海岸ギリギリを走る区間あり、展望台からは四国も
県道635号線大分県佐賀関半島の南半分をぐるりと囲うように続いている道路で全区間で約10km。南側は海岸ギリギリを走るシーサイドラインで北側は急斜面の坂を登る山道と、かなりワイルドな道です。
佐賀関半島はブランド魚「関サバ」や「関アジ」で知られているほど漁業が盛んな地区で、県道の南側には関サバや関アジを食べられるお店がたくさんあります。 まぁお値段はそこそこしますが。
全区間の7割くらいが1車線道路で、車とバイクのすれ違いがギリギリくらいの幅です。 南側は所々に小さな漁村があって、交通量も極少ながらも時々車とすれ違います。
県道635号でオススメしたいのはこの海岸ギリギリの区間。 全体の500mほどの区間のみですが、ここだけ当たり前のように波が道路まで押し寄せてきて、常に道路がびしょ濡れです。 愛車がうっかり潮水に被らないよう走るのはちょっとスリルあります。
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しばらく走ると今度は山道を登っていきます。 山道の区間もおおむね1車線。 かなり急斜面の区間もある上、道路に落ち葉が散乱しているので大型バイクは特に注意。
佐賀関半島の先端の位置に関崎海星館と言う天体観測所があって、施設の一部は無料で見学することが出来ます。
このように中は宇宙についての展示がビッシリ。 漁港しかないような半島の先端しかも道幅の狭い県道の先にこれほどの立派な施設があるとはちょっとビックリしました。
そして海星館から眺める海から遠くは四国まで見渡すことが出来ます。 手前に見える灯台は関崎燈台で、海星館から長い階段を下りたらたどり着けますがしんどそうなのでパス。
写真中央やや右寄りに浮かぶ島は高島で、その奥にうっすらと見えるのが愛媛県の佐田岬です。 佐賀関半島と佐田岬の距離の近さが実感できる展望所です。
道路自体は走りにくいが、かなりワイルドな景色を見れたりするのでのんびり佐賀関半島を周遊するのもいいでしょう。
案内:北側,南側共に国道217号から接続しているが、青看板に県道表記が無いのと、県道とは思えない漁港の細道を行くので迷いやすいです。 要事前確認。
料金:無料
バイク駐輪場:–
該当区間:約10km(全線)
・海星館
営業時間:月・水・木10:00~18:00、金土日祝日夏休み期間10:00~22:00
定休日:火曜日(祝日の場合は翌日休み、夏休み期間は営業)
料金:入館無料、天文台利用420円
バイク駐輪場:無料,四輪と共用
HP:海星館
【訪問時期:2013年9月/最終更新:2019年6月】