【撮/他】 丸亀城 ★★★ 【丸亀市】

四国
この記事は約3分で読めます。
スポンサーリンク

日本一大きな石垣の上に小さな天守

・2018年7月西日本豪雨および10月台風25号の影響により丸亀城の石垣が大規模に崩落しました。 その為、2028年3月(予定)まで石垣修復工事が行われています。
・こちらの記事は2017年3月に訪れた際の写真・情報を元に紹介しています。

 丸亀城は丸亀市街地の南部に位置する、現存十二天守の1つとして知られている城です。

 四国に多く残っている現存天守ですが、個々の特徴は何と言っても巨大な石垣。 4重もの石垣によって積み上げられた上に小さな天守がぽつんと残っているアンバランスな光景。
 この石垣の総高は66mと日本一の高さを誇ります。 ちなみに4重の石垣の総高として日本一ですが、単体の石垣の高さとしては大阪城(33m)・上野城(30m)と続きます。 そんな立派な石垣に対して天守は、弘前城などと同様の三重三階の造りで高さ14.5mと現存天守の中でも最小クラス。

 よって、丸亀城はどちらかと言うと石垣をじっくりと観察するのが好きな人向けの城です。 このように見事な曲線を描いた石垣の積み上げ方は必見。

 しかし、天守のある本丸まで行くには、かなり急な坂道や階段を上る必要があるので体力と水分は十分に温存しておきたいところ。
 1日で丸亀城とこんぴらさんも巡るようなツーリングプランを立てているなら事前に脚力をつけてから挑みましょう(笑)

 しばらく上ってようやく天守のある本丸に到着。 だだっ広い本丸から丸亀市内を360度一望できます。

 讃岐平野の奥にそびえる、香川県を代表する山である讃岐富士の景色や・・・

 遠くに見える瀬戸大橋と、異様に目立つゴールドタワーの姿も。

 下から見ると小さかった天守も近くで見ると大きく見える・・・訳でもないな。うん。
 入城料200円と現存天守の中では良心的なお値段ですが、あいにく観覧時間前だったので入りませんでした・・・

 しかしながら、急な坂道の石垣を上ってきた甲斐のある景色とお城&石垣巡りができます。 現存天守を巡るお城ツーリングの人も、高いところから景色を望みたい人もオススメの史跡です。

◆ 丸亀城 (香川県丸亀市) ◆
案内:国道11号から「丸亀市街」方面へ進んでいくと次第に「丸亀城」の案内も出てきます。
料金:散策無料、丸亀城天守入城料200円
バイク駐輪場:丸亀城内資料館南側駐車場【地図】を利用(無料・四輪と共用)。空いていれば駐車場内の自転車置き場も使えるかな?
・丸亀市民ひろば駐車場【地図】も無料開放しています(四輪と共用)
見学時間(天守):9:00~16:30(16:00最終入城)
定休日:無し (大手一の門の見学は雨天時休止)
HP丸亀城
所要時間:約60分
【訪問時期:2017年5月/最終更新:2023年11月】
★Googleマップで【丸亀城】を見る★

◆【四国】の記事一覧へ戻る◆