今さらながら「さわやか」の”げんこつハンバーグ”を紹介したい

静岡に来たなら一度は食べてみたい「ご当地ハンバーグファミレスチェーン」

　当ブログ、旧ブログ時代を含めると14年くらい続いているツーリングブログですが、いまだに「さわやか」についての記事は出していなかったんですよね。

　と、言うのもワタクシは現･神奈川県在住で以前は関西に居住していましたが、そもそも生まれ育ちは静岡県西部という事でして、物心ついたころから「さわやか」を食べて育っていた経歴から、今でも「さわやか」を食べたとしても、あまり特別感は無かったから紹介しなかったのかなと。

　とはいえ、関西や神奈川に住んでからはさすがに食べる機会がめっきり減ったという事もあり、今回は改めて静岡のローカルファミレスチェーン「さわやか」について、軽く紹介したいと思います。

　今回訪れたのはさわやか 浜松篠ケ瀬店。　国道152号沿いにあり、車･バイク勢からすれば比較的アクセスが良い店舗の1つでございます。

　そもそも「さわやか」はハンバーグをメインとしたファミレスで34店舗展開しており、静岡県西端の湖西市からほぼ東端の御殿場市までと全店舗静岡県内で完結しているご当地チェーンというのが特徴。(熱海･伊豆地方には無く、函南店が直近)

　いつからか爆発的に話題になりまして、GWなど長期連休などシーズン時は8時間待ちの店舗もあるという狂気の沙汰としか思えないほどバズってております。
　とは言え、比較的混雑するのは静岡県東部の店舗や駅から徒歩圏の店舗、高速インターや主要国道沿いの店舗でして、店舗数の多い静岡県西部、特に浜松･磐田市内では混雑時でも数分～数十分程度の待ち時間で入れる店も点在しています。
　ここ浜松篠ケ瀬店は浜松ICから車で8分程度、国道152号沿いというアクセスの良さからあまり空いている店舗ではないですが、それでも平日ランチ時の訪問で20分待ち程度で入れました。

　ちなみに待ち時間ですが、入店後に発券機で整理券を受け取れば呼び出し時間まで外出してもいいという仕組みなので、仮に8時間待ちでも8時間店の周りで待つ必要はないです。
　その代わり、予約やネット事前受付などは皆無なので必ず一度店舗に立ち寄る必要があります。

店内の雰囲気、メニューなど

　店内はいかにもファミレスと言った感じでテーブル席オンリーで、お一人様には少々居づらいかもしれませんが、まぁお一人様難易度が高い訳でも無く。　ガストなど有名ファミレスチェーンに1人で行ける人なら問題ない雰囲気です。

　さてメニューですが訪問日が2024年7月でして、さわやかは2024年10月に2割程度の値上げを実施しておりまして、画像に表示されている価格は旧価格となります。

　看板メニューは「げんこつハンバーグ」又は少しサイズダウンした「おにぎりハンバーグ」でして、ほとんどのお客さんがどちらかを注文しているかと。
　また、ランチタイムはハンバーグ単品価格で「ライス又はパン」「ランチスープ」が付いてくるのでかなりオトクかと。

　げんこつ･おにぎりハンバーグ以外にもいろんなハンバーグメニューやステーキなんかもあったりしまして…

　サイドメニューやデザート、ハンバーグ以外のメイン料理もあったりと、割としっかりファミレスっぽいメニュー構成となっております。

　個人的にオススメしたいのがさわやかのハンバーガーでして、専門店に負けないくらいのクオリティとボリュームがあって穴場メニューかなと。　げんこつハンバーグにちょっと飽きたらとか、そこまでお腹が空いてない場合はイチオシしたいですね。

げんこつハンバーグランチ 1375円

　ですが今回は初心に帰って(?) げんこつハンバーグランチ 1375円(当時)　にしました。　ランチタイムなのでライスとランチスープが付いてきました。
　ランチスープはベジタブルオンリーのコンソメスープで優しいお味でした。

　ハンバーグは最初は1つの大きな肉塊のような状態で運ばれて、目の前で店員さんが半分にカットして最終仕上げを行います。　写真は最終仕上げが終わった後でして、ソースがジュージューと音を上げています。

　ちなみにソースはオニオンかデミグラスの2種類あり、なんか両方頼む裏技があるだか何だかですが、多分静岡で生まれ育ったならオニオン一択以外ありえないと思います。おそらく、きっと。

　相変わらず断面撮るのがヘタですが、「さわやか」のハンバーグの特徴として、中がレア状態と言うのが有名ですね。

　ここ数年似たようなハンバーグを出す店が増えましたが、基本的にハンバーグのレアは食中毒リスクが高く一概にオススメはできません。
　が、「さわやか」に関しては厳重な管理･調理のもとレア状態で影響しているらしく、現に数十年30店舗以上で提供している実績からも一定の信頼を得ていると言っていいでしょう。

　似たようなスタイルでハンバーグを提供するファミレスで言えば、北関東ローカルチェーン「フライングガーデン」や愛知県発祥「ブロンコビリー」や全国区の「ビッグボーイ」などいくつかありますが、個人的には「さわやか」のげんこつハンバーグが一番レア状態で超粗挽きで肉々しい食感が味わえると思います。

　表面のしっかり焼きあがった肉と半分レア状態の肉、それぞれ違った食感で美味しいですし、何より粗挽き状態のオニオンソースがホントにさわやかのハンバーグに合っていて、さすが全国区で有名になるレベルはあるかなと思います。

良かった点･気になった点/詳細など

　そんな訳で久しぶりに食べた懐かしの味でして、さすがに値段が昔と比べて上がったなーと感じましたが、まぁそれもしょうがないですしね。

　あとは混雑時間帯をいかに回避していかに空いている店舗を探すかによりまして、ありがたいことにリアルタイムの待ち時間が店舗一覧のページに表示されているのでこれを参考にしてさわやかに行ってみるといいでしょう。