相模原を代表する濃厚煮干しラーメン「六郷」

濃厚煮干しラーメンは確かに濃厚！

　JR相模原駅から南に進んで国道16号を抜けて、スーパー三和が入居している「グッデイプレイス」の周辺エリアは、以前からラーメン激戦区として知られていて村田屋や長浜ラーメンなどもあるんですが、ここ数年はラーメン店も少しずつ撤退していたりして衰退気味。

　そんなかつてのラーメン激戦区で細々と営業しているのがここ、煮干し豚骨ラーメンの六郷です。
　「六郷」は相模原にある長浜ラーメンの六角堂と同じ系列の店です。　六角堂の長浜ラーメンは相模原にしては割と本格的な長浜ラーメンを出してくれていて美味しいので、こちらの濃厚煮干しラーメンにも期待できそうです。

　メニューは大体こんな感じ。　こってりな「濃厚煮干し豚骨」とあっさりめの「煮干し100％」の2種類のラーメンがメインとなっています。

　さらに、六郷では通常の替玉はメニューに無い変わりに、替玉+トッピングを色々加えた「和え玉」という上位互換的な替玉があります。　ご飯系に関しては通常の「ごはん」に加えて「しめご飯」なる上位互換もあります。

　と言うわけでスタンダードな濃厚煮干し豚骨ラーメン 800円を頂きました。
　あとランチ時間帯だけなのか、デカめの煮干しらしきものと、六角堂にもあった辛子高菜が無料でセルフサービスとなっていました。
　辛子高菜はともかく、デカ煮干しは気になったけど煮干しラーメン食うのにさらに煮干し食うんかい！　って思っちゃったので煮干しはスルーしちゃいました・・・

　肝心のスープは確かに煮干し感強めで超濃厚！煮干しの風味がこれでもか！とガツンと聞いていますが、ラーメンとしてもしっかりコクがあるスープで美味しいです。　豚骨スープとブレンドしているからでしょうか？
　煮干しスープはほぼ粉末状と言うかドロドロになっているので、粗挽きのようなジャリジャリとした食感は皆無だったのも良かったです。

　麺は固めに茹で上げられてコシのある細麺。　六角堂の超極細麺ほど極細って訳ではないと思いますが、　ちょうどいい細さ具合と低加水の麺なのでスープに負けず主張していて相性いいかなと。
　あとはレアチャーシューに凝っているのも特徴ですね。

　せっかくなので和え玉 200円も注文。　替玉に煮干し粉と刻み玉ねぎ、水菜、レアチャーシューの刻みがちょろっと乗っかった感じですね。
　濃厚ゆえにスープが麺に絡みつきやすいので、和え玉を注文する場合はスープの残り具合はちょっと注意した方がいいかも？

　そしてこちらはしめご飯 150円。　刻みネギと岩のりと鰹節&揚玉少々って感じで、通常のごはん100円に+50円でこれならアリかな？

　猫まんまのような、お茶漬けのようなものが完成しましたが、和え玉で〆るよりも「しめご飯」で〆た方が僕的には好きだったかも。　麺→麺よりも麺→ご飯の方が変化性があるからかな。

　ちなみに和え玉としめご飯の美味しい食べ方はカウンターに張られているので、ラーメンを待っている間にサラッと見ておきましょう。

　と言うわけで、おそらく相模原市内ではトップクラスに美味しい煮干しラーメン店です。
　しいて言うなら、通常のラーメンの量は気持ち少なめなので、和え玉やしめご飯を追加で頼むと1000円前後行ってしまうのでちょいと高くついちゃうかなと。

　けどまぁ一杯800円弱するのも納得なくらい、大量の煮干しを使っているっぽいのでそこはその値段くらいするのかなと。

　ちなみに六角堂系列のスタンプカードも使えるので、日替わりトッピングサービスもあったりします。　六角堂ユーザーなら是非行ってみましょう。