大きくて真っ白な「あおもり犬」が人気の美術館
青森県立美術館は青森市の三内丸山遺跡の隣にある美術館で、棟方志功や工藤甲人や寺山修司など主に青森県を代表する芸術家を中心とした作品を展示されています。
建物や敷地もとても前衛的な造りをしていて、さながら建物自体が現代美術の1つのようになっています。 もちろん有料の展示物がメインですが、無料で散策できる範囲も広く充実しています。
そんな青森県立美術館の屋外には”あおもり犬”と言う、有名な犬の作品が展示されています。 しかも「あおもり犬」は屋外の連絡通路を使えば無料で見学できます。 ただし、あおもり犬は建物後方にある上に、かなり複雑なルートを歩かなければいけないので、パッと散策しただけではたどり着けないかも。 あおもり犬までの案内用紙をゲットしたり、係員に聞いてみた方が無難でしょう。
まずは1階総合案内エリアからエレベーターで地下2階に降りて屋外へ。
コンクリむき出しの無骨な階段を上ったり下りたり・・・
コンクリの壁に挟まれた狭い道を通れば・・・
ようやくあおもり犬の登場です!でけえ!!!
前かがみでうつむいて、全てを悟っているような、どこかものかなしげな表情をしたいる真っ白な犬。 地上に出ている部分は上半身のみで、手足も地面の中に埋まっています。 かわいい・・・と言うよりはちょっと怖い?
高さは8.5mもあるこの「あおもり犬」は青森県出身の彫刻家 奈良美智氏が手掛けた作品。 今では美術館の有料展示物よりも「あおもり犬」の方がSNSなどで話題となっているほど有名なキャラクター(?)となっています。
手前にはあおもり犬のエサらしきオブジェがあって、こうして見ると「待て」としつけられているみたいでちょっとかわいい(笑)
そんな感じで、僕も「あおもり犬」を見ることがメインだったので中の展示物は見てないんですが、「あおもり犬」のインパクトが強すぎるので、「あおもり犬」だけでも見に行く価値は十分あると思います。
話題の物好きかつネタスポットが好きな人には超オススメです。
料金:常設展510円(あおもり犬など、一部作品は見学無料)
バイク駐輪場:四輪用駐車場の一部区画にバイク専用駐輪場あり。無料
営業時間:入館は閉館30分前まで
6月~9月…9:00~18:00
10月~5月…9:30~17:00
定休日:第2・第4月曜日(祝日の場合は開館、翌日休み)、年末年始
所要時間:あおもり犬のみで約40分
備考:あおもり犬連絡通路は冬季閉鎖(初降雪~4月中旬)となります
HP:青森県立美術館
【訪問時期:2017年9月/情報更新日:2020年10月】
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