「あっさり」でも「こってり」な気分でもない、そんな時に食べる「壱発ラーメン」
相模原の中心部(JR相模原駅~市役所の周辺)には村田屋や長浜ラーメンをはじめとした、「相模原市民ならだれでも知っているラーメン店」的な有名店がありますが、この壱発ラーメンも相模原では村田屋あたりと並んで知名度抜群なラーメン店の一つとして有名です。
JR相模原駅前から続く県道503号線沿いにある真っ黄色なビルが目印の壱発ラーメン 相模原店。 調べてみると八王子店が本店らしく、支店として相模原店と福生店の計3店舗があります。
店内はカウンターオンリーで20席くらい。 通路がやや狭い代わりに出入り口のドアが2か所あるので、券売機で購入したら一旦外を出て空いている席に着くパターンもあり得ます。 どうやら壱発ラーメンはもともと「ラーメンショップ」系列だったラーメン店で、卓上調味料もどことなく「ラーメンショップ」にあるような辛味タレやすりおろしにんにくがあったりします。
関西や静岡に住んでた時には「ラーメンショップ」なんかまったく見なかったのに、神奈川にはそこら中にあってちょっと驚き。 「ラーメンショップ」って関東メインに展開しているんですかね?
注文したのは醤油ラーメン 650円。 一番の人気メニューはネギとろチャーシューメン 1100円という刻み白髪ネギと刻んだ山芋が乗っかったオリジナリティあふれるラーメンなんですが、無難な定番のラーメンが好きな僕にはあまり興味が惹かれず。 まぁ気が向いたら食べてみるかも?
チャーシューは薄めにカットされたのが3枚とグズ肉的なのがちょっと乗っかっていて、チャーシューメンじゃなくともチャーシューの量は十分に多いです。
他には青ネギと味付きメンマと海苔、そしてワカメが入っているのは「ラーメンショップ」らしさが残るトッピングかなと。 程よく背油が浮いているのもポイント。
スープはやはりどこかラーメンショップっぽいあっさり風のスープの味がします。 しかしそこらのラーメンショップのスープよりも豚骨感が濃厚で、より「とんこつ醤油」らしさを感じられるので一概にあっさりラーメンとは言えない味わい深さがあります。
なので「家系ほどくどくなくて、でも食べ応えあるラーメン食いたいなー」って時についつい立ち寄ってしまうのが壱発ラーメンだったりします。
そんなわけで、あっさりだけど豚骨の味がしっかり出ているスープが味わえるポジションな壱発ラーメン。 家系や濃厚豚骨ほど腹にもたれるラーメンではないのでそういう気分の時に行くといいでしょう。
ちなみに壱発ラーメンはやたらと店員のテンションがおかしいので初めて行ったときはちょいビビりました。 大阪で食べた町田商店系列のテンションも強烈だった記憶ですが、それに負けず劣らず。
まぁそれも壱発ラーメンの味なんかなと思うので全然いいんですが、味付き卵を注文すると謎の合言葉を言わされたりするっぽくて、そんなテンションねぇよな僕は未だビビって頼んでません(笑)