お手軽なおやつのお店が充実している、沖縄北部への玄関口の道の駅
道の駅 許田は沖縄自動車道終点の許田ICからさらに国道58号を北へ1㎞ほど進んだところにある道の駅で、「旅行好きが選ぶ道の駅ランキング20(フォートラベル)」で全国第1位や、「2015年 行ってよかった道の駅ランキング(トリップアドバイザー)」で全国第5位を獲得したなど、かなり満足度が高い道の駅となっています。
実際、終点IC降りてすぐorIC乗る直前と言う立地条件の良さもあってか、平日にもかかわらず常に駐車場に入る車で混雑しているので人気度の高さが伺えます。
どうやら沖縄県としては最初にできた道の駅とのことで、さすがに最新の道の駅のような真新しさは無いですが、ここの道の駅の特徴としては手軽に食べられる沖縄フードが充実していることでしょうか。 まるで大きなサービスエリアの建物前にあるような、食べ歩きグルメのお店がずらりと並んでいます。
その中でも気になるのが、沖縄の定番おやつのサーターアンダギーのお店「三矢」。 各種1個90円と言う手軽な価格で黒糖・紅イモ・かぼちゃなどのサーターアンダギーが揃っています。
一番人気なのは数量限定の三矢の黄金ボール(これだけ1個100円)でしたが残念ながら到着が遅くてすでに売れ切れ。 なのでとりあえず通常のサーターアンダギーであるプレーン 1個90円を頂いてみるとこれがめちゃくちゃ美味しい!
って言うか今までうちの近所のスーパーとかで売ってるような、お土産用や総菜コーナーに紛れているようなサーターアンダギーって、油がギトってしていてボソボソしていてやけに固かったりしてたんですが、ここのサーターアンダギーは外側はサクッとクッキーのような食感で、中だけ揚げパンのようなしっとりふんわりとしていて美味しかったです。
一体今までのサーターアンダギーはなんだったんだ、と言うくらい概念が変わるほど本場のサーターアンダギーは美味しかったです。
サーターアンダギーの消費期限は約1週間なので、お土産として持ち帰ることも可能です。
他にも沖縄独特な天ぷらが揃った天ぷら店もありました。 一部除いて全品1つ60円と言う安さと、食べ歩きしやすい紙の袋にセルフで入れる形式なので食べ歩き感覚で買う人の方が多いです。
とりあえず味見がてら写真左のもずく天ぷらと写真右のマンビカー天ぷら 各60円を頂きました。
どちらも沖縄ならではな天ぷらですが、沖縄の天ぷらはサクサクではなくふわふわした衣なのと、最初から塩風味の味付けがされているのが特徴です。 なので調味料要らずでそのまま食べられます。
もずくのかき揚げ風の天ぷらですが、意外と塩味が強くてさほどもずくの風味とかはわからなかったかな? モシャモシャとしたもずくの食感はかなり独特でした。
マンビカー(シイラ科)は沖縄近海に生息するポピュラーな魚らしく、まぁ普通に白身魚の天ぷらとして美味しかったです。
ちなみに道の駅許田には上記の飲食店や物産店が入っている建物と、観光情報やトイレがある休憩施設が少し離れた位置にあります。 飲食店側の駐車場が混雑しているなら観光情報施設側の駐車場に行った方が良いでしょう。
その物産館と観光情報館の間にあったこの定食屋さんには沖縄料理やBグルメが一通り揃っているぽくて凄い気になってたんですが、あいにくお腹いっぱいだったんで入らず。 でもとりあえず沖縄ローカルな料理を味わいたいならかなり重宝するかも?
そんなわけで常ににぎやかな道の駅ですが、小腹が空いた時にはここに入っておけば間違いないくらい美味しいお店が集結している道の駅です。 沖縄北部ではイチオシのサーターアンダギーを食べてみてください。
住所:沖縄県名護市字許田17−1
沖縄自動車道許田ICより国道58号を約1㎞北へ
料金:サーターアンダギー1個90円など、テイクアウトコーナーがメイン
バイク駐輪場:無料/四輪と共用
営業時間:やんばる物産センターは8:30~19:00、店舗によって異なる
サーターアンダギーは9:00~18:00(無くなり次第終了)
定休日:年中無休
【訪問時期:2019年10月/最終更新:2019年11月】