【走】 日本海オロロンライン ★★★★★ 【天塩町~稚内市区間】

北海道【道北】
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道北を走るなら絶対に外せない絶景ロード!

2022年6月更新:ツーリングマップル北海道担当の小原信好さん(Hokkaider/ホッカイダー)のTwitterによると、オロロンラインのランドマークである「オトンルイ風力発電所」は2023年4月より撤去され、新たに設置される風力発電機は現在よりも大きいものが5基との事です。
 その為オロロンライン沿いにズラリと並ぶ風力発電の景色は2022年度を以って見納めという事になりそうです。

 日本海オロロンラインは広義には小樽市から稚内市までの日本海を走る複数の国道と道道の総称ですが、ツーリング雑誌やライダーの間では主に天塩町から稚内市までの道道106号線の区間の事を指します。 北海道ツーリングでは1,2を争うほど人気の道路であり、果てしなく続く直線の道筋と一直線に並ぶ風力発電、利尻富士をバックに眺める日本海など、北海道らしさを凝縮した絶景道路です。西側は利尻島や礼文島が見える日本海 東側はサロベツ原野が広がっています。 サロベツ原野もオロロンラインとはまた違う広大さがあるので、併せて行ってみるのもおススメです。

電柱もガードレールもない、湿原と日本海に挟まれた地平線の見える快走路で、天塩側には28機もの風力発電の風車が一列に並ぶオトンルイ風力発電所があります。 これは稚内方面から南に向かってオロロンラインを撮影したものですが、道のはるか彼方にオトンルイ風力発電所が見えます。 で、見えはじめてから約25㎞走ってようやく風車の下にたどり着きます。 走っても走っても風車が近づいてこない蜃気楼のような感覚を味わえるのは日本でここくらいだと思います。 ちなみにオトンルイ風力発電所は天塩町から道道106号線に入るとすぐにたどり着けます。

そしてようやくたどり着くオトンルイ風力発電所 オロロンライン上から見るオトンルイ風力発電所は北海道ツーリングの定番写真の一枚。 ぜひ写真に収めておきましょう。

 また、サロベツ原野パーキングにトイレもあるので、道中では貴重なトイレ休憩もできます。

この風車の根元まで続く砂利道が風車との間に数ヶ所あります。 巨大な風車が道沿いに一列に並んでいる姿は圧巻です。

 さらに2019年に再訪してみると、より風車に近い場所にちょっとした駐車スペースを発見。  上記のサロベツ原野パーキングのすぐ向かいあたりの細い道を進んだところで、この看板が目印。 穴場の駐車スペースなのでより間近にバイクと風車のセットの写真を撮りたいならこの駐車場を目指して行ってみるといいかも。※地図※

オロロンライン寄り道スポット

◆道道106号線沿い夕日が丘パーキング

 道道106号線沿いですが、オロロンラインの北限、稚内市街へ陸側に向かう道道106号線と、引き続き海岸線を通ってノシャップ岬に続く道道254号線との分岐付近にあります。 オロロンラインからも利尻島は望めますが、夕日が丘パーキングは少し小高い坂道の途中にあるのでオロロンラインの海岸線を含めた全景が見られます。

★Google マップで【夕陽が丘パーキング】の地図を見る★

◆北緯45°モニュメント

 その名のとおり北緯45°の位置に立てられたN字の記念碑。 記念撮影に最適、それ以上でも以下でもない立ち寄りスポットです。 オロロンライン沿い、パーキングシェルターが目印です。

 2019年に再訪してみたんですが、右下の白い看板の部分が劣化で読めなくなっていました。 あまり手入れされていないっぽい?

★Google マップで【北緯45°モニュメント】の地図を見る★

◆ 道道106号線 (オロロンライン) ◆

案内:道道106号線天塩町~稚内市の区間、迷うことは無いでしょう。
料金:通行無料
バイク駐輪場:所々に退避レーン、パーキングあり
該当区間距離:約64㎞(天塩~稚内)
交通規制等:特になし。年末年始の宗谷岬アタックでも(装備万全なら)定番のルートの1つです
【訪問時期:2007~2017年に数回/最終更新:2022年6月】
★Google マップで【道道106号線オロロンライン】の地図を見る★
※マーカーはオトンルイ風力発電所近くのサロベツ原野パーキングを指しています

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