【食】 元祖 豚丼の ぱんちょう ★★★☆ 【帯広市】

北海道【道東】
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すべての十勝豚丼の基準となるお店

 そもそも豚丼とは十勝地方の名物の一つであり、甘辛いタレに漬けこんだ豚肉を焼いた料理であって、BSE牛肉騒動以降散見される牛丼チェーン店にあった「牛丼風豚丼」とは、全く違うものになります。
 そのため、“十勝風豚丼”、”すき焼き風豚丼”などとそれぞれ区別して呼ばれることもあります。
ここ最近は一部牛丼チェーン店では十勝風豚丼も出されてますが、あれで「十勝」を名乗られてもなぁ(´・ω・`)

 さて、そんな十勝豚丼の元祖と言われているお店が「ぱんちょう」です。 なにやら不気味なモニュメントが立つ帯広駅前。 ぱんちょうは帯広駅前の通りに面しています。

店舗外観(画像:はてなフォトライフ/uruya様より)

 堂々と「元祖」を名乗るぱんちょうは十勝豚丼店の中でもダントツの知名度で、行列必須の有名店です。

 そんな有名店だからの宿命なのか、ライダーからも悪い評判をちらほら聞いたことがあります。
まぁ悪い評判って言っても「○○店の方がうまい」とか「行列並んで食うほどでもない」とかそんな程度ですけど、せっかくの有名店であり、元祖豚丼の店。
 そうとくれば評判を聞いて敬遠するよりは、一度自分の口で真偽を確かめてみたいものですね。

 9月の平日昼頃でしたが店の外に5人ほど並んでいる状態。 15分くらい待って4人がけのテーブル席に相席で案内されました。 店内は少々狭いのでゆっくりするお店って感じではないですね。
豚丼(松)と味噌汁を注文。 豚丼(松) 漬物付850円+味噌汁180円(当時)

 通常、“松竹梅”は松>竹>梅とランクが変わりますが、ぱんちょうは梅>竹>松と正反対です。

 つまり一番サイズの小さい松で、一口弱の豚肉5枚程度。 松だと全体的な量は、男性としてはちょっと物足りないと感じるかな?
 しかしながら、甘辛いタレがしっかりとしみこんだ豚肉は、炭火で焼いているのでやわらかくて美味しかったです。

 結果的に、期待していた以上に美味しかったので大変満足。
 ただ、やはり行列必須なのと、テーブル席のみなので相席になるため、ゆっくりできないのはちょっと難点ですね。 お昼時を外して行くと空いてるかも?

 初めて帯広で豚丼を食べる人、まだぱんちょうに行ったことの無い人は1度は食べてみることをオススメします。
 この店の味を基準として他のお店の豚丼と食べ比べてみると、違いがわかると思います。

◆ 元祖 豚丼の ぱんちょう ◆

住所:北海道帯広市西一条南11-19 
・JR帯広駅北口ロータリー前

料金:松900円(2019年2月確認)

バイク駐輪場:無し。
・帯広市帯広中央駐車場にバイクも停められるそうです(最初の30分無料,以後100円/30分)。2017年8月追記:老朽化の為閉鎖しました。
あとは帯広駅南に某大型商業施設があるが・・・

営業時間:11:00~19:00
定休日:月曜、第1,3週火曜日

参考HP:食べログ/ぱんちょう

【訪問時期:2010年9月/最終更新:2019年4月】

★Googleマップで【ぱんちょう】を見る★

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