便利で安い本州~四国の王道ルート!
本州と四国を結ぶ本州四国連絡橋の真ん中の橋である瀬戸大橋は岡山県倉敷市と香川県坂出市に掛かる10もの橋の総称で、岡山県周辺地域と高松や高知方面を結ぶ重要な橋の1つです。
淡路・鳴門ルートやしまなみ海道よりも本州~四国の距離が短い為か、3ルートの中では最も安い料金で四国と本州を渡ることができる橋です。
本州~四国の最短区間である児島ICから坂出北ICまで走りました。
児島ICを通過して本線に合流してすぐに下津井瀬戸大橋を渡ります。
本四連絡橋すべてに言えることですが、横風が非常に強いのでバイクは隣の車線や側壁まで飛ばされないよう注意が必要です。
しかし、次々と大きな橋を越えて小さな島々を眺めながら走る気持ちよさは、しまなみ海道以上かもしれないくらい良かったです。
しまなみ海道は片側1車線の区間が多いですが、こちらは片側2車線以上あるので車の流れはかなり早いです。
瀬戸大橋の道中唯一のパーキングエリアである与島PAに立ち寄りました。 与島PAに行き来するためのループ橋や高架橋との立体交差は巨大建築物マニア必見もの。
与島PA。 上下集約型のパーキングで、ガソリンスタンドは無いもののサービスエリアと同じくらいの規模の施設です。
与島PAの屋上から瀬戸内海や瀬戸大橋が一望できます。 見渡す限り一直線の瀬戸大橋に圧巻!
与島PAを出たらいくつかの巨大な橋を越えて、しばらく高架の高速を走って坂出北ICで降りました。
児島ICから坂出北ICまでで約16㎞なので15分前後くらいで本州と四国を渡ることができます。早い!
通常料金で考えればやや高いものの、ETCがあればかなり格安で通行できます。 まぁETCの割引のせいで高松と宇野を結ぶフェリーが無くなった訳なんですが・・・
しまなみ海道と違って前後が高速でつながっているので、そのまま目的地のICまで走り続けることも可能。 行きをしまなみ海道or淡路鳴門ルートで渡って、帰りは瀬戸大橋といったルートも立てやすいので、かなりツーリングの幅が広がるルートの1つです。
案内:瀬戸中央自動車道/児島IC~坂出北ICが最も区間が短く本州と四国を通過することができます。
◆料金 ※児島IC~坂出北ICの「軽二等」
・通常料金・・・2930円
・ETC平日料金・・・1420円
・ETC休日料金・・・1360円
※本四連絡橋には深夜割引等のNEXCOが運用しているETC割引はありません。その代わり、上記のETC特別料金が終日適用されます。
※与島PAでUターンした場合、与島PAからの往復料金が必要。詳しくは下記HPにて確認
バイク駐輪場:与島PAが唯一の休憩所です。無料・バイク専用スペースあり。
HP:本四高速通行料金表
所要時間:約15分(児島IC~坂出北IC)
交通規制等:高速道路のため徒歩・自転車・125㏄以下の二輪通行禁止、風速によっては二輪のみ通行禁止の場合あり
・児島IC~坂出北ICの間にいくつかICがありますが、島民や緊急車両等専用のICとなるため一般車両は出入りできません
【訪問時期:2017年5月/最終更新:2020年3月】