秘境感満載の穴場スポット!
まずは由布市側の「猿渡入口」の方から行きました。 こちらは後述する別府市側の椿入口に比べて、小規模な売店があったり若干ながらも観光客もちらほらいて、ちょっとした小さな観光地といった雰囲気です。
しかし、2015年11月時点で猿渡入口は土砂災害の為立ち入り禁止でした。
進んでも階段を下りた辺りでゲートが。 由布川峡谷の姿も見ることができませんでした。
猿渡入口駐車場からさらにバイクを500mほど進めると、広めな駐車場と「小平の吊り橋」から由布川峡谷を見下ろすスポットに着きます。
吊り橋から見る由布川峡谷。 想像以上に深い峡谷で驚かされますが、ここからは川底まで降りる道はありませんし、吊り橋以外の見所も特になかったかな?
気を取り直して別府市側の椿入口に行きました。 猿渡入口からバイクで5分程度走った所にあります。
こちらはだだっ広い駐車場とトイレのみでかなり殺風景でしたが、ここからなら川底まで降りることが出来ました(2015年当時)。
川底へ。 長い年月で削られたであろう、なめらかな岩肌がどこまでも続いています。 自分が小人になったかのような感覚になるくらい深い峡谷でした。
そこから歩いてすぐに大きな滝がありました。 ぽっかりと続く渓谷の中にダイナミックに表れる大きな滝! 渓谷の崖に挟まれた中で見るこの滝のインパクトはかなりの迫力!
ここが由布川渓谷の顔ともいえるメインスポットですが、由布川渓谷にはこんな感じで大小様々な滝が峡谷内にいくつもあるのだとか。
僕はこの滝を眺めて帰りましたが、全区間を歩くとなると、腰まで川に浸かっても良いような本格的な沢登り道具とスキルが必要だそうです。
なので手軽に川底に降りて滝を眺めたいなら別府市側の椿入口から散策するのがいいでしょう。
宮崎県の高千穂峡に似た神秘的な景色ですが、観光地化されて貸しボートがプカプカ浮いている高千穂峡よりも、より秘境感のある景色を感じられます。 これだけ素晴らしい場所があるのにあまり観光地化されていないのが不思議なくらい穴場の場所です。
案内:大分県由布市挾間町朴木
分岐ごとに案内板があるが分かりにくいのと、猿渡入口、椿入口の区別がつきにくいので下記Googleマップ参照
料金:清掃協力金100円(川底に繋がる階段入り口近くにある募金箱へ)
バイク駐輪場:各所無料、四輪と共用
見学時間:自由
所要時間:約60分
【訪問時期:2015年11月/最終更新:2019年6月】
★Googleマップで各地点の地図を見る★
【 椿入口(別府市側) ◆ 猿渡入口(由布市側) ◆ 小平の吊り橋駐車場 】
※小平の吊り橋エリアから川底には行けません。また、2019年6月時点で椿入口/猿渡入口共に川底に行く階段は閉鎖されています。