ちょっとした登山?奥三河の秘境「乳岩峡」に行ってきました

その他旅記録
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動きやすい靴と服装は必須!ハシゴありのちょいガチめハイキング

 さて、食べてばっかのツーリングもなんだかなと思ったので、前から気になっていた愛知県の奥三河にあります「乳岩峡(ちいわきょう)に立ち寄ってみました。

 乳岩峡は標高670mの凝灰岩で出来た岩山で国の名勝にも指定されています。
 新城市の山奥にありますが、新東名から接続している無料高速の三遠南信道を使えば割とアクセス良好な秘境となっています。

 そんな訳で三遠南信道を使ってサクッと乳岩峡に向かいましたが、どうやら乳岩峡の登山道と駐車場はちょっと離れた所にあるそうでして、ナビを最寄りの駐車場に変更。

 そんな訳でこの辺一帯の唯一の公共駐車場の小滝橋駐車場にバイクを停めます。 四輪換算で大体50台程度停められそうなスペースですが、平日でも昼頃に訪れたらほぼ満車状態でして、意外と登山やハイキング客が訪れるようですね。

 とりあえず駐車場から県道を逆戻りして乳岩峡の入口まで歩いて行きます。

 そもそも乳岩峡までのルートなんですが、まず駐車場から乳岩峡の散策コース入口まで約1.7㎞徒歩約23分かかります。

 そこからさらに乳岩峡のハイキングルートをサクッと散策するだけでも往復60分以上はかかるそうなので、乳岩峡を散策するなら最低でも2.5~3時間は見積もった方がいいですね。

 そんなこんなで長ーいアスファルトの道を進んでいったら、ようやく乳岩峡ハイキングルートの入口にたどり着きました。
 どうやら以前はここまで車で乗り付けれたっぽいですが、現在は徒歩か自転車のみとなっているっぽいですね。

 さて、ここからはほとんど舗装されていないハイキングルートとなっていまして、序盤はゴツゴツとした岩肌の上を歩く爽快な渓流コース。

 少し歩くとすぐにハイキングっぽい獣道のような山道をひたすら登っていくルートとなっています。
 序盤は傾斜はさほどではないですが、所々どこを歩けばいいのかわからないくらい荒れている所もあるので要注意。

 道中ぬかるんでる部分も多いので、最低でもスニーカー以上の動きやすい靴は必須となります。

 道中はいかにもハイキングコースらしく大自然に囲まれた綺麗な渓流の景色を見て楽しむことができます。 7月頃に行ったのも緑が綺麗でよかったかもしれません。

 さぁそんな渓流コースも15分ほど歩いて行きますと少しずつ傾斜が急な階段が出始めて、乳岩一周コースへと入っていきます。

 乳岩コースはグルっと1周する登山道コースとなっていて、急な斜面の上り下りを経て1周20分程度で巡ることができます。

 ここから先は階段と言うか、もはやはしごのような急な階段をしっかりと掴みながら登っていく箇所が多くなってきます。

 うーん、これは登山感覚ならまだ初心者向けかもですが、少なくともツーリングの寄り道感覚で行くレベルじゃないですね。

 動きやすい靴に加えて、岩肌やはしごを掴むので薄手の軍手もあれば持っていくといいかもですね。

 

 そんな断崖絶壁のはしごを登った先にあるのが通天洞と呼ばれる景勝地。 巨大な岩石の隙間を縫うように進みます。

 さらに岩山を登っていくとたどり着くのが通天門。 アーチ状の岩石の隙間から見える青空がここまでの疲れを吹っ飛ばしてくれました。

 通天門を過ぎてからはようやく下りがメインとなりまして、上りよりはちょっと緩やかな?階段や登山道を降りていきます。

 で、道中鍾乳洞に進む分岐があって、どうやらこの「鍾乳洞」方面へ岩山を登った先に乳岩峡一番の絶景ポイントがあったんですが、あろうことかスルーしてしまいました。

(キラッと奥三河観光ナビ様より)

 いやいやいや、この景色が見たくてここまで来たんですが、もうヘロヘロで上り方面はもうイヤだったのかもしれません…
 強いて言えば「通天洞」など似たような景色を先に見てしまったので、絶景ポイントはそっちの事だろうと勘違いしていたのと、単に「鍾乳洞」ってだけしか案内板に記されてなかったので、イメージが掴みにくかったのかと。 あと単に分岐で道に迷ってたってのもあります(笑)

 とはいえ、これだけガチめなハイキングをしたのは久しぶりでして、いい経験になりました。
 一番メインのポイントを逃してしまったのでリベンジあるかもですが、時間と体力的に厳しいかも?

◎三遠南信道鳳来峡ICからバイクで約4分とアクセス良好
◎通天門や鍾乳洞などダイナミックな岩山の景色が見られる
◎道中の渓流もエメラルドブルーの綺麗な景色が続いている
〇断崖絶壁のはしごなど、ちょっとした登山気分を味わえる
〇無料駐車場あり
・乳岩峡入口地点にトイレあり
△駐車場から往復3時間以上はかかる
△駐車場から乳岩峡入口までやや離れている(徒歩約23分)
△ツーリングの寄り道にしてはハードル高め、最低でも運動靴やスニーカー・登山靴推奨
・道中の案内板が少々わかりにくい
・駐車場は平日昼頃にはほぼ満車状態
 
◆ 乳岩峡 ◆
案内:三遠南信道鳳来峡ICから国道151号東栄方面へ、300mほど進み県道424号線「鳳来湖・乳岩」方面へ
料金:散策無料
バイク駐輪場:駐車場は乳岩峡方面ではなく県道424号線を進んだ先にある「小滝橋駐車場」のみ。四輪換算約50台程度/無料/四輪と共用【地図】
見学時間:自由(日没2.5時間前以降の登山は控えるようにとのこと)
所要時間:最低2.5~3時間程度
参考HP奥三河観光協議会「キラッと奥三河観光ナビ」/乳岩峡
【訪問時期:2024年7月/最終更新:2024年12月】
★Googleマップで【乳岩峡】を見る★

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