【撮】 十和田湖 ★★★☆ 【青森県十和田市/秋田県小坂町】

東北地方
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奥入瀬渓流の原流でもある二重カルデラ湖

 十和田湖は青森・秋田両県にまたがる湖で、面積約61.1㎢は全国12番目、最大水深約327mは全国3番目を誇ります。 日本有数の渓流美でもある奥入瀬渓流の原点でもあり、青森・秋田県ではもちろん、東北を代表する湖の一つです。

 十和田湖をぐるりと周る国道102号や103号からは緑のトンネルが続きます。 森の中から時折見せる十和田湖が幻想的な気分にさせてくれます。
 十和田湖の周りを通る国道は湖畔近くにもかかわらずグイグイと標高を上げる峠道が多いので、発荷峠展望台御鼻部山展望台など、十和田湖を見下ろす展望台がいくつか点在しています。そんな展望台を巡りつつ十和田湖を一周するルートもいいかもしれません。

 十和田湖の南側に中山半島と御倉半島の2つの大きな半島がありますが、その内の中山半島の湖畔には、十和田湖のシンボルとも言える「乙女の像」があります 高村光太郎作、乙女の像
 国立公園指定15周年を記念して建てられた一対のブロンズ裸婦像です。
 同じく東北にある田沢湖のたつこ像とごっちゃになりそうですが、こちらの乙女の像にも多くの観光客が立ち寄る人気スポットになっています。

 乙女の像周辺は穏やかな浜辺をつづる散策路 散策路を歩きながら、十和田湖の落ち着いた風景と変わった奇岩を眺めながらの散歩をしたりと、十分に楽しめるようになっています。

 乙女の像のある中山半島は十和田湖を巡る遊覧船を初め、お土産屋やホテルも多く十和田湖のレジャースポットとして賑わっているエリアです。

 この乙女の像から少し陸側へ歩いたところに十和田神社があります。 これは十和田神社正面口から。乙女の像からも遊歩道が整備されています。

 十和田湖畔とはガラッと違う雰囲気が漂います。
 十和田神社は鎌倉時代以前から修験僧徒の修行場として知られ、現在は日本武尊と湖の主である南祖坊を奉っています。

 十和田神社より断崖を鉄のはしごで降りたところに「占場」と呼ばれる湖畔があり、十和田神社から「おより」をもらい、それを湖に浮かべて沈むと願いが叶い、沈まなかったら叶わないと言われています。
 ・・・が僕は当時そんなことは知らなかったので行ってないです。 今度はぜひ行ってみたいぞ・・・

 十和田湖へ立ち寄るならぜひ十和田神社と乙女の像を抑えつつ、時間がある限り散策してみるのがオススメです。

◆ 十和田湖 ◆
住所:青森県十和田市十和田湖
国道102号・103号・454号からアクセス可能

料金:散策無料
バイク駐輪場:十和田湖畔沿いに駐車スペースはあまり無く、十和田湖観光のメインとなる乙女の像周辺には有料の駐車場がいくつか整備されています。
・休屋北駐車場【地図】と休屋南駐車場【地図】はいずれもバイク1日200円

所要時間:約60分

HP:十和田湖国立公園協会

【訪問時期:2013年6月/最終更新:2020年11月】

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