三陸海岸を代表する景勝地
浄土ヶ浜は宮古市の沿岸部、険しいリアス式海岸の続く三陸海岸にある景勝地です。
この浄土ヶ浜という名称は1681~1684年頃に曹洞宗の霊鏡竜湖が「さながら極楽浄土のごとし」と感嘆したことから名付けられたそうです。 その言葉通りの青い空に映える林立する白い奇岩の景色はどこか異世界のような感じがします。
訪問当時(2011年)は震災の影響もあり、第3駐車場【地図】しか使えず浄土ヶ浜まで10分ほど下り坂を歩く必要があったんですが、現在は遊覧船やビジターセンター寄りの第1駐車場【地図】や浄土ヶ浜パークホテル近くの第2駐車場【地図】も利用できるので、目的の場所と混雑具合を考えて駐車場を選ぶのもアリです。
また、夏季シーズン時や4~10月の土日祝には各駐車場と浄土ヶ浜レストハウスやビジターセンターを巡回する無料バスもあるのでそちらを利用する手も。 途中から見えるきれいな三陸海岸と、津波で壊された?防波堤の跡らしきコンクリートの塊
第3駐車場近くの道からひたすら下りきると、すぐ目の前が浄土ヶ浜のメインスポットとなります。 浄土ヶ浜。 一風変わった奇岩が立ち並ぶ浄土ヶ浜 三陸の名勝だけあってどこか神秘的な光景です。
この鋭く尖った岩は約5200万年前に形成された流紋岩が長年の荒波にもまれて削られたそうです。
散策道は浄土ヶ浜からさらに先、浄土ヶ浜ビジターセンターまで続いています。 当時は震災の爪痕が残っていて立ち入り禁止だったので行けず終い。 時間があればぜひ。
東日本大震災の津波により被災した浄土ヶ浜レストハウス。 このまま閉鎖してしまうのかと心配していましたが、2012年7月に営業を再開しました。 2007年ツーリングマップルによると生うに丼がオススメだとか。 今でも食べれるのかな?
浄土ヶ浜は知名度はもとより、景色も三陸海岸を代表するだけある見ごたえバッチリな景勝地です。 散策時間はちょっとかかるものの、ツーリングで通るなら抑えておきたいところです。
料金:無料
バイク駐輪場:無料,四輪と共用
第1から第3までの駐車場あり、いずれも無料/四輪と共用
所要時間:約60分
HP:宮古市HP観光情報 浄土ヶ浜
【訪問時期:2011年10月/最終更新:2020年11月】
★Googleマップで【浄土ヶ浜第1駐車場】を見る★
↑ビジターセンター最寄り。他に第2【地図】・第3【地図】あり
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