【撮】 平泉・中尊寺 ★★★ 【平泉町】

東北地方
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2011年に世界文化遺産に登録

 平泉町内には、平安時代に奥州藤原氏が栄えた頃の寺院や遺跡が多く残っています。 そのうち5件が2011年に世界文化遺産に登録されました。

 世界遺産に登録された「平泉」は正確には「平泉 – 仏国土(浄土)を表す建築・庭園及び考古学的遺跡群」となり、平泉町に数ある寺院や遺跡の中で世界遺産に登録されたのは中尊寺・毛越寺・観自在王院跡・無量光院跡・金鶏山の5ヶ所です。

 その中でも一番有名なのがこの中尊寺です。 中尊寺本堂。 この本堂自体は幾度の火災に遭い、現在建っているのは明治時代の1909年建造したものです。

 中尊寺は西暦850年の嘉祥3年に比叡山延暦寺の高僧慈覚大師の円仁が開いたのが始まりとされています。
 中尊寺本堂の他、金色堂や経蔵などを初め3000を越える国宝や重要文化財が眠る、平安時代の東北の現す寺となっています。

 この中尊寺本堂にて御朱印を頂きました。 中央にただ一つ書かれた梵字が印象的な御朱印。 どういう意味なんだろ?
 他にも金色堂や他のお堂でもこれとはまた違う御朱印を書いてくれるそうです。

 中尊寺金色堂。 外から見えるこの建物は覆堂で、この中に金色堂があります。
 中尊寺内にある金色堂は1124年に上棟されたもので、屋根部分を除きすべての部分を黒漆で塗られ、その上から金箔が押されていたりと、装飾性が非常に高い建造物です。
 この金色堂が中尊寺の中でも一番有名で、世界遺産 平泉といえば金色堂という認識があるほど知れ渡っています。

 中尊寺の散策道。 道の両脇にそびえたつ杉の木が歴史を感じさせます。

 中尊寺の中にいくつかお堂や神社がありますが、その中でも変わってたのが、峯薬師堂の絵馬。めめめめめめめ・・・ 絵馬の通り、目の御利益があるといわれているそうです。

 金色堂や本堂を越えて散策道をさらに奥へと進むとなにやら能の舞台が 白山神社能舞台と言うそうで、これも重要文化財に指定されています。

 お寺に訪れて能の舞台とかに出くわしたりはあんまりしないのでちょっと感動。 金色堂へ入るには料金がかかりますがそれ以外は無料で散策できるので、あまり歴史に興味がない人でも参拝しに行く価値は十分にあります。

◆ 中尊寺(ちゅうそんじ
住所:岩手県西磐井郡平泉町平泉衣関202
料金:中尊寺参拝無料/金色堂・讃衡蔵・経蔵・旧覆堂の拝観料800円
バイク駐輪場:第一駐車場【地図】&第二駐車場【地図】にてバイク受け入れ可。二輪50円
拝観時間:3月~11月3日…8:30~17:00
・11月4日~2月…8:30~16:30
・10分前に拝観券発行を終了します
所要時間:30~60分
HP中尊寺
【訪問時期:2013年6月/最終更新:2020年12月】
★Googleマップで【中尊寺(駐車場)】を見る★

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