗りなら最強、ツーリングも日帰り~1泊2日程度なら意外と行けちゃうバイクだと思います。

沖縄ツーリングなら125㏄でも十分走れる

 これまで沖縄レンタルバイクツーリングは3回行って、125㏄スクーターで回るのは2度目なんですが、やっぱ沖縄は125㏄でも十分楽しめるなーと再認識。
 特に今回は那覇市内の散策もしていたので下駄感覚で乗れるGP125がまさにピッタリだったチョイスかと。

 観光需要復活によってレンタカー不足も表面化される中、ひょっとしたら車じゃなくてバイクを借りようかなーという観光客もいる・・・のか微妙ですが、レンタルバイクもなるべく早めに予約して抑えた方がいいのかもしれませんね。

◆ レンタカー&バイク GOYA 旭橋駅店 ◆
住所:沖縄県那覇市泉崎1丁目12−15
・ゆいレール旭橋駅から徒歩約3分
料金(50~125㏄標準クラス):4時間2500円~24時間3500円・以降1日毎3000円など
・他のクラスの価格表はこちらを参照
バイク駐輪場:駐車場なし
営業時間:10:00~18:00
定休日:年中無休
HPレンタカー&バイクGOYA 旭橋駅店
【訪問時期:2022年7月/最終更新:2023年1月】
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