香川県グルメは「うどん」だけじゃない!
香川県のグルメといえば、そらまぁ”うどん”が言わずもがなの地位を得ていますが、じゃあうどんを取り上げたらなーんもないでしょ? って思ったらそれは違くて、香川県はしっかりと第二のグルメ「骨付鳥」とやらを確立させています。
骨付鳥は簡単に言うと鶏の半身焼きみたいな一品料理でして、高松市や丸亀市の居酒屋では鉄板メニューとなっているので、街中を歩いていると割と「骨付鳥」を出すお店を見かけると思います。
そんな香川県の「骨付鳥」の中でも発祥の店であり、不動の人気店となっているのがこちら、「一鶴」というお店でして、今回は丸亀市郊外にある「一鶴 中府店」に行きました。
まぁせっかくなら同じ丸亀市の本店や高松店の方が人気なんですが、人気故にどちらも待ち時間が発生するらしいのと、中府店は駐車場付きの大型店舗な上に国道11号からちょっと道を外れたらへんにあるのでアクセスも比較的簡単。
というか中府店の入口らへんは物々しいほどの石垣が積みあがっていて、まるで丸亀城を模しているかのよう?
石垣からして重厚な感じでして、なんとなくお値段高そうなレストランな雰囲気もあってお一人様で行くのもちょっとためらうくらい・・・
まぁとやかく入店しまして、なんかメチャデカい天然木のテーブル席に案内されました。 ってことはカウンター席は無くてこのメチャデカテーブルがお一人様用、もしくは大人数用の席と言った感じでしょうか。
結局、終始一人でこのメチャデカテーブルで食事をしてたんですが、なんか落ち着かなかったですね(笑)
それはそうと、メニューはやはり骨付鳥がメインでして、歯ごたえがあって大きめな「おやどり」と、柔らかくて食べやすい「ひなどり」の2種類があります。
いずれも単品で1000円超えるという事で、ケチケチなワタクシ的にはチキン1本で1000円はどうだろな~ってとこですが、まぁお店の雰囲気も考えると高すぎって程でも無いのかな?
他にも一品料理的なのもいくつかありますが、一鶴はあくまで居酒屋なので定食メニュー的なものは無いのでビールでも頂くか、車・バイク勢なら「とりめし」や「むすび」といったごはんメニューを注文する流れになるかと思います。
そんな訳で注文したのはひなどり 1001円とむすび 357円です。 骨付鳥を頼むと生キャベツが、むすびを頼むとスープが付いてきます。
比較的サイズが小さめだと思った「ひなどり」でしたが、ボリューム的にはまぁまぁ大きくて十分食べ応えがありそう。 皿に滴る肉汁な時点で既にうまそうですね。
食べてみましたが、味付けが絶妙に大好きな味でして、全体的に塩分濃いめの味付けなのと胡椒のスパイシーさが強くてピリ辛なんですが、皮がパリッとなっていて肉汁がめっちゃ入っていてめちゃくちゃジューシーな味わいでした。
味付け濃いめ故にビールとかおにぎりと合わせて食べる人にとっては最高のおかず(肴)といった一品です。 単品だけだとかなり塩辛く感じるのでこれはご飯ものもセットで頼むべきですねー
まぁ今回体調不良時の夕食という事ですぐお腹いっぱいになったんですが、むすびもおにぎり3つあるので骨付鳥+むすびで腹8分目~満腹になるくらいのボリュームがありました。 お腹と予算が許すなら「とりめし」も追加したかったとこですね。
生キャベツは骨付鳥と一緒に食べたり皿に溜まった肉汁を付けて食べるそうで、ちょっと油ギッシュな骨付鳥の箸休め的なポジションで食べました。 ただやはり生キャベツだけだと味濃いめな骨付鳥を相手するには足りないのでご飯もの必須ですね。
って訳で骨付鳥とおにぎりで1358円するのはどうかと思ったんですが、結果的にわざわざ来た価値があるくらいの絶品料理が食べられたので満足でした。 骨付鳥の味付けというか完成度がかなり高くて、また食べに行きたいくらい美味しかったのが印象的でした。
ちなみに「一鶴」は香川県の他に大阪や博多、そして我が拠点の神奈川県にもあるとのことで行こうと思えば行けちゃうので、またあの味が恋しくなったら寄ることにします。
・国道11号から県道204号線「丸亀市街」方面へ約1㎞
料金:おやどり1129円・ひなどり1001円/むすび357円など
バイク駐輪場:76台分無料駐車場あり、四輪と共用
◆営業時間
平日:11:00~14:00(13:45L.O)/17:00~22:00(21:30L.O)
土日祝:11:00~22:00(21:30L.O)
定休日:木曜日(祝日の場合は営業)
HP:骨付鳥 一鶴
【訪問時期:2023年5月/最終更新:2023年11月】
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