海の上を走るかのような浅瀬に立つ道路
海中道路は勝連半島から平安座島へ、さらには浜比嘉島・宮城島・伊計島へと繋がる橋…と言うか海上に敷かれた陸路のことで、沖縄中部東側の離島へ行く為の必須ルートです。
「海中道路」と聞いて、僕はまるで水族館の水中トンネルの様なメルヘンチックな道路を一瞬想像しちゃいましたが、さすがにそんなわけは無く、浅瀬が続く沖縄本島~平安座島の間を埋め立てて造られた道路です。 沖縄本島⇒平安座島への道中には海の駅あやはし館という立派なパーキングエリアがあります。 1階には売店やバイキングレストランや軽食コーナー,2階には海中道路などについての資料館が入っています。
海の駅は沖縄本島⇒平安座島方面への道路側にありますが、平安座島⇒沖縄本島方面からでもパーキングと歩道橋があるので海の駅側に歩いて立ち寄ることが出来ます。
その歩道橋からの景色が、海中道路の全景を一望できる展望スポットです。 歩道橋から沖縄本島方面
この通り両側を海に挟まれて一直線の快速四車線道路。 沖縄によくある海上の橋よりも地上が近いので確かに海の中・・・と言うより海の上を走ってる間隔になります。
平安座島方面。 遠くには浜比嘉大橋が見えます。
ちなみに海中道路は完全に海を遮断してるわけではなく、潮流確保の為の水路と船の進入路用の橋があります。 走行中に橋を登るのでそこからの景色も中々素晴らしいです。
沖縄本島から繋がる有名な橋の一つでもあるので、離島ツーリングを兼ねて走ってみてください。
案内:県道10号沿い,迷うことは無いハズ。もちろん徒歩,自転車,原付も通行可
料金:無料
バイク駐輪場:海中道路のほぼ中央にある海の駅にて駐車可(上下線とも無料/四輪と共用)
通行時間:24時間、海の駅は10:00(レストラン11:00)~19:00
該当距離:約4km
【訪問時期:2011年6月/最終更新:2019年12月】