香川県随一の名所。長い階段を上る価値あり!
香川県を代表する神社の1つである金刀比羅宮 (ことひらぐう)は「こんぴらさん」とも呼ばれている、全国に約600社ある金刀比羅神社の総本宮です。
本宮までの参道が、非常に長い石段で知られていて、本宮までは785段の石段を登らなければならず、その先の奥宮までは1368段ものとてつもない石段の道を登らなければたどり着きません。
僕はさすがに1368段も上る気力が無かったので、785段の本宮まで参拝しました。 こんぴらさんの麓は参道の商店街としてかなりにぎわっています。 うどん以外これといった観光地が少ない香川県では、ちょっと貴重な観光地らしい雰囲気を味わえる観光地でしょうか。
JR琴平駅から参道までの道のりと、最初の1~300段目くらいまではこのように参道の商店が所狭しと立ち並んでいてお土産や立ち食いや飲料の確保が出来るので、事前準備は商店があるうちにしておきましょう。
石段を365段上った所で、大門を通過します。ここから先が金刀比羅宮の宮域です。
大門を通過してすぐの所に五人百姓と呼ばれる、べっこう飴を売る人たちがいます。
この人たちは神社の境内で特別に商売をすることが許された商人たちで、鎌倉時代からこの場所で商いをしています。
売られているものは5人のどちらも、加美代飴と言う名のべっこう飴の1種類しか売ってませんが、ここでしか手に入らない物なので参拝帰りでも買うといいお土産になりそうです。
450段くらい上った所で桜馬場西詰銅鳥居と言う鳥居と広めの敷地があります。 ここに神馬を飼養されているので見に行ったりトイレ休憩するのに最適です。
石段を628段上った所で旭社があります。ここの参拝は本堂を参拝した帰りに寄るのが正しいそうです。
そしてさらに100段ほど登った所で本宮に到着! 785段はさすがにしんどかったです・・・。
その先の奥宮はもう勘弁願いたい・・・。 ほとんどの参拝客も本宮で引き返していました。
そんな訳で本宮で御朱印を頂きました。 300円(当時)。
そして本宮の展望台から見る景色も格別。 長い石段を上っただけに感動も大きいです。
標高は低いものの特徴的な円錐形の山の讃岐富士も見えます。
参拝するにはそれなりの体力と時間が必要ですが、上るだけの価値は十分にある、是非とも参拝に行ってほしい神社の1つです。
案内:香川県仲多度郡琴平町字川西892番地1
料金:参拝無料
バイク駐輪場:参道周囲にバイク専用の駐輪施設は無いので付近の有人駐車場で交渉するか、琴平町営駅前西駐車場【1時間100円/1日最大1000円/※地図※】または駅東駐車場【駅前西と同料金/※地図※】を利用するしかありません。
・今も停められるか不明ですが、僕は2013年訪問時につるだや駐車場※地図※に停めました。1回300円。駐車場は狭いのでいつでも停められるとは限りませんが、参道から近い上に石段数十段分登らなくていいので、楽したい人向け(笑)
◆参拝時間
4月~9月・・・6:00~18:00
10月~3月・・・6:00~17:00
・奥宮は通年8:00~17:00
HP:金刀比羅宮
所要時間:参道から本宮まで60~90分程度?
【訪問時期:2013年5月/最終更新:2020年4月】