酷道を突き進んだ先にある、もう1つのかずら橋
日本三大秘境の1つと言われている祖谷の代表的な観光地のかずら橋。
このかずら橋までのアクセスも相当な山奥の国道・県道を進まなければたどり着けませんが、そのかずら橋からさらに山奥に入っていった先に奥祖谷の二重かずら橋があります。
「かずら橋」のある県道32号線を西に進んで、「酷道」として有名な国道439号線(通称:ヨサク)のほぼ1車線の山道をひたすら走った所に「二重かずら橋」あります。 二重かずら橋の入り口
交通量は「かずら橋」程ではないものの、思ったより結構多くの観光客がやってきてます。 バイクならまだしも、よくまぁ延々1車線の山奥をレンタカーでやってくるものだなぁ・・・
「かずら橋」を渡るには550円という少しお高め?な通行料がかかりますが、二重かずら橋も550円の通行料が必要です。 通行料を払って階段を下りて二重かずら橋へ。
二重かずら橋はその名の通り、男橋(おばし)と女橋(めばし)の2つのかずら橋が掛かっています。 散策道を進んで最初に見える橋が男橋。 大きさは「かずら橋」とほぼ同じくらいでしょうか。
造りも「かずら橋」と同じ様に、かずらの蔦で作られた橋をこっそりワイヤーで補強しています。
足場のスキマ具合と言い、怖さも同じくらい怖いです。 ただ向こうより多少は人が少なめなので自分のペースで渡りやすいです。
男橋を渡って50mくらい歩いたところに女橋があります。 こちらは男橋よりも若干小さいかな?
しかしそれでも中々のスリル。 2つのかずら橋を550円の通行料で渡れるので、そう考えると二重かずら橋のほうがお得・・・?
その女橋のさらに奥に野猿という人力ロープウェーがあります。
僕一人でやるのはなんかちょっと恥ずかしかったのでやってませんが、ちょうどお客さんがやってたので見てみました。
このように自らカゴに入ってカゴの中のロープを引っ張って移動する・・・らしい? 結構体力いりそうだな・・
こんな感じで、むこうのかずら橋よりも何もない秘境ですが、せっかくなら頑張って酷道を走って行ってみてもいいかな?って思います。
ちなみに二重かずら橋の敷地内にキャンプ場があります。 こちらはテントサイト
炊事場。 料金は860円(かずら橋の通行料込み)、詳しくははちのすや阿波ナビを参照。
案内:国道(酷道)439号線沿い。「かずら橋」とは約30㎞離れてます。
料金:橋の通行料550円 (キャンプ代は通行料+310円の計860円)
バイク駐輪場:国道沿い、二重かずら橋入り口付近に駐車場あり(無料・四輪と共用)
◆見学時間
・4月~6月&10月~11月・・・8:00~17:00
7月~9月・・・7:30~18:00
定休日:12月~3月は冬季休業
所要時間:約40分
【訪問時期:2017年5月/最終更新:2020年5月】