羽田エアポートガーデンで食べる久しぶりの「どうとんぼり神座」おいしいらーめん

日本の玄関口で食べる関西おなじみラーメン

　台湾･桃園空港から成田空港へ、成田空港から羽田空港へと移動してきまして、あとは駐車場に戻ってバイクで帰るだけなんですが、せっかくなのでもう1か所立ち寄りたいところがありました。

　それが出発時にたまたま見つけた羽田空港第3ターミナル直結のショッピングモール「羽田エアポートガーデン」でございます。

　羽田エアポートガーデンは2023年1月に開業した空港直結型の商業施設でして、台湾一人旅は2023年3月の話という事でまだオープンから2か月足らずと言うタイミングでしたので、テレビやネットでバンバン紹介されていました。

　とはいえ、てっきり羽田空港からちょっと離れた所の商業施設かなーって思っていて特に気にしてなかったんですが、まさか羽田空港のすぐ隣だったとは(たぶん天空橋の羽田イノベーションシティとごっちゃにしてた説)　台湾出発時は深夜だったので当然閉館していましたが、羽田到着時は11時頃という事で開いていたのでちょっとぶらつくことに。
　あと何気に第3ターミナル直結駐車場「P-5」にも近いので、一旦バイクにスーツケースと荷物を括りつけてから行くことも出来ました。

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2023.08.30

　というわけでいざ散策といきましたが、どうでしょうか。
　施設としては、ショッピング･レストランからホテル･天然温泉施設･イベントホール･バスターミナルなどなど日本の玄関口という点を全面にアピールしたようなショッピングモールとなっています。

　なので入居しているテナントもどちらかと言うと全国各地の名産や伝統工芸などお値段高めだけど高品質で珍しいものを取り扱っているショップが多めとなっていて、とにかく安くコスパ良くを求めているケチケチなワタクシ的にはあまり購入刺激をそそられなかったかなーと思いました。

　第3ターミナルの商業エリアもそうですが、やはり外国人観光客に向けてJAPANをアピールするような施設でして、やや裕福層向けのショッピングモールって感じかもしれないですね。

　空港直結の日帰り天然温泉「泉天空の湯」は24時間営業なので深夜早朝発着の飛行機に乗る際には魅力的かもしれませんが入浴料で4800円･深夜料金は別途5000円と、LCCで交通費切り詰めている客層にはちょっと肌に合わないですねー。
　ってことでショップに入っては何も買わずと冷やかし客なような状態になってしまったのでお土産探しは一旦諦めて、1階の「ハネダフードセレクション」内のレストランで何か食べて帰るとします。

　これだけの巨大施設なので入っているレストランもそこそこ名の知れたお店も点在していましたが・・・

　関西在住時にはちょくちょくお世話になってた「どうとんぼり神座」が何故か入っていたので久しぶりに神座のラーメンを食べることにしました。

　どうとんぼり神座は大阪や奈良を中心に店舗展開していて、関西ではショッピングセンターのフードコートにあったりするので割となじみの深いラーメンチェーン店。

　まぁ関東でも羽田エアポートガーデン店に限らず東京や近隣県に10数店舗展開しているので、関東だからってそれほど珍しいお店ではないんですが、神奈川に引っ越してからは久しく食べてないのを思い出したので入店しました。
　一番スタンダードなラーメンは「おいしいラーメン」でして、自分で”おいしい”と名付けちゃうんかとちょっと思うんですが、お値段的には790円とまぁまぁな価格。

　確か2017年頃の関西在住時は550円くらいだったかなーと記憶しているので、やはり値上げしていったのか、それとも関東価格もしくは都心価格という設定かもですね。
　とはいえ同じく羽田エアポート内に入っている飲食店はどれも1食1000円は超えそうなお店ばかりなので、そう考えると相対的に安く昼飯を済ませられそう？

　そんな訳で注文したおいしいラーメン 790円。　見ての通り、刻み白菜が大量に入っているのが神座の特徴です。

　そんでもって透き通った鶏ガラしょうゆスープが非常にあっさりとしていて、朝帰りな疲れた体にはこれくらいあっさりしたラーメンがちょうどいいと思えます。

　麺も若干チープな加水細麺でして、ラーメンと言うか鍋の〆が主役になったようなラーメンといった印象。

　ラーメンチェーンでありながら、こういうラーメンって他では中々味わえないような唯一無二なラーメンと言う意味では神座のラーメンって結構貴重だと思います。
　同じく関西発祥の天下一品も他では中々味わえない唯一無二なラーメンですが、こってりな天下一品とは対極にあるのが神座のラーメンかも。

　それとテーブルに置いてある無料の辛ニラ薬味もマストアイテムでございます。

　途中で味変で入れてもいいですが、個人的には最初から入れてこそ完成形だと思ってるので初めからドバっと入れておきます。

　まぁおそらくセントラルキッチンのスープなのでそこまで本格的なラーメンを求めてないというのもありますが、神座はこれくらいチープなラーメンが逆に良いのでたまに食べたくなりますね。
　だからこそ辛ニラ薬味などのトッピング類で味変しやすいってのもありますし。

　って訳で台湾帰りの東京･羽田空港で大阪のラーメンを食べたという結局なにがしたかったんだという感じになりましたが、まぁそれはそうと新しくできた「羽田エアポートガーデン」も時間があればぶらぶら歩いて日本ブランドを再発見してみても良いかと思った次第でした。