台湾で買ったパイナップルケーキ(鳳梨酥)3商品を食べ比べてみました【有名店からスーパーの安物まで】

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台湾の定番お土産「パイナップルケーキ(鳳梨酥)」

 台湾旅行の定番お土産と言ったらまずパイナップルケーキ(鳳梨酥)が出てくると思います。

 駅や空港や観光地・コンビニやスーパーなどどこでも売っているので、お手軽価格から有名店や老舗の逸品、SNS映えしそうな見た目オシャレなものまで多種多様なパイナップルケーキがあります。
 1箱そのまま相手に渡すのも良し、個包装されているものも多いのでバラマキ土産にも向いているので扱いやすいお土産かもしれません。

 今回は僕の台湾一人旅で買った「老舗の名店」「割と見かける有名店」「スーパーの激安品」3種類のパイナップルケーキを食べ比べてみて紹介していきます。

台北市内の大通り沿いにひっそりと佇む老舗「李製餅家」

 まずは今回のメインにしていた「李製餅家」へ向かいます。 「李製餅家」は台北市のお隣で「九份」などで有名な基隆市の老舗菓子店でして、台北市内にもMRT「中山駅」から徒歩10分程度の位置に店舗があります。

 店舗は歩道沿いにショーケースが並べられている半露店風でして、ぱっと見だと通り過ぎてしまいそうなくらい小ぢんまりとしていて、いかにも隠れた老舗といったオーラを感じます。

 お目当てだったパイナップルケーキは1個20元でして、他の有名店や老舗のパイナップルケーキと比べると非常にお手頃価格。 ばら売りもしていたので試しに1個買って、美味しかったので箱買いしました。

 パイナップルケーキの他にもいろんな台湾のお菓子っぽいのが結構並べられてて気になったんですが、まぁそこらへんは次の機会があったらという事で。

 購入したのは箱売り最小個数の12個入り鳳梨酥で230元。 デザインからしてレトロと言うか老舗っぽいパッケージなのがまたいいですね。

 それぞれ個包装されていますがキャラメル包みの簡易な包装で密封されていないので、ちょっと丁寧に持ち帰る必要あり。
 バラマキにも使えますが持ち帰ってもらうよりも、その場で食べる用のバラマキ土産としてはアリかと。

 大きさは今回紹介する中では断トツ小さめでして、1口サイズよりすこーし大きい程度。 厚みもさほどないのでパイナップルケーキと言うよりパイナップルクッキーと言ったほうがしっくりくるサイズ感です。

 とはいえ餡の存在感はハッキリしていて、酸味も甘みもちょうどいいバランスの食べやすい味でした。 ちょっとだけ酸味が強かったかもです。
 やはり老舗らしくどこか素朴な洋菓子を食べているかのような、ちょっと懐かしみのある味でした。

 サイズは小さいものの、購入場所が限られているレアさとコスパを考えると一番オススメしたいパイナップルケーキです。

◆ 「李製餅家」の鳳梨酥 ◆
購入場所:李製餅家 台北支店
料金:1個20元・12個箱入り230元など
営業時間:9:30~21:30
定休日:年由無休
内容:12個より箱入り・簡易包装
★Googleマップで【李製餅家 台北支店】を見る★

スーパーやコンビニでも手に入る有名店「佳徳糕餅」

 まず紹介するのは台北市内の超有名菓子店「佳徳糕餅」のパイナップルケーキでして、MRT「南京三民駅」らへんに店舗を構えています。
 店舗に行けばいろんな種類のパイナップルケーキをはじめ様々な伝統菓子を変えるそうですが、一番スタンダードなパイナップルケーキで良ければカルフールなど大型スーパーなどでも見かけることがあります。

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 カルフールで見かけた佳徳糕餅のパイナップルケーキは12個入りで520元でして、この後紹介するようなスーパーの安物パイナップルケーキとは一線を画す高級菓子となります。

 まぁ値段はともかく、今回は自分用ですしすでに2種類買ったから12個も要らないなーっと思って購入を見送ったら… 台北駅構内のコンビニで6個入りが売ってたのでそちらを購入しました。 確か6個で270元だったかなと。

 中はこんな感じで1個ずつ個包装されていて、割とガッチリとした袋の質感でして高級感というかちょっとイイもの感があります。
 1個当たり45元(200円)くらいなのでバラマキ土産にしてはちょっとイイもの寄りかな?

 サイズ感は今回紹介する中では1番大きいサイズでして、2~3口分くらい。
 生地はバターの香りがほのかに香りしっとり柔らかく、中にはずっしりと餡が入っていて酸味は弱くやや甘め寄りの味でした。

 個人的には酸味より甘みが強い方が好きだったので、味だけで言えば今回紹介した中で1番好きなパイナップルケーキだったかもしれません。

 パイナップルケーキは酸味の強いタイプと甘みの強いタイプがあって好みは人それぞれなんですが、佳徳糕餅のパイナップルケーキは甘み寄りかなと。 お茶やコーヒーのお供にいいかもしれません。

◆ 「佳徳糕餅」の鳳梨酥 ◆
購入場所:台北駅構内のコンビニ
・他にもカルフールなど台北市内のコンビニやスーパーで見かけます
料金:6個入り確か270元・12個入り520元
内容:箱入りは6個・12個など、完全個包装
HP佳德糕餅(中国語)

1本8個入りで49元!「台鳳牌」の鳳梨酥

 最後は同じくカルフールで発見した安物パイナップルケーキでございます。 上で紹介したような老舗や有名店のパイナップルケーキのほうが味に安定感はありますが、やはり少々値が張ってしまうのもしばしば。
 カルフールなどのスーパーでもパイナップルケーキはたくさん売っていて、安いものは箱入りで100元台で売っているものもあるので、とりあえず台湾っぽいパイナップルケーキ買っときゃいいっしょ!って人にはオススメです。

 で、そんな中購入したのがこちら、台鳳牌の「全麦 鳳梨酥」
 箱入りだと安くても80~100元前後したスーパーのパイナップルケーキ売り場ですが、こちらは袋入りのパイナップルケーキなかわりに価格は49元群を抜いて激安でした。

 開けてみるとこんな感じで、1つのトレーにむき出しまま8個入っている状態。
 なんとなく察してましたが個包装じゃないのでバラマキ土産には向いてないですね。 ちょっとした友人・同僚とかに1本そのまま渡す分には良いかと思います。

 取り出して割ってみるとこんな感じで、安い割にはまぁまぁ餡の量もしっかり入っていますし大きく食べて1口、普通に食べて2口サイズ。
 安い割には意外にもしっかりとした甘みと酸味がありまして、やや甘みが強いかなと感じました。

 で、パッケージの麦イラストや「全麥」は「全麦」という意味からして、全粒粉の生地で作られたパイナップルケーキなので口触りがボソボソしています。 これが全粒粉らしく良いと思うかは人次第かなと。
 その代わり麦らしい芳香さがあるので価格の割にはリッチなパイナップルケーキを食べてる気分になれるかも?

 さすがに上で紹介した2種類と比べたら「やっぱ安物だよね」って結果でしたが、これで220円程度だったらアリじゃないでしょうか?

◆ 「台鳳牌」の鳳梨酥 ◆
購入場所:カルフール桂林店【地図】
価格:店によるが50元くらい?
内容:1本8個入り個包装無し
HP台鳳牌/泰豊ブランド全粒粉パイナップルケーキ
 
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