コロナを経て以前より変更あり?
思いつき的なツーリングだったのでホテルは事前に予約しておらず、安い所をザっと探したんですが見つからなかったので、今回は久しぶりに快活クラブのナイトパックで1泊したいと思います。
思えば日本縦断やロングツーリングをしてた時代はもっぱらお世話になった「快活クラブ」ですが、今となっては中々そんなことも出来なくなってしまいました。 今回はホント久しぶりの快活泊ですね。
今回利用したのは名古屋市の西隣に位置する「あま市」の快活クラブ甚目寺(じもくじ)店でございます。
平日22時過ぎ頃の入店ですが、駐車場は8割がた埋まってるくらい繁盛していました。
ちなみに以前も快活ナイトパックの記事を上げたんですが、こちらはもうコロナ禍前という事なので今回は、コロナ禍前と比べて何か変更点があったのかも見ながら泊まってみました。
料金は以前より値上げ。ブースと個室の価格差でばらつきあり
まずは快活クラブ甚目寺店の価格表(2024年12月時点の平日料金/HPより抜粋)を見てみましょう。
今回利用する予定の「鍵付完全個室」は8時間ナイトパックで2110円と以前に比べてやや値上がりしてはいますが、昨今の情勢を見ると許容範囲なのかなとも思えます。
ただ、ブース席が2000円に対して鍵付完全個室が2110円と差額が110円しか違わないので、それだったら個室一択なんじゃないかな?と思いました。
が、他の店舗も調べてみるとブースと個室の価格差が店舗によって110~400円程度バラつきがあったので、利用したい店舗の料金表はチェックしておくべきかなと。
「防音」表記は無くなったが前回同様クオリティの「鍵付完全個室」
受付で鍵付完全個室のフラットシート席を希望して、カードキーを貰って完全個室専用エリアに入ります。
席は前回同様、1畳程度のレザー調のマット席となっており、特に変わったポイントは無く、まるで個室ビデオの席みたいな感じとなっています。
パソコン上の棚が広く、ツーリングで小物が多いライダーでも十分なほど荷物スペースが確保されていました。
コンセントも十分に設置されていて充電も非常にしやすいです。
空調も前回と同じ全館一括空調でして、風量の強弱だけつまみで調整できるようになっています。
壁掛けのハンガーも2つあり。 ちなみに以前は「鍵付防音個室」だったのが今は「鍵付完全個室」と、いつの間にか”防音”表示が無くなっていますが、防音性能的には以前と変わらず、そこそこ防音性能はあるが足音や話し声は少し聞こえるくらいでした。
レザー調の座椅子とクッションもあり。 座椅子は使い勝手微妙すぎて寝るときはドアらへんに立てかけて寝ています。
セルフ貸し出しのブランケットは薄手の毛布並にかなり大きく、足までギリギリ収まるくらいの大きさでした。 あとはクッションと言う名の四角い枕も必需品。
ちなみに個室の広さは身長176㎝のワタクシが真っすぐ寝てマット内にギリギリ収まるくらい。 ブース席だと対角線上に寝ないと頭か足が壁に当たってたんですが、個室はもう10~20㎝以上奥行きがあるのだと思います。 ただ今回利用してみて思ったのが、レザー調のマットだと背中が蒸れて不快感であまり寝れませんでした。
いやいや、若い頃はネカフェどころか野宿でも体力全快だったもんですが、やはりベッドか布団じゃないとぐっすり寝れないトシになったのかもしれませんなぁ…
シャワーは変わらず無料だがフェイスタオル無し。混雑する機会も増えた気が
お部屋はそんなもんで、次はシャワーに向かうとします。
快活のシャワーは一部店舗では有料化の動きがありますが、郊外店舗ではいまだに無料の店舗が多く、ここ甚目寺店も無料で使えるシャワーブースが2か所設置されています。
ただ、以前はフェイスタオルとバスタオルが無料の店舗がほとんどでしたが、現在はタオル有料か無料タオル実施店舗でもフェイスタオルは置いていない店舗がほとんどとなっています。
タオルを使いたい場合は持参するか店舗で購入することになりますが、当ブログはあくまでツーリングブログ。 ツーリングライダーならタオルの1枚2枚は標準装備しているので問題ない…よね? 快活のシャワーは無料で使える割には脱衣所も広く、シャワーブースも普通に使いやすくてキレイなのでホントにオススメでございます。
甚目寺店はタオル使い放題店舗なので、脱衣所内にバスタオルが置かれています。
シャワーブースも割と広めのユニットシャワー。 リンスインシャンプーとボディーソープは設置されています。
そんな訳でタオルはともかく、無事無料で使えた快活シャワーですが、最近は「30分料金でシャワーだけ入る」謎ライフハックが流行った(?)からか、2~3人程度順番待ちが発生してる事もよく見かけます。
実際、22時過ぎの利用時で並んでいなかったものの、シャワーを出たら3人ほど待っているほどでした。
また、シャワーブースは男女共用というのもどうなんでしょうねぇ。 相模原中央店は男女別のトイレ(兼化粧室)内にシャワーブースがあって完全に分かれてるのですが、そういう方式の快活の方が少ないかもですね。
朝ポテトは無くなったが朝トーストは健在
さて、翌朝になりましてそろそろナイトパック終了の時間ですが、朝6時からの無料朝トーストにギリ間に合いそうなので急いでかぶりつきに向かいます(笑)
以前は朝トーストに加えて、朝ポテトも無料だったんですが、2022年頃のポテト不足問題を境に終了してしまいました。 あのポテト、マックより好きだったんだけどなぁ。。
まぁそれでも無料トーストは健在なので、サクッと食べてから出ていくとします。
ドリンクバーとソフトクリームも以前と変わらずかな? 個人的には朝トーストとソフトクリームを合わせて劣化シロノワールのようにして食べるのが好きです。
ちなみに、「鍵付完全個室」内は”快活で入手した飲食物”はドリンクバーを含み一切持込禁止(店舗外の飲食物は持込可能)ということで、完全個室の入口前にある隔離テーブルでモソモソ食べなければいけません。
なんだろうな、ココで食うと何かむなしくなるんだが… 寂れたコンビニのイートインでメシ食うのと似た気分になります。
結論「改悪したが旅先ではまだ必要」
そんな訳で久々の快活泊でしたがどうなんでしょうかね?
ネカフェのシートで熟睡できなかったのはもうトシだからとして、「値上げ」「無料フェイスタオルの廃止」「朝ポテト廃止」など改悪点ばかり目立った気がしました。
が、個人的に一番気になったのは、以前は全国ほとんどの店舗で統一化していた料金・サービスが、店舗や地域によって露骨に差が出始めた点でしょうか。
駅前店や大都市圏は値段は高くサービスも廃止&有料化が激しく、かといって地方の店舗でも料金やサービスの有無にバラつきが見られます。
完全個室orブース席なのか、シャワーに入りたいのか、朝食は欲しいのかなど、その時自分が求めているニーズに合った快活の店舗が近くにあるのかで、利用する店舗が変わってくるかもしれまないので、利用する前にしっかり各店舗のページを確認するといいでしょう。
◎鍵付き完全個室がブース料金+110円で利用できる(甚目寺店ナイトパック利用時)
〇無料朝トーストは健在、ドリンクバーにソフトクリームマシンも
・郊外店舗も多いので無料駐車場併設も多め
△完全個室内に快活の飲食物一切持込禁止
・シャワーが混雑する機会多め
・空調が全館一括空調で調整が難しい
料金:8時間ナイトパック(鍵付き完全個室)2110円など
・土日祝は各パック料金に+220円
バイク駐輪場:無料駐車場あり/店舗入口前に若干の駐輪場(自転車と共用)
営業時間:24時間
・ナイトパックは22:00~翌4:00内の入店から8時間
・無料トーストは6:00~10:30
HP:快活CLUB/甚目寺店
【訪問時期:2024年7月/最終更新:2024年12月】
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