道の駅併設の列車ライダーハウス
道の駅「おこっぺ」は国道239号線沿いにある道の駅で、オホーツク沿いを通る国道238号線からも簡単にアクセスできる位置にあります。
道の駅としては標準的な休憩所や売店や軽食屋さんが入っているほか、ここは1989年に廃線になった旧名寄本線興部駅があった場所なので、鉄道公園広場として綺麗に整備されています。
そんな公園の広場に、2両の列車が停まっています。
この列車は廃線になった旧名寄本線で使われていたディーゼル車で、そのうち1両が休憩所、もう1両が旅人のための簡易宿泊所になっています。
この列車ハウスの正式名称はルゴーサエクスプレス。
知床・斜里・稚内出発の際のライダー、または網走出発のチャリダーにとっては距離的にちょうどいい場所にあるので、大変重宝する列車ハウスです。
宿泊車両の内部 ちゃんと横になって寝られるよう改装されています。 これで大体10人程度は収容できるかと思います。
もう一つの車両はほとんど当時のまま残されています こちらの車両での宿泊は原則禁止、この車両はあくまで誰でも気軽に利用できる休憩所兼雑談所になっています。
北海道ではちょくちょく見かける列車ハウス。 他のところでは料金を取ったりするところもありますが、ここはなんと無料です。
興部町が管理、維持しているので、この列車ハウスを利用した際には町内で食べ物を買ったりして、町に貢献してあげてください。
その他情報
◆ライダー、チャリダー、ヒッチハイク等、誰でも利用できます。
◆予約不可、基本的に先着順です。シーズン時、雨天時は早く来ないと泊まれない可能性あり
◆受け付けは18時までに道の駅のインフォメーションセンター(有人)で宿泊名簿を記入。 18時以降は24時間開放のトイレ兼休憩所に宿泊名簿が置いてあるので各自記入。
◆近くにAコープ(19時閉店、日曜18時閉店)あり、数百m以内にセイコーマート&ローソンあり
◆徒歩約3分で銭湯あり(440円/17:00~21:00/日曜休み)※地図を見る※
◆稚内方面へ約10km走ると日の出温泉あり(日帰り入浴500円)。
◆翌10時までには退出、日中は鍵を閉めるので荷物の取り置き不可
◆寝具が3つほどありますが、あまり清潔感は無いです。要寝袋
◆周囲は住宅地。夜に管理人はいないので、宿泊者同士が責任持って行動してください。
あと、列車ハウスは思ったよりも冷え込みます。周りがほぼ金属だから冷やされるのかな? 建物内だから・・・と思って油断すると風邪引くかも。
料金:宿泊無料
バイク駐輪場:無料,四輪と共用
※道の駅の駐車場の他に、列車ハウスのすぐ近くにも公園用駐車場(無料)があるので、宿泊するならそちらのほうが使い勝手がいいです。
開設期間:5月頃~10月頃
チェックイン/アウト:16:00~/~10:00
HP:道の駅「おこっぺ」
参考HP:はちのす/ルゴーサエクスプレス
TEL:0158-82-2385(道の駅おこっぺ)
※予約不可
【訪問時期:2007~2017年に数回/最終更新:2019年3月】
★Googleマップで【道の駅 おこっぺ(列車ハウス)】を見る★
※地図は列車ハウスから一番近い駐車場を指しています。道の駅のみ利用の場合、宿泊前に受付する場合は現地の案内板通りの駐車場の方が便利です。
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