深夜発の羽田空港どうやって行く?→「バイクで行けばいいじゃん」【台湾一人旅】

その他旅記録
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スーツケースを乗せて空港までツーリング!

 約3年に及ぶコロナの海外旅行規制ムードもいよいよ解禁となり、待ちに待った海外旅行として今年3月に”台湾2泊4日旅”に行ってきました。

 いやー、コロナ流行直前の2020年初期にイタリア旅行用にパスポート(10年)を作ったのに、実質3年を無駄にしつつ我慢してきた所なんですが、いよいよもって海外旅行も気軽に行けるようになりました。

 まぁそんなこんなでパスポートもまだ7年も有効期限があるので、行けるうちに行っとけの精神で台湾の往復航空券を購入したんですが、今回乗った航空券がピーチ航空の「5時55分発 羽田空港→台北(桃園)空港」でした。
 ピーチ航空で国際線搭乗の場合、最低でも出発の50分前にチェックインしなければならず、まだまだ海外旅行初心者のワタクシとしては余裕を持って90分~2時間前には羽田空港に着いておきたいところ

 さて、そう考えたら我が拠点の相模原からだと始発で直行したとしても到着は6時頃となり、余裕で間に合わないという事になります。 一応行動圏内の町田駅と海老名駅でも調べたけど結果は同じ。

 そうなると方法は大まかに三択に絞られます。

①. 前日のうちに羽田空港に着いて空港内で時間を過ごす
②. 前日のうちに羽田空港周辺、または始発で羽田空港に間に合う近隣駅の周辺で宿泊(仮眠)
③. 車(タクシー)で行く

 電車・バス勢からすると①・②が現実的ですが、ワタクシも前日まで仕事で疲れているので出来れば空港のベンチで寝るよりギリギリまで家で寝てたいのと、②の場合はホテル代(ネットカフェ代)もかさみます。
 ③もタクシーだと中々の料金ですし、羽田空港併設の駐車場(P5)も普通自動車の場合4日で7950円もかかるので何のために格安航空のチケットを抑えたのかわからなくなっちゃいます。

バイクなら空港駐車場も安い!

 しかし当ブログはあくまでツーリングブログ…。 「バイクで行けばいいんじゃね?」って結論となり、バイクにスーツケースを乗っけて相模原から羽田空港まで向かうとしました。
 そんな訳で諸々の工程をすっ飛ばして、午前3時30分頃に羽田空港第3ターミナル直結の駐車場(P5)に着きました。

 いや、本当は出発準備から駐車場まで細かく紹介したかったんですが、思いの外支度が遅れたのと当日は雨でそんな余裕は無かったという事で、駐車場到着からの写真となります。 まず、国際線は基本的に羽田空港第3ターミナルからとなり、第3ターミナル直結の羽田空港駐車場は「P5」のみとなります。
 で、普通乗用車の場合は先述の通り4日で7950円とまぁ高額なんですが、バイクは1日最大700円、4日でも2800円とリーズナブルに停めることができます。

 羽田空港併設の駐車場は「P1」から「P5」のすべてにバイク専用の駐車スペースを確保されており、「P5」には1階に2か所バイク駐車スペースがあり、計56台停めることができます。
 さすがに深夜だったのでガラガラでしたし、帰着日の今年3月の日中時点でもガラガラでした。 しかし海外旅行解禁ムードが広がった現在では、もうちょいバイク利用者も多いんじゃないのかなと予想。

ホムセン箱にスーツケースをぶっこむ!

 で、今回は中型のスーツケース+ボストンバッグがメインという感じで旅行に行ったんですが、元々ワタクシのバイクにはツーリング&普段使い用として45Lサイズのホムセン箱を付けているので、ホムセン箱のフタを外して、スーツケース(とフタ)を縦にぶっこんだという積載スタイルとなりました。

403- 現在メンテナンス中です。

 ちなみにホムセン箱はコーナンオリジナルブランドの45Lホムセン箱を使用していますが、ホムセン箱で有名なアイリスオーヤマ製の同サイズのホムセン箱でも入ると思います。 何よりフタが完全に外れるタイプと言うのが今回助かったポイントかなと。

 また、使用しているホムセン箱にはあらかじめ本体フタ周りなどにドリル穴をあけていて、今回その穴を活用した積載方法となっています。 当然、ホムセン箱にスーツケースを入れただけでは走行中に暴れてしまうので、ロープラチェットを2つ使ってスーツケースを固定、さらにボストンバッグを入れた防水ザックを後部座席に置いてロープラチェットと100均で購入した自転車用ネットで固定しました。

 ロープラチェットは普通にAmazonで購入できますし、大型のホームセンターなら1つ1000円ちょいであるかと思います。 あとはスーツケースとフタを束ねるロープや後部座席に乗せたバッグの補助的な固定、ロープラチェットがスーツケースにあたる部分に傷防止&ズレ防止として100均の荷締めベルトや滑り止めマットを活用しました。

 あとはホムセン箱とスーツケースの隙間に水滴拭き用のボロタオルや雨具をキツめに詰め込んで傷防止&ガタ付き防止に。
 ぱっと見物々しい見た目になってしまいましたが結果として、相模原から羽田空港までの約1時間ちょいの工程なら問題なく走行できました

 ただ、ラチェットロープや荷締めベルトが長すぎると走行中のバタつきが気になるのでどこかに縛るかテープ等で固定、又はあらかじめ必要な長さまでにカットした方が良いでしょう。 フタも同行しているので、スーツケースを取り出したら荷締めベルトや雨具や上着類などをホムセン箱にしまうことができます。
 とはいえ、不慣れなせいもあってか荷物の着脱に予想以上に時間がかかってしまったので、ある程度余裕を持って準備しないといけないかも。

 ちなみに今回は2~3泊程度の中型スーツケースを載せましたが、試しに7泊以上向けの大型スーツケースも載せてみたらギリ入ったので大型スーツケースでも出来なくはないかもです。 …いや保証はしませんが(笑)

意外と寝ている人が多かった羽田空港第3ターミナル

 身支度も無事に終え、羽田空港第3ターミナルへ向かいます。 「P5駐車場」からの場合、羽田空港第3ターミナルは3階から直結しているのでまずは3階へ。

 3階の空港連絡通路を進むと、第3ターミナル2階に着きます。 するとすぐ目の前には最近開業した羽田エアポートガーデンの入口が! 羽田空港近くの商業施設かと思いきや、第3ターミナル直結だったのか!

 しかしまぁ深夜なので当然営業していないのでスルー。 出発エリアは3階だそうなので1つ上へ。 そして何気に人生初の羽田空港第3ターミナルへ進みます。
 いやー、第1と第2ターミナルは何度か行ったことあるんですが、雰囲気が全然違ってて驚き。

 いかにも国際空港って感じな開放感たっぷりな出発エリアでして、成田空港国際線出発エリアに近い雰囲気かもしれませんね。 おおよそ出発の2時間前くらいに到着しましたが、意外にもチェックインカウンターは空いていて、特別急ぐような様子もなさそうなのでちょびっとターミナル内を散策してみます。

 まず、空港内のベンチで寝ている深夜便利用客の姿が多かったのがちょい意外でした。

 2023年3月は海外旅行解禁ムードとはいえ、渡航先によっては陰性証明や現地でのPCR検査などの条件が必要であったり、逆に日本に帰る際には事前にアプリでワクチン3回以上接種した照明を作成するなど、地味ーにめんどい時期でした。 が、そんな時期でもそこかしこにベンチと言うベンチで仮眠をする人が多く、空港内で仮眠と言うのも割とポピュラーな方法なんだなと。
 …まぁバイクにスーツケース乗っけて空港に向かう人の方がレアケースかもしれませんが。

 お、テレビかなんかで見たことがある「はねだ日本橋」が空港4階にありました。

 やはり国際線ターミナルなのでジャパニーズ感を全面に押し出した施設が点在していて、一周回って日本人にも楽しめそうな感じですね。

 しかし当然ながらほぼすべてのお店は閉店していて、本来順番待ち用であろうベンチに仮眠している人もチラホラ。
 今回は帰りの方も時間が無くて、日中の第3ターミナル内の商業施設は行けずじまいでしたのでまた機会があれば行ってみたいですね。

 また、1階へ降りると「Air LAWSON」という名のローソンがあり、こちらが2023年3月時点で第3ターミナル唯一の24時間営業のお店でした。

 2023年7月時点では4階「カフェ カーディナル」も24時間営業4階「モスバーガー&カフェ」も土日に限り24時間営業と少しずつ24時間営業のお店も増えつつありますが、まだまだ時短営業中のお店がほとんど。 また、1階のバスターミナルから羽田空港第1・第2・第3ターミナルを結ぶ無料連絡バスが運行されていますが、こちらも深夜帯は運行していません

 ちなみに、羽田空港駐車場の「P1」から「P4」はバイク1日500円で、「P5」のみ1日700円と言う設定。
 なのでP1~P4にバイクを停めて無料連絡バスを使えば1日200円お得というケチケチ発想もしましたが、残念ながら今回のフライトでは連絡バスは使えないので断念。

出国エリア内のお店は深夜帯はほぼ休業中。自販機が唯一の救い

 空港内をウロウロしてたらそろそろ出発の時間という事で、出国手続きを済ませて出国エリア内へ。
 巨大国際空港の目玉と言えば免税店ですが、さすがにこの時間帯はどこも営業しておらず

 と言うか、免税店はおろか出国エリア内唯一のコンビニ、セブンイレブンも閉店していました。
 えー、飲み物は手荷物検査時に処分されるので出国エリアで調達するのが定石なんですが、コンビニが開いていないのは痛いな…

 しかしまぁ自販機はそこらにあるのでさほど問題無いかな? お値段は定価でしたが。

 なんならお菓子の自販機と・・・

 パンやサンドイッチといった軽食類の自販機もあったので、最悪ここで調達するしかないですねー。 お値段も気持ち高い気が・・・?

 また、最近お気に入りのカードラウンジも時短営業していて入ることができませんでした…(2023年7月時点では24時間営業しています)

 とはいえ最低限の飲み物も確保できたので、ようやく搭乗することに。 出発2時間前に空港に着いたものの、なんだかんだ1時間30分前でも余裕だったかもと思いました。

 そして3時間半後に台湾桃園空港に到着しました。 台湾は学生時代を含めると3回目となるんですが、初の海外一人旅となります。

 一人で海外に行って何が楽しめるのか未知数だったんですが、一人なりの気楽さもあった台湾旅行だったのでこれから少しずつ台湾ネタを投稿していきたいと思います。

◆ 羽田空港第3ターミナル直結 P5駐車場 ◆
住所:東京都大田区羽田空港2丁目6−1
・空港第1・第2と第3ターミナル間は無料の連絡バスや京急線(条件付きで無料)・東京モノレール(条件付きで無料)で移動可能。 第1・第2~第3ターミナル間は徒歩での移動はできません
バイク駐輪場:1階に2か所バイク駐車スペースあり。計56台
料金入場より30分以内の出場は無料/入場より30分毎50円/24時間毎700円
・現金/クレジット可。3階事前精算機で支払いに限り一部電子マネーも可
営業時間:24時間営業
その他備考:ゲート式/無人管理/全排気量OK
HP
羽田空港/アクセス・駐車場

【訪問時期:2023年3月/最終更新:2023年7月】
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